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はじめの一歩を踏み出すこと

あなたに知ってほしいことがあります。
はじめの一歩を踏み出すことです。

僕の目的はチャレンジすることでした。
でも最初の一歩を踏み出すのはなかなか難しいですよね。

ワーキングホリデー出発前に僕は
どんなに間違っていようと
出川イングリッシュを見習って話かけよう!と決意しました。

でも、スタートはダメダメでした。
せっかくのチャンスを2つ無駄にしました。

1つめのチャンスは飛行機を待っているときでした。
飛行機の到着を座って待っていると、隣に外国人が座ってきました。彼は、スマホを取り出しラグビーを見始めました。完璧な偏見ですが、多分ニュージーランド人。
話題はたくさん思い浮かびます。

・今のすごいプレーだね!
That play is very good!!!
・どこから来たの?
Where are you from?
・名前は?
What's your name?

中学生でも分かる内容の英語です。
でも僕は、

・通じなかったらどうしよう
・返ってきた言葉が聞き取れなかったらどうしよう
・変に思われたらどうしよう


と思って何もできませんでした。

2つめのチャンスは飛行機の中でやってきました。
座席に座って離陸までの時間を待っていると、
隣の座席に陽気な外国人がきました。キャビンアテンダントさんと笑いながら会話するとてもフレンドリーな人です。しかもなんと東京に住んでいて日本語が喋れるっぽいのです!
さっきより話しかけるハードルはグッと低いです。
・フレンドリー
・いっつも笑顔
・おまけに日本語喋れる
それでも

・通じなかったらどうしよう
・帰ってきたことが聞き取れなかったらどうしよう
・変に思われたらどうしよう


と思って何もしませんでした。

3つめのチャンスです。
ん?無駄にしたチャンスは2つじゃないの?
そうです。僕はこのチャンスを掴みました!
3度目の正直です!

それは機内食の注文の時でした。
僕が乗ったのは国際線でしたが、日本からの出発だったので日本人の乗務員さんも乗っていました。副パイロットさんも日本人で、アナウンスが英語と日本語どちらも流れました。
僕の座席の担当はたぶん英語が話せる日本人の乗務員さん。僕よりも前の座席でも日本語と英語どちらの対応もされていたので、たぶんそうです。
僕は注文を楽しみにしていました。
強制的に英語を話せる
向こうから話しかけてくれる
パターン化された内容
楽チンです。

・通じなかったらどうしよう
・帰ってきたことが分からなかったらどうしよう
・変に思われたらどうしよう


なんて思う必要もない。
チャレンジはどうした?と言われそうですが、それでもきっかけになってくれればと思っていました。
でも対応は日本人。失礼だと思いますが、がっかりでした。
徐々に近づく日本人の乗務員さん。
心では、他の人に代わってほしいなぁと思ってました。
僕の前の座席までやってきました。まだ日本人。
僕の隣の陽気な外国人。まだ日本人。
僕の番。あぁもう無理や..... と思ってたときでした。
その乗務員さんが英語で聞いてきたのです!
戸惑いました。
乗務員さんもわかったのでしょう。日本語に言い直しました。
もっと戸惑いました。
思考時間3秒
僕の口からは英語が出てきました。
嬉しかった。英語を話せたことはもちろんですが、
日本語を選ばなかった自分が嬉しかった。

その後はせきをきった ダムのようでした。
トイレに行く時、隣の人に
I want to go to the restroom.
通路の汚れを見て
It's messy.
それを聞いてた陽気な外国人と
It's OK. It's OK. と言いながら笑い合う
いい気になって
トイレの近くに待ってた男性に
Are you waiting? とか言っちゃって
トイレは明らかに vacancy(空いている)なのに

最初の一歩はとても大変です。
ハードルが高かったら絶対に無理です。
僕のチャレンジもすごくすごく低かった。
「英語が喋れる日本人と英語でやりとりする」
正直、チャレンジと言えるかどうかも怪しいです。
でも、その最初の一歩が大きな勢いになることを僕は知りました。
どんなことでもいい。勢いがつくまで何回だってやっていいと思います。

実を言うと、1つめのチャレンジで出てきた多分ニュージーランド人の座席は僕の目の前でした。
あの時話しかけることができたら、飛行機でもっと盛り上がれたかもしれない。陽気な外国人とも最初から話せばもっと仲良くなったかもしれない。

たらればだけども、得られたであろう楽しい未来があるかもしれない。

ここまで読んでくれたあなたはきっと何かにチャレンジしようとしている、しているのだと思います。
僕もまだまだチャレンジしている途中です。一緒にチャレンジするきっかけ、あなたのチャレンジの力になれることを願っています。

人生一度きり!
Age is just a number!

読んでくださって
ほんとにほんとにほんとに
ありがとうございます

ゆうすけ

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