貧血
今回は貧血について書いていこうと思います!
まず貧血とは血液中の赤血球(特にヘモグロビン)が正常値より低い状態のことです。
貧血には種類が主にはこの5つに分けられます。
・鉄欠乏性貧血
・再生不良性貧血
・悪性貧血
・溶血性貧血
・運動性貧血
この中でも鉄欠乏性貧血と悪性貧血は栄養の不足で起こります。
鉄欠乏性貧血は読んで字のごとく鉄が足りないことて起こる貧血です。
鉄が足りなくなる主な原因は3つです。
・鉄の摂取量の不足
・鉄の損失
・胃の切除などによる不足
胃の切除をすると胃酸の分泌が不足してその結果鉄の吸収がしにくくなり鉄不足になります。
鉄の損失というのは、月経や潰瘍やガンなどによる消化器系の出血が原因で起こります。
月経は毎月あるため女性は男性に比べて鉄不足になりやすいです。
その為女性は男性に比べて鉄の摂取量を増やさないといけません。
また鉄には大きく分けて、ヘム鉄と非ヘム鉄に分かれます。
動物性食品に含まれる鉄はヘム鉄の呼ばれ、植物性食品に含まれる鉄は非ヘム鉄と呼ばれます。
ヘム鉄は10%〜30%吸収されるのに対して、非ヘム鉄は1%〜5%しか吸収されません。
またヘム鉄は胃壁などを荒らさないのに対して、非ヘム鉄は胃壁などを荒らしてしまうことがあります。
鉄剤とかを飲んで気分が悪くなったり胃もたれを起こしたりしたことがある人は非ヘム鉄をとっていたのかもしれません。
なので鉄分を摂取する際は動物性食品から取るかもしくはサプリメントで取る際はヘム鉄のものを選ぶと良いです。
次に悪性貧血はビタミンB12と葉酸の不足から赤血球がうまく作れなくなり起こります。
食品だと2つともレバーに含まれているので食品から取るならレバーがオススメです。
サプリメントから取る人は他のビタミンB群が足りないことも考えられるので、ビタミンBコンプレックスを取るといいと思います。
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