ポイ活 その4 スマホ決済アプリ PayPay

私(sukako)が行っているポイ活に関する4つめの記事です。今回はスマホ決済アプリの「PayPay」についてです。

こちらもクレジットカードと同じく取り掛かりが遅く、2019年10月に消費税が10%へと増税された時期にようやく使い始めました。

当時はキャッシュレス決済ののぼりが立っているところで、中小企業なら5%、大手なら2%の還元(2019年10月1日から2020年6月30日まで実施)が受けられました。

しかも「PayPay」自体でも10%還元という破格のサービスで、私もその頃からすっかりユーザーとして定着しております。

サービス内容は徐々に変化しております。

2022年3月ではヤフーカード(現:PayPayカード)との連携利用に応じてTポイントが貯まるようになっておりました。しかしこれは現在なく、PayPayを利用するだけでTポイントが貯まることはありません。

PayPay利用後の還元額は基本的に決済額の0.5%なのですが、PayPayステップ(条件を1つクリアするごとに翌月の還元額が0.5%増える)により還元額が増えていきます。このPayPayステップも年月とともに変わってきております。2年前であれば一か月の決済額10万円でステップ1つクリアだったものが、現在では一か月の決済額10万円+300円以上の決済30回以上といったように。ユーザー視点で見ると、ステップの達成が難しくなってきているということです。

一方で、当初はなかった「あと払い」(チャージしなくても決済が可能)という機能が加わるなど、その使いやすさは増しているとも言え、現在では国内で最も多くの利用者がいる決済アプリとなっております。

これも以前に記事にしたクレジットカードの時と同じで、使用してみて支払ってもなおその額に対する還元が受けられ、その還元をまた次の支払いに使用することができるという当たり前の話に衝撃を受けました。

「あなたの街を応援プロジェクト」という地方自治体と連携して取り組むキャンペーンもあり、取り組んでいる期間内に対象自治体で決済すれば20~30%の還元(付与上限などあり)が受けられます。

さらに対象店舗のクーポンをあらかじめセットしておけば、決済時に5~50%の還元を受けることができます。クーポンは毎週月曜日、毎月1日に更新されるので、私(sukako)はその日になると必ずチェックして必要なものはセットしております。

体感としてですが、このPayPayアプリのおかげで生涯で2割から3割は手元に残るお金が変わってくるんじゃないかと思います(還元額で決済して、それにもまた還元がなされて…というサイクルを繰り返すことによって)。

そんな中でユーザーを驚かせたのがPayPayカード(ゴールドも含む)以外のクレジットカード利用決済を今年8月1日から停止するというお知らせ。詳しくはこちらを→。クレジットカードの新規登録および利用の停止について - PayPayからのお知らせ

昨日(2023年6月7日)放送のテレビ東京系列「60秒で学べるNews」にて、菊地崇仁さん(カード120枚を所持しているポイントを貯める達人)がなぜこのようなことを行ったのかを述べておられます。すぐに見つけ出せなかったのですが、Tverなどでも配信されておりますのでそちらをご覧ください。放送内容のバックナンバーは公式サイトのこちらから→。60秒で学べるNews:テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

今回のクレカ以外に関するルール変更でも「改悪」としてネットでは取り上げられておりました。ちょっとサービス提供側の視点で考えると、どうなのかなと私(sukako)は「改悪」という言葉に違和感を覚えます。

最初は利用者を増やすという観点から、PayPayはとてつもない額の還元を行っておりました。利用者を増やすために入り口を広げたということでしょう。

そしてある程度利用者が固まってきたら、今度はその利用者が離れず、さらに利用を増やしてくれるような仕掛けをする。「あなたの街を応援プロジェクト」や「あと払い」などは、それなのかなと。

抜け道になっていたような部分を徐々にふさいでいく。例えばPayPayステップには以前、「ソフトバンク通話料を300円ずつ支払う」ことで決済回数を30回に到達させる方法がありました。これは2022年11月からできなくなりました。

対峙する巨大経済圏である「楽天経済圏」を超えるべく、囲い込みに入る。

そういう段階を踏まえていっての動きなのではないでしょうか。

言い方を変えれば、サービス提供側として踏んでいくよう構想していた段階を順当に踏んでいる。

最後の方はポイ活とは少し離れた内容になってしまいましたね。でもポイ活する上で、サービス内容が変更になる可能性を考慮しておくというのはユーザーとして大事な視点の一つだと思いますよ。

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