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Googleのパソコン【ASUS Chromebook Flip CM5】

Chromebookという、GoogleのつくったOS、Chrome OSで動かすパソコンを昨年8月に購入して少し使っています。

先日紹介したASUS VivoBook E203Nの処理能力に不安を覚えて、Chromebookならばパソコン本体の情報処理ではなくほとんどをブラウザ上で処理するため、機体のスペックにあまり依存することなく、安くて早いパソコンを使えると注目していました。

Windows機でOfficeを使い動画編集をして外に持ち出しての仕事もするのに不安なく使えるノートパソコンとなると最低でも15万円以上になると思います。実際家族用にはそのくらいのノートパソコンを購入していましたが、私用にはこの金額を出すのをためらわれました。ASUSのFlip CM5はChromebookのなかでもハイスペックだったので7万円くらいしましたが、Windows機に比べたら半額以下です。

今はもう販売終了となってしまったようですが、ほぼ同クラスのCPU、インテルCore i5を搭載したASUS Chromebook Flip CX5が販売されています。Flip CM5の方はCPUがAMD Ryzen5で、インテルに比べて少し安いのが良かったです。

Chromebookの主流としては機体のコストを抑えるためにCPUをCeLeron、メモリは4GB、ストレージは64GBくらい、まさに私のASUS VivoBook E203Nと同程度、3~4万円くらいが売れ筋のモデルとなると思います。

そこをあえて価格が倍くらいするハイスペックモデルを今回選んだのは、家人がHP ENVY x360 13のCore i7モデルを買ったのが羨ましかったからと動画編集をやろうと考えると処理能力に余裕を持たせて安心したかったことと画面が大きい方が使い勝手が良いと考えたためです。

ASUS Chromebook Flip CM5は画面サイズは15.6型、メモリは8GB、ストレージは256GBあります。私は今までの仕事で使っていたサブディスプレイ用のモニターを持っているのですがChromebookでは使えないようなので、パソコン本体のディスプレイが大きいのは助かります。また私は有料のクラウドストレージを使っていないので、本体ストレージが256GBあるのは助かります。

使ってみて、WindowsパソコンにはできてChromebookにはできないことが結構あることが分かりました。

まずはDVDやBlu-ray Diskの外付けドライブが使えない、今まではある程度データがたまったらBlu-ray Diskに焼いて保存し本体ストレージの容量を空けていたのですが、それができません。

またデスクトップにショートカットアイコンを置いておけない、画面はすっきりして美しいのですが必要なファイルやアプリを探すのに時間がかかったりします。

あとはGoogleのパソコンといえどもスマホ用のAndroidアプリでインストールできないものがいくつかあります。動画編集にFilmoreGoを使おうと考えていたのですがインストールできませんでした。今はPowerDirectorの有料版を入れて、これから使おうとしているところです。

今になってやっと仕事用の環境が整ったところで、ASUS Chromebook Flip CM5にもネットワークハードディスクが使えるように、ネットワークプリンターが使えるようにできました。フォルダ管理はWindowsに似た感じでできるのですが、ファイル名、フォルダ名を編集するのにはWindowsの方が便利です。また表計算のエクセルについてもGoogleのスプレッドシートでは機能が無かったり表示が対応していない場合もあり(例えば日時の”R4.3.14”の表示ができないなど)代替がきかない部分もあります。
このブログもWindows機で書く方がやりやすいです。

ASUS Chromebook Flip CM5は綺麗で大きなタッチ対応、360°回転可能のディスプレイと比較的良いスピーカー、頑丈で上質感のある筐体と、外に持ち出して資料を提示したり、軽作業するには良い機体です。私は基本車で動くので多少の重さは気にならず、そのためのケースも買いました。

あとは動画編集についてどの程度使えるのか、やってみてまたブログに書きたいと思います。


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