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鉄道時計の使い途

今年の私の誕生日プレゼントにかこつけて、写真右の鉄道時計を買いました。

写真左はかつて使っていた鉄道時計で、現在は止まっています。竜頭は壊れ裏面は傷だらけ、長い間ポケットウォッチとして活躍してくれましたが、この度完全にお役御免です。

最近はスマホに時計が付いているのと、ウェアラブルウォッチを心拍計目的で使っているので、この時刻を刻むだけの鉄道時計は必要性が薄れ、止まってからしばらく放置していました。

それが最近資格試験を受けてみて「時刻を刻むだけの時計」の必要性を痛感しました。試験中はスマホもウェアラブルウォッチも当たり前ですが使用禁止になります。そして意外にも試験会場に時計が無かったりして、時間に不安になりながら試験を受けるのです。

「鉄道時計」は文字通り鉄道の運転手さん、車掌さんが使用する時計です。電車の運転台にセットされているのを見たことがあります。文字盤が大きめで数字もはっきりと見やすく、通常の腕時計よりも長く重い針を駆動するためにモーターも強力になっているようです。クォーツで時間も正確、長い歴史の中で洗練された機能美を感じます。

今、私は新し鉄道時計を壁のフックに掛けて、壁時計の代わりにも使っています。

机から1mくらいのところに掛けていますが、視線を向けると時刻がすぐ分かって便利です。ウェアラブルウォッチを腕を振って見るよりも早く時刻を知ることができるのはやってみて分かった新たな発見です。もちろんスマホの時計を見るよりも簡単で早いです。

もし次に時計の付いていない車を買ったら、この鉄道時計を下げられるように小さなフックを付けようかとも思っています。

信頼のブランド、セイコー製でおよそ2万五千円、安くはないですが高くもありません。私にとっては高級時計よりも気兼ねなく使えるこのプロの道具感が大好きです。

シンプルイズベスト、この新しい鉄道時計とこれからの時を過ごす相棒として残りの人生を生きていきたいと思います。

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