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インドパワーWR-V

WR-Vの先行展示車を見てきました。
ネットで流れている写真や動画では分かりませんでしたが、日本で生産したクルマとは明らかに違う雰囲気がありました。一言で言うならインドパワーです。これはパワード・バイ・ホンダであると同時にパワード・バイ・インドなのでした。
個人投資家およびクルマ変態の観点からは今一番インドが熱い!と思っているのですが、これ日本の一般人には伝わらないのではないかと、危惧しています。
ディーラーでは既にバックオーダーを多く抱えて大人気(ネットでも同様のことが言われていましたが)とのことでしたが、これを試乗もせずに買うのはかなりの冒険だと思います。
でも、私はこれをますます今買わねばと、クルマ変態の血が騒いで止まらなくなってしまいました。
高級な懐石料理を予約しているのに、すっかりインドカレーの口になってしまったような、もうちょっと常人の理解を超えた熱に浮かされてしまいました。

ネットでは後席を倒した時の段差について触れる人が多いですが、これ6:4分割のところでも段差ができるのは現物を見た大きな収穫です。シートの中央部が少し盛り上がっているからしょうがない、私はこれを「かわいい」と思いましたが、一般的にはウケが悪そう、ほかにもプラスチックのクオリティが欧州車の感じでした。外車のプラスチックはちょっとカサカサした感じがあって10年経つとポロっといったりひび割れたり(今はどうか分かりませんが)するのに対して日本のプラスチックはしっとりして耐久性抜群、複数台所有して日本生産の良さを知りました。
なので、これを逆に日本のクオリティに慣れて当たり前になっている人から見ると、かなりのショックを受けるのではないかと心配になってしまうのです。

倒し方はジムニーJB23と同じで懐かしさも感じました

それでも私は今インドに期待しています。私のインドに対するイメージは「そうはならんやろ!」と「細けーことはいいんだよ!」なのですが、WR-Vの実車はまさにこれを体現するものでした。
あとは金の工面、MTがあればとの思いもありますが、もう少し安くなってくれないかなと思います。


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