8/31(水)稽古場と台本

 数年ぶりに芝居を打とうと稽古場に知り合いの役者を集め、僕が書いた台本の読み合わせをした。しかし、読んでいる内に、目に見えて稽古場の雰囲気が悪くなってくる。とにかく、台本がつまらないのだ。

 読み合わせが終わり、劇団員を集めて感想を聞く。
「なんであんな本書いた?」
「こんなんじゃ誰も出ねえよ」
 容赦ない言葉の洗礼を浴びせられ、とんでもないことしちまったと、呼吸が苦しくなってくる。そもそも、未完成の台本を持ってなぜ皆の前に出しちまったんだと、激しい後悔の念に襲われる。

 という、夢を見た。久々に見た舞台系の悪夢。

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