渋谷で働くOLの婚活日記 case2.1 このワインリストにない美味しいワインを料理に合わせて用意していただけますか?

さて。周りからは顔がいいと言われます、14つ上の男性と2回目にお会いしたお話です。

待ち合わせは原宿駅。前回のやりとりの時もそうだったんですが、会う日と時間が決まると、ぴたりと連絡が来なくなります。男性ってこういうのが普通なのでしょうか?と悩んでいました。

待ち合わせ場所に早く着いたので少し周りを散歩して、戻ってみるといらっしゃったので声をかけて、お相手の方が予約してくれたお店に向かうことに。

お相手「僕はワインが好きで10年以上かな。ワイン教室に通ってるんです。」

私「10年継続されてるのはすごいですね!ワイン教室ってどんなことするんですか??」

という会話をしながらお店に向かいます。これが結構歩く。そして、よくよく見ると、外見は好みではないかも。顔でかいし、足短いし、私がヒール履いたら身長抜いちゃうし。何より。

あなた!ヒール履いてる女の子と歩いてるんですよ!!あなたのその速いペースで歩かれるとしんどいんですけど!!!(結構速い…)

そんなこんなでお店に到着。予約をしてくださっていて、雰囲気も良く、何より美味しそうな予感✨(この予感は大当たりでした笑笑)

さて。お飲物からと、ワインリストをお相手と私に店員さんが渡してくれます。私はワインに詳しくないので、英語とカタカナが並ぶリストはよくわかりません。さーっと目を通して、お相手の方を見ると、お相手の方は自信満々にこちらに笑いかけます。

私(やっぱワイン教室に行ってるから有名どころとかお料理に合わせて選んでくれるのかな??)「どのワインにしますか?あまりわからないので、お任せしてもいいですか?」

お相手(割と自信ありげに)「えぇ。ちょっと待ってくださいね。」

そう言ってお相手の方は店員さんを呼びます。そして、こちらの一言。

お相手「このワインリストにない美味しいワインを料理に合わせて用意していただけますか?」

いや!待て待て待て待てー!!!ワイン教室に行ってるんちゃうの!??!??そのセリフ、うちでも言えるセリフ!!ってか、誰でも言える!!ワイン教室に行ってるからこそのワインのチョイスに期待してたのに、それはないやーん笑笑(10年間分のワイン教室料金、たぶん活用できてないよー😭)

という食前笑

今回はお話を40%くらいは聞いてくれました。(前回よりマシという程度。)いやぁ、別にこの人嫌!!ってなってないけど、この人ともっとお話したい!!ともなってないんよなぁ。

そんなことを考えながら相変わらず速いペースで歩く帰り道。突然の出来事でした。

お相手「僕は本当に(翠雨さんのこと)いいなって思っていて。かわいいなって思ってます。だから付き合いたいです。」

私(…ん??何言ったかよくわかんないぞ…)立ち止まって「誰と?」

お相手「翠雨さんと」

はいー!!!!????待ってください。待ってください。まだ会って2回目。しかも話のほとんどはあなたが話してますよ!??私のどこがいいのよー!!??

私「まだ2回目ですよ??それで決めちゃうの?」

お相手「僕はいいなと思ったら回数なんてどうでもいいんです。でも女性は色々と考える時間が必要でしょ?だから、待ちます。何回かデートした後にお返事ください。」

いやね、確かに今すぐに決断はできないわさ。できないけども。なぜ、あなたから、「時間が必要でしょ?」って言われんの?「時間ください」は私のセリフです!!

とはいえ、素直に嬉しかったのも事実。なので、

私「素直に嬉しいです。そして、ちゃんと真剣に考えます。ありがとうございます。」

そう言って帰路につきました。この続き!まだあります。

今回は、婚約破棄で自信を失った私に告白してくれた出来事でした。そして、この出来事は私の女性として少しだけ自信を持たせてくれました。

この人はこの人なりに好きなことをやってるだけ。ちょっと活用できてないワイン教室は気になりますが笑笑

こんな正直良いか悪いかでいえば良くない人ですが、また次回会うことになります。

それはまた今度。


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