8月3日(水)
4時起床。
「わしらのフィールド・オブ・ドリームス」改稿作業。
朝の収穫は、キュウリ3本とトマト2個のみ。
午前中、古い女の人がデイサービスに行っているうちに、彼女の冷蔵庫の中を整理。宅配のおかずの余ったのや食べ残しをすべて廃棄する。
低すぎて腰を上げられなくなったソファに、移動書斎で使うつもりで買っておいたクッションを乗せて機能性を改善してやる。
今日は安静がてら、横になって映画「JFK」と「ペンタゴン・ペーパーズ」観る。
「JFK」は、ケネディ暗殺事件で唯一法廷で争われたという「クレイ・ショー裁判」を通して事件の真相に迫る大作。エンディングの法廷シーンでのケビン・コスナーの長回しの弁舌が圧巻だった。
「ペンタゴン・ペーパーズ」は、ベトナム戦争の実態を隠し続けた米政府の機密文書をニューヨーク・タイムス、つづいてワシントン・ポストが暴露し一大スキャンダルとなった事実に基づいたドキュメンタリー。ワシントン・ポストの女性オーナーが、経営危機に直面しているなかで暴露して「正義」をとるか、回避して「経営」をとるかの決断に迫られる。最後は暴露に踏み切るのだが、その英断に他社が紙面でエールを送るシーンは感動的だった。
両作品とも社会正義に対する司法とメディアのあり方を再考するいい素材になり得ると痛感したが、そんなものを今の日本の斯界におねだりしても詮無いわいと、せっせとスクリーンのなかに逃げ込んでいる虚しさ。
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