最近

自分が本当にしたかった事ってなんだっただろうか。
ひたすらに他人のために歩いて、手を動かして、頭を動かして、苦心して、という日々が続いている。
親を安心させるために今の大学に入った。
その中でも少しの反抗心が今の学部に繋がっている。
人間の研究がしたい。
人間の文化の研究がしたい、人が作る芸術はあんなにも美しいから。
なんのために楽器を持ち続けているのか。
初心忘れずってなんのためだろうか。
驕ってはいけない理由とは。
自分が本当に作りたかったものって何だろう。
歌が無いと、歌詞がないと、何故だろう。
あるセオリーに則っていないと評価されないのは何故だろう。
ベートーヴェンが、バッハが作った音楽は歌詞がないのにあんなに美しいのは何故だろう。
人を思う音楽が、人を思う心が美しいとされるのは何故だろう。
どうして誰も自分のしたいことを言わないのだろう。
どうして自己犠牲の精神が美徳とされるのだろう。
どうして俺は他人からの評価を得たいと思っているのだろう。
俺が本当の心で作った音楽が前衛的だとか実験的だという風に評価されるのは何故だろう。
なぜ俺は他人からの評価を気にしているのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?