2024ですかまじで

なにかひとつ区切りが付いたり、大きな達成感を得たり、賞賛を得たり、信頼を得たり、全ての"成功"に分類されるものを味わう度に環境への感謝を感じる。
先輩も後輩(大学ではまだいないけど)も同級生も恩師ももちろん家族も、全員が俺の成すことの因果関係の中に深く関わっていて、俺が単独で成し遂げた行いだけを抜き取ってみると非常に呆気なく、「こんだけ?」と思わず言いたくなってしまうような事ばかり。それが嬉しいことなのか、悔しいことなのか以前は決めかねていたがようやく真正面から感謝が出来るようになった。
勉強も働くことも満足に出来ず、音楽しか出来ない、いや、音楽ですら半半人前の俺を慕ってくれて、信じてくれて、期待してくれて、見出してくれて、噛み付いてくれて、言葉をくれて、教えてくれる存在のその多さに頭を上げて前を見ることすらはばかられるようなそんな気持ちになる。(全然顔上げちゃうけど)

やっぱり音楽を続けていくべきなのかな俺は。高校の恩師が泥酔状態で俺の親に言ったらしい「彼はね、音楽続けますよ」って。
俺は音楽大学への進学を諦め、恩師にそれを言えなかった。あの人が1番、俺の将来のことを厳しく、前向きに考えてくれていた。どうやって音楽を勉強するのか一緒に考えてくれたし部活では一緒に何度もステージに立った。それなのにその道半ばで当の本人が先に離脱したことを言い出せなかった。そして、それなのに俺のことを信頼してくれてしかもそれをわざわざ言及してくれた。

ほんとは全然このエピソードだけじゃないし大学に入ってから俺にジャズを教えてくれた先輩達やおじさん達の話も沢山あるのだけれど文字として発散したらこの気持ちが抜けていってしまいそうな気がするのでここで終わりにします。
言葉にするよりも己の行動で示すことが1番大事だよね。

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