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【2021年最新版】早慶推薦入試の攻略法

今回は、ご要望が多かった推薦入試について、解説していきます。

「推薦入試ってどんな種類があるの?」
「推薦入試枠はどこで確認するの?」
「推薦入試はいつから対策しないといけないの?」

こんな悩みを持つ高校生も多いのではないでしょうか?

今回は「推薦入試とはどんな試験か」「いつから対策すべきなのか」「どうやって出願するのか」「一般入試との違いは」など推薦入試についてのお悩みを全て解説していきます!


推薦入試の基礎知識

推薦入試の種類とは

推薦入試には大きく以下の4種類があります。
2020年度入試より名称が変わっていますので、複数の名称で解説を行います。

①学校推薦型選抜【旧公募推薦(一般)】
大学側が求めている出願条件を満たし、学校長からの推薦をもらうことで出願する入試です。
高校からの推薦をもらっても必ず合格できるわけではありません。
学校長の推薦状や大学の出願条件を満たしていれば誰でも応募できる推薦入試です。公募推薦入試は指定校推薦入試と違って、必ずしも合格が確約されている訳ではありませんが、指定校推薦に比べると内申点の条件は緩めですので、より多くの人が受験できるチャンスがあります。大学側が定める評定平均値を満たしている高校生は多くないので、一般入試と比べると倍率が低く、合格しやすいです。指定校推薦とは違い、公募制推薦は試験(面接・筆記試験)を受ける必要がありますので、しっかりと対策をするようにしましょう。
公募推薦入試の選抜方法は、各大学によって異なりますが、一般的には、自己推薦書やレポートによる書類選考→小論文と面接という流れで選抜している大学が多いです。
公募推薦入試を実施している大学の中には、上智大学や学習院大学のように「合格したら入学を確約できる者」といった条件を掲げている大学もあります。こうした場合は、当然ながら合格したらもう他の大学を受けることはできません。出願する大学の応募要項はしっかりとチェックするようにしましょう。

上智大学、津田塾大学、同志社大学などで実施
http://www.university-navi.info/entrance-examination/recommendation/


②学校推薦型選抜【旧公募推薦(特別選抜)】
大学側が求めている出願条件を満たし、学校長からの推薦があれば出願できる入試です。
高校からの推薦をもらっても必ず合格できるとは限りません。
文化活動やスポーツにおいて実績を残した人が出願できる推薦です。
一般的にはスポーツ推薦、文化活動推薦、有資格者推薦とも呼ばれています。実績による評価になりますので、評定平均の基準を設けていない大学が多いです。
主な特別推薦の種類は以下の通りです。

・スポーツ推薦
全国大会や県大会における上位入賞実績を評価。対象となる競技種目は大学により異なる。
・文化活動推薦
音楽・美術・演劇など、文化・芸術分野において、全国または都道府県レベルで入賞した実績を評価。大学により分野や種目の指定がある。
・社会活動推薦
地域環境美化、高齢者や障害者介護などの奉仕、ボランティア活動などの実績を評価。
・課外活動推薦
生徒会役員や部活動で、優れた活動に携わった実績を評価。
・特定教科推薦
志望学部・学科において必要となる教科の成績を評価。
・有資格者推薦
英検、TOEIC、TOEFL、簿記、情報処理など、志望学部・学科にかかわる一定ランク以上の取得資格・検定合格を評価。
・自己推薦
学校長推薦の必要がなく、自分の得意な分野をアピールする。

大学によって特別推薦の枠も変わりますので、必ず志望大学の募集要項をチェックするようにしましょう。

③学校型選抜【旧指定校推薦】

指定校推薦は、各大学が指定した高校の生徒のみが受験できる推薦入試です。そのため自分の通っている高校が指定校に選ばれていなければ出願することはできません。必ず担任の先生にどこの大学の指定校推薦があるのかを事前に確認するようにしましょう。

また指定校推薦に出願するには、まず大前提として各大学が定める評定平均値を満たさなくてはいけません。評定平均値とは、高校1年生から出願時までの成績の平均値のことであり、1〜5までの5段階で表します。

目安として評定平均値が4.0以上であれば、一部の難関校を除いてほとんどの大学に出願できるでしょう。ただし、高ければ高いのに越したことはありませんし、5.0を目指すつもりで勉強しないと実際に4.0以上を獲得するのは難しいと言えます。

④総合型選抜【旧AO入試】
※公募推薦(特別選抜)と内容が近いものも多いです。
基本的には学校長の推薦を必要としない推薦になります。学業成績に基準を設けないケースが大半です。しかし最近では、学力試験を課すこともあり、学力面での基準も設けられるようになりましたが、AO入試では、「その大学で学びたい」という意欲が重視されます。そのため自分自身について見つめ直したり、大学の特徴などを調べることが重要です。
他の推薦入試との一番の違いは、「大学が求めている学生を選抜する」という点です。
私立・国立問わず数多くの大学・学部で実施されていますが、大学によって「求めている学生像」が異なるため、選考内容も大学ごとに大きく異なります。ぜひ志望大学の選考内容をチェックしてみてください。

推薦入試の出願方法について

推薦入試の種類は知っていても
①自分の高校に枠がどれだけあるのか
②志望大学にどんな推薦入試制度があるのか
③どうやって出願すればよいのか
など分からない人が多いと思います。

上記3つについて一つずつ確認していきます。

①自分の高校に推薦枠がどれだけあるのか

確認する方法としては
・ネット上で自分の通っている学校の推薦枠を確認する方法
・進路指導の先生に確認する方法
の2つがあります。
一番正確な確認方法はやはり、「進路指導の先生に確認する方法」です。
学校の掲示板などで公開されている可能性もありますので、積極的に確認してみましょう。

②志望大学にどんな推薦入試制度があるのか

大学のHPを確認してみましょう。毎年制度や推薦枠は変わることが多いので、インターネットの情報をうのみにせず、大学の公式HPを確認しましょう。
大学によっては学部ごとにまとめており、かなり見やすいことが多いです。
早慶の推薦入試制度はこちらをご覧ください

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