すぱーく
2月9日、29歳のラルクを観てきた
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2月9日、29歳のラルクを観てきた

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※セットリスト、ネタバレを含んだ記事です。今後の公演に参加される方はご注意下さい。

8年振りのアリーナツアーはやっぱり入手困難

2月9日、L'Arc~en~Cielのライブへ。今回は近年の定番パターンである大箱2デイズではなく、東名阪をまわるアリーナツアーだ。いつもより公演数が多いのはよいけれど、その分会場のキャパが小さくチケットは相変わらず入手困難だった。

実を言えば、当初チケットが全く取れず参加を諦めていたところ、初日大阪公演のセットリストを見て衝撃。諦めきれず公式リセールに応募し運良くさいたまスーパーアリーナのチケットをゲットする事ができた。しかしホッとしたのも束の間、公演数日前に風邪をひいたので、この日に向けて必死で治した。

会場・ステージの様子

会場へ入ると上から2列目という所謂クソ席だったものの、入れるだけでも幸運なのでそうそう文句は言っていられない。今回のステージはアリーナ中央に設置され、アリーナ席・スタンド席共に360°開放されていた。そのため一般的なライブと比べ、ステージと最後列の距離は近かったはずだ。モニターもステージ同様360°設置されており、可動式だった。開演前はステージを覆い隠すように下まで伸びていて、その後半分ぐらいまで開いた状態と上まで開いた状態の合計3パターンが見られた。なかなかの予算が注ぎ込まれていそうだ。

ライブ本編前半

オープニングは格闘技を彷彿とさせるレニー・ハートのナレーションによるメンバー呼び込みでスタート。さいたまスーパーアリーナというワードも入っており、ツアー共通ではなくこのさいたま2日間の為に用意されたものである事が分かる。1曲目は「HONEY」。ツアーのセットリストは2種類あり2曲が差し替えになっているのだが(便宜上A・Bとする)、この曲は一番の代表曲にしてBパターンにしか入っていないようだ。続いて90年代以来の披露となる「Round&Round」、初期のシングル「Lies and Truth」。ここまで、20年以上前の曲しかやってない!

センターステージとはいえ一応基準となる向きがあるのだが、「Pretty girl」で曲中に回転したのを皮切りに方向は何曲か毎に変わっていった。自分の方を向いたのは「Vivid Colors」と「LOVE FLIES」。どちらも好きな曲だ。但しステージの向きに関わらず、hydeは全方位によく動き回っていた。本当に51歳とは思えない!

「瞳の住人」は東京ドームのライブ盤でも確認できる通り、音源よりもキーを下げていたがそれでも十分高く伸びやかな歌声だった。場内は360℃光に包まれ、うっとりするような幻想的な雰囲気に。「DRINK IT DOWN」は久々に聴いたらとても良かった。ラルクの持ち味の一つでもあるゴシックな世界観を改めて提示した曲だ。とは言えこれも12年前...!

続く「Shout at the Devil」は再び会場を勢いづけるよいパフォーマンスだったのに、途中で一瞬音が飛んでしまったのが惜しまれる。あれっ?という空気が漂ったが、ライブはそのまま進み、メンバーは一旦ステージからはけていった。

ライブ本編後半

1人残ったyukihiroがドラムソロを披露して去った後、ライブは後半へ。「REVELATION」では四方に伸びた花道から4人がそれぞれ登場し、全員ギター若しくはベースをプレイしながらファンと近い距離でパフォーマンスする。アリーナツアーらしい演出だ。

全員が中央のステージに集まると、hydeはバンドを囲むように観ている観客に対し、ジャンプで360°一周するよう要求。大会場でよくあるウェーブのような感じだ。成功したら次の曲にいく、ダメだったら今日は終わり!というお達しに観客は応え、「SEVENTH HEAVEN」へ。この曲は、セットリストBにのみ入っているもう一つの曲だ。

ここで長めのMC。♪バナナンバナナンバナナ〜というフレーズでお馴染み、童謡「とんでったバナナ」を歌い出すken。そこからtetsuyaがライブで投げるバナナの話題に。観客の中にはバナナをtetsuyaそのものだと思う人もいる、という基本下ネタの話だった。そこから観客にエンジンの音を任せ、「Driver's High」へ突入、「STAY AWAY」「READY STEADY GO」と代表曲が続き、本編は終了。

アンコールであの名曲が!

アンコールでは活動休止以前の2000年までの楽曲で、ライブでの披露が少ない曲ばかりを連発した。特筆すべきは何と言っても「風にきえないで」。初めてオリコントップ10入りした記念すべきシングル曲でありながら、1997年を最後にセットリストから外れていた曲だ。kenがイントロのギターリフを演奏しては止める、という煽りを2度繰り返してジラした後、3度目のリフで本編へ。自分が初めてラルクの名を知ったのもこの曲で、1996年にテレビでPVを見ていた頃の記憶が蘇るようだった。実際後半でちょっぴり泣いてしまった。ずっとこの曲が演奏される日を待っていたんだ。いや、待ちくたびれてもはや諦めていた。

アンコールのMCでhydeはバンドが"29歳"になった事に触れ、「未だ未だ成長できる。30周年目指して突っ走っていきたい」と宣言。kenとのMCでは「男は30から。20代までは未だ赤ちゃん」という意見で一致し、今後への更なる意気込みも見られた。来年の30周年イヤーは大箱でのラニバ開催なのだろうか?個人的にはリニューアルした国立競技場でのライブに期待したい。

[セットリスト]

01.HONEY
02.Round & Round
03.Lies and Truth (“True” Mix)
04.Pretty girl
05.Vivid Colors
06.LOVE FLIES
07.瞳の住人
08.X X X
09.DRINK IT DOWN
10.Shout at the Devil〜Drums Solo
11.REVELATION
12.SEVENTH HEAVEN
13.Driver's High
14.Bass Solo〜STAY AWAY
15.READY STEADY GO

[ENCORE]
01.Guitar Solo〜ガラス玉
02.TIME SLIP
03.風にきえないで
04.I'm so happy
05.ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE
~tetsuya バナナ投げ~

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すぱーく
ライターなのかもしれない。考察、ライブレポ、ランキング分析とか、ロック、J-POP、ヴィジュアル系、女性アイドル、ジャニーズ、クラブミュージックあたりのとりとめもない話。令和になっても90年代の呪縛から逃れられない。