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【水彩イラスト】作品に込めた思いと制作過程

こんにちは、ねずみです。
はじめましての方も、こうして私の記事を見つけて下さり、ありがとうございます。

前回の2つは自己紹介の投稿でしたが、今回は創作イラストについて、どんな気持ちを込めたのか、また制作のポイントについてお話していきたいと思います。

もちろんイラストを見て下さった皆様が、心に感じるままに受け取って頂くことが1番ですが、その上でこの記事も楽しんで頂けるととても嬉しいです。
それではよろしくお願い致します。


「これは私の物語」作品に込めた思い

本を大事に抱えている女の子とお花のイラストです。

まず創作イラストに描くに当たって、これまで私の神田沙也加さんや黒崎真音さんのイラストを見て「可愛い」「温かい」と言って頂けることが多くて、創作でもそんな感じにしたいなぁと考えていました。

ですがいまいちイラストのイメージが固まらなくて悩んでいたんですよね。

そんな中出会ったのはとある本の言葉でした。

あなたは自分のストーリーの書き手である。
だから誰にも遠慮することなく、好きなようにストーリーを書けばいい。 

GREAT LIFE 一度しかない人生を最高の人生にする方法 /スコット・アラン

この本を書いたスコット・アランさんはカナダ出身で、ライフコーチとして20年以上自己啓発の研究されてきたそうです。

最近は図書館で本を借りて読んだり、読むのがしんどい時にはyoutubeで本の解説動画を聴いて過ごすようになりました。

本を読む中で「自分軸で生きなさい」だとか、「自分と他人を切り離して生きましょう」だとかよく書かれていますが、個人的にこの本の一文が強烈に印象に残ってストンと腑に落ちた感覚がありました。

そしてこの一文をきっかけに生まれたのが、このイラストです。
女の子は「私」自身であり、見て下さっている「あなた」自身でもあります。
女の子が抱えている本はこれまでの、そしてこれからの「人生」です。

『私の人生』をこれから大事にしていきたい

そんな思いでこのイラストを制作しました。

また女の子に周りにあるお花はスイートピーです。
お花の色によって花言葉は様々ですが、スイートピー全体の花言葉として
『門出』『蝶のように飛翔する』
などの意味があります。
沢山の不安がある毎日だけど、できることからやっていこうと決めた自分への送るお花としてイラストに取り入れました。

私は花言葉など願いや思いを込められたものが好きなので、
これからも沢山花言葉が登場すると思います。

以上がこの作品に込めた気持ちになります。
次はイラスト制作の過程について少しお話しますね。

イラスト制作過程

私自身、twitterで素敵なイラストに出会った時、どうやって描いたんだろう?とすごく気になるタイプです。また透明水彩自体は高校生くらいから始めていましたが、本格的に学び始めたのはここ最近なんです。
なので絵が好きな方とも交流したい意味も込めて載せさせて頂きます。

ラフ

載せるのすこーし恥ずかしいですね💦


私は今の時点ではデジタルで大体の構図を決めて、それを印刷して水彩紙にトレスしながら清書しています。

最初は本を開いて羽ペンで書こうとしている構図にしようと思ったのですが、本を大事そうに抱えている方が私らしいなと思い現在の形になりました。
また髪飾りもレースっぽいものにしていましたが、肩のレースと被っちゃうなと思いリボンにしました。

線画と着彩

水彩紙はランプライト水彩紙、絵の具はホルベイン透明水彩を使っています。
ランプライト水彩紙は私が最近出会った運命の水彩紙でして、またゆっくり語りたいです。

途中経過です。


今回のイラストで鍵となるカラーは
ホルベインのテールベルトです。

実際の色には近づけていますが、
この通りではないことをご了承下さい💦


濃い抹茶ラテみたいなカラーで一見使いにくそうに見えますが、この少し渋みのある色が
ちょっとアンティークな、絵本のような雰囲気に仕上げることができて好きです。

今回のイラストは単色で薄めに溶いたり、茶色(バーントアンバー)と混ぜるなどして全体的に使用しています。

透明水彩は絵の具自体は「え、何この色!?」というような暗い色でも、紙に載せると凄く綺麗な色が出てくれるんですよね✨
そんな色彩を楽しめる所も魅力だと思っています。

あとデータでは全然分からないのですが、
スイートピーのお花の所にゴールドのキラキラを塗っています。

伝われキラキラ✨笑

キラキラ好きなんです(笑)
最近自分の絵に取り入れたいと思い、今回初めて塗ってみました。
なんか自分のイラストが一段階パワーアップしたみたいに見えていいですね😚

今回のイラスト過程は以上になります。

おわりに

以上が初めてのイラスト作品解説と制作過程でした。
あまり重たい話になりすぎず、また伝えたいことは伝えられるように文章を考えたのですが、いかがでしたでしょうか?
制作過程もあまり長々するのもなぁと思い、コンパクトを意識してまとめてみました。
この記事を読んで良かったな、面白かったなと感じて頂ければ幸いです。

それでは長い記事になりましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。
またお会いできますと嬉しいです。
                               ねずみ




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