蛍に、蝶々に、とんぼに、 雀に、鳩に、カラスに、 たんぽほに、ひまわりに、紫陽花に。 いろいろなものにされて、 死んだひとって大変。
誰にもわからないことを にやにやしながら わたしずっと守っている
わたしたちは何か起きる度かみに祈るけれど、結局かみはいないと悟る。 そしていつの日かまた願う。 あほうで、 かわいいから。
太陽が東にのぼる 私は西にくだる 道は真っすぐなのに ぐにゃぐにゃしている 南のあの子は元気だろうか 北のあの人は星を見上げてるかな
葉っぱを踏んで 機嫌をとろうとしているの? 私も真似していい? にゃーちゃん。
缶ビールの弾ける音 ひとつじゃやっぱり物足りない 夏って終わったんだな ふたりって終わったんだな
青の神様って 誰の前にも現れるって言うけれど 遠い遠い日のどこかで見た人はいる?
一歩進んで昨日を空欄にする 一歩進んであなたを思い出にする そしていつか全てを忘れるの 恋のことも あわよくば自分のことも
言葉を詰まらせないで、 今までみたいに、 傷つき合える仲でいようよ。
誰が一番辛そうかを考える。 一番の人を労わりたいから。 そうしたら君は文句を言ってくるの。 一体、君は何番目なの?
ムカデのまつ毛、 虫眼鏡の瞳、 青春の残像。
町中の屋根に満月が照らされて わたしの大海原に飛び込んだ
また、言葉に負けそう。
今、私がお気に入りのカフェでコーヒーを飲んでいることも、お気に入りのカフェがあることも、君は知らない。
優しいと言われるの、たまらなく好きだわ。 少しだけ、面倒くさいけれど。
湯船の波に 流したもの 本当は知られたいし 本当は知られたくない