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リンクラ8月度サークル対抗戦を乗り切ろう!

前回予告した通り記事を出せました。水蓮と申します。
さて、今月もサークル対抗戦のシーズンが始まりました。リンクラの古戦場とも言われるSチケを賭けた過酷なイベント、熱量の差はあれどどのサークルもやる気が出る時期だと思います。

さて、前説はこの程度にして本題です。サークル対抗戦、やるのはいいけど「デッキの組み方わかんね~」ってなって回数をこなすうちに「なるほどこういうことか!」ってなる人、サークルやSNSで上手い人の編成真似てなんとなく乗り切ってる人、そもそもわかってないから雰囲気で組んだデッキでとりあえずスキップして毎回スコア提出はする人、色んな人がいると思います。プレイスタイルは人それぞれなので、どれもいいと思います。
ちなみに私の友人は「SNSでデッキ上げてる人のを見るけど、すべてを持ってるような人のデッキばっかで貧弱な手持ちで参考にならないから根本から組み方わからない」って言う人がいたんで、「なるほど、やっぱいるんだなそういう人」となったのもありこういったデッキの組み方解説(?)みたいなことをしてみる次第です。
胸を張って有識者です!って言えるほどの知識もなければ100位前後の中堅サークルの人ですが、「こういう考え方もある」の参考例として見ていただければ幸いです。
あと、当たり前ですがすべてを持っている人向けの解説じゃないです。そうじゃないから困ってる!って人向けです。すべてを持っている方は別に見なくてもいい…かもですね。

大前提

◆今回の対抗戦直前に実装されたラーニングライブの要素は考慮しないで話を進めます。そっちも触れると要素が増える上にごちゃつくので。

◆そもそも対抗戦における前提というものが存在しており、それは「シーズンFan Lv.ボーナス」と「解放Lv.ボーナス」です。もはや当たり前すぎて周知の事実でしかないんですが改めておさらいです。
「シーズンFan Lv.ボーナス」とは該当キャラを編成し、そのキャラが歌唱に参加する楽曲をプレイした場合にシーズンFan Lv.に応じたボーナス値が入ります。この値はシーズンFan Lv.が10の場合に170%増えるので全く馬鹿にできないです。しかも1人につきこの補正がかかるのでとんでもないです。出来るなら対抗戦前に上げれるだけ上げたいですね。
「解放Lv.ボーナス」はそのメインスロットに設定しているカードが解放(所謂凸ですね)している場合かつ歌唱に参加する楽曲をプレイした場合、その回数に応じたボーナスが入るものです。これはSRでもURでも入りますが、URの方が若干多めに入るようになっています。そのため、メインスロットにはステータスが高いURを入れるよりも解放を重ねることができているSRや対抗戦報酬で何とか1凸したURをセットした方が最終的なスコアが高くなることがあります。これもバカにできないのでぜひとも恩恵を受けたいところ。

◆デッキの組み方はその人が持っているカードにもよるため、「このカードを使いたい」「スコアに貢献しやすいURがこの子はこのカードしかないからこれを使うことを前提にしたデッキにせざるを得ない」等各々の事情が少なからず影響します。そのため、参考にできそうなデッキを完コピすれば楽勝や!ってものでもないです。各々の手持ちと相談し、課題に対処できるデッキを考えるということがスクステうまぶれる第一歩です。

課題曲の解説とそれに応じたカードの選び方

Holiday∞Holiday

毎度おなじみスリブ曲枠。今回は大人気曲のホリホリです。まずはギミックを見てみます。

この画面は詳細・ヒントのところから開けます。

ここでまず覚えたいのはライブ会場効果の項目。
「盛り上がりやすさが大、疲れやすさが中」とありますね。これは盛り上がりやすさがボルテージの自動上昇量、疲れやすさがメンタルの減り方を表しています。そのため、この曲はボルテージが自動で上がりやすく、メンタルの減り方は普通ということがここから読み取れるわけです。
セクション効果の項目は要素が増えるので説明を割愛したいのですが、「ムード値の補正」だけは目を通しておいてください。この場合はハッピーに作用するものです。

次に意識したいのはムード。さっきギミック確認の時にも少し触れましたが、楽曲のムードについても開始前に確認できます。

ライブ開始直前にデッキを選ぶ画面で見れます。リハからでもOK

上記の強調した波形部分がムードです。この中で白線が上に寄ってるとムードはハッピー、下に寄ってるとメロウのイメージです。今回の場合、ほぼずっと上に寄ってるためハッピーのムード補正がかかりやすいということが読み取れるわけです。

さて、ギミックとムードを踏まえていよいよデッキ編成。
盛り上がりやすさがMAXなので、今回はボルテージ上昇の役割しか持てないカードは全部採用候補から外します。自分から上げなくても勝手にどんどん上限まで上がっていくため、そうなるとボルテージ上昇担当のカードは役割がなくなってしまうためですね。また、疲れやすさが中間のため、回復もそこまで極端に意識しなくてもいいです。
以上のことから、この曲に挑む際の編成では獲得LOVE上昇、ハート獲得ができるカードを優先してデッキに入れて行きましょう。特性で「インタープリテーション」を持っていて、ハッピーでハート獲得ができる[眩耀夜行]花帆なんかはわかりやすく活躍できそうですね。
と言っても例がないことにはなんのこっちゃなので、一例として筆者の今回のデッキを貼ります。

なんだかんだゲームにドハマりしてある程度揃っちゃってる。

まず、スリブ曲のためスリブのカードは凸ボーナス目当てに1凸以上しているカードをメインにセット。
ハート獲得を担当するカードを極力ムードがハッピーになるよう意識しています。していますが、ムード度外視でも強いカードはもちろん入ったりします。また、筆者は[Dream Believers]綴理はおろか、まともにハート獲得に貢献できる綴理のカードを今デッキに入れている3枚くらいしか持っていないのでこれに頼らざるを得ません。そしてそれに引っ張られる形で梢のカードチョイスも[DEEPNESS]綴理の軽減を狙いつつ手札を回転させるための低コストカードに寄っちゃってますね。
ここは人それぞれだと思うので、前回のオススメSRの記事も参考にしたり、手持ちのカードとにらめっこして編成をし、リハでスコアの伸びを確認してみてください。[Dream Believers]綴理はセレチケで選んだ人も多いと思うので、もし持っているなら積極的使いましょう。
ちなみに、今回追加された[SPLASH!!!!]花帆を使いたい場合は[Dream Believers]綴理を入れて綴理を単体でハート獲得や獲得LOVE上昇ができるようにして、梢のチョイスはそのままにするといい感じになるかもしれません。

Tragic Drops

毎度おなじみドルケ曲枠。さて、同様にまずはギミックを見てみます。

今回はライブ会場効果が盛り上がりやすさが小、疲れやすさが中となっており、セクション効果にメロウに補正するというギミックが確認できます。

さて、ホリホリの時と同様に次はムードを確認します。

今回はめちゃくちゃメロウに寄ってますね。そしてフィーバーセクションがやや短いのも特徴の一つ。

さて、編成ですが今回はホリホリと真逆で盛り上がりにくいです。要はボルテージの自動上昇がないと思っていい。そのため、自分からボルテージを上げる行動をしていかないとボルテージがろくに上がらず、スコアも対して伸びなくなってしまいます。かといってボルテージ上昇担当カードばかり入れると、今度はハートやLOVEバフが弱くなるというジレンマ。ボルテージ上昇しかできないカードは後半何も起こらないカードになってしまうというのもデッキ編成の悩ませどころです。
というわけでここは「オーバーセクション:ボルテージゲイン」や「ドロー:ボルテージゲイン」を持ち合わせているカードの助けを借ります。こうすることでボルテージ上昇カードの採用を抑えつつ、ギミックに対処できるというわけです。これらの能力のカードは意外とSRや配布カードにもいるので「どうせURでしょ…」とあきらめないでください。

そして例によって一例として筆者のデッキはこんな感じです。

ドルケ曲のためドルケの2人は凸しているカードをメインにセット。
そして先ほどの解説に基づきボルテージ上昇は[薫風の調べ]綴理、[金魚◎花火]綴理、[Dream Believers]の各効果で行っています。特に[金魚◎花火]綴理はドロー時効果もスキルもボルテージ上昇に特化していながら3コストと非常に扱いやすいため、前回報酬で持っている場合はぜひとも使いたいところです。[薫風の調べ]綴理は実質2コストで運用できる点がとにかく優秀。そしてこの2枚の低コスト綴理で[ドルフィン~ビーチ]さやかを軽減出来たらセクション中大幅に獲得LOVEを伸ばすというシナジーも見込んでいます。タイミングを合わせるのは難しいですが、フィーバーセクションに入った瞬間にこのさやかを使えるとスコアが大きく伸ばせるかもしれません。
ハート獲得要員も極力メロウで選ぶとムード効果も載ってスコアが伸びやすくなるかと思います。[ツキマカセ]さやかなんかは特性「インタープリテーション」と相まって活躍しそうなカードですね。
ホリホリにも言えますが、ムードの補正はそこまで強く意識しなくていいといえばそうなんですが、手持ちに自信がないと使える要素は全部使っていくべきなので、スコアに少しでも影響を及ぼすなら出来る範囲で意識していきたいですね。

自由選択(スマイル)

今回の課題曲3つ目はスマイル属性の曲からの自由選択となっています。好きな曲をやるもよし、自身のある曲をやるもよしなのですが、筆者のおススメは「永遠のEuphoria」です。この曲は歌唱に参加するのが4人の曲なので、大前提の項目で話したボーナスの類が4人分かかります。他は「Dream Believers」しか4人以上歌唱に参加する楽曲はなく、ユニットで歌唱する曲ばかりなので、最終的なスコアで2人分のボーナスを損してしまいます。多少難しさは出るかもですが、少しでも稼ぎを大きくしたいならここは妥協せず4人曲を選びましょう。ちなみに「Dream Believers」をオススメしない理由は後述します。
まずはギミック確認。

はい、恒例の盛り上がりやすさが中、疲れやすさが大のやつですね。メンタルがゴリゴリに削られるのでこれまでの2曲と違って明確に回復を意識しないと、メンタルダウンを起こしてスコアを大きく落としてしまいます。
また、楽曲共通ギミックとなるため、ムードに関しては補正値を大きくするとだけあります。

次にムードの確認

大きくメロウに傾くセクションはあるものの、概ねハッピーに寄っていますね。これだとハッピーを中心の編成でもスコアを出せそうな雰囲気が出ています。
さて、ここで「Dream Believers」をオススメしない理由を説明します。理由は単純で「永遠のEuphoria」に比べてムード構成が複雑なのとそもそもの曲の長さです。ムードから編成を作りやすく、曲が流れてる時間がちょっと長い=スキルを使うチャンスが多いという、単純ながらもこれだけでスコアが大きく変わる要因になるのでこうなりました。ただ、これはあくまで筆者の持論である点だけはご容赦ください。

ボルテージの自動上昇はあるものの、ホリホリほどぐんぐん上がっていくものでもなく、メンタルの減りも凄まじい勢いになるという2点からボルテージ上昇と回復担当をバランス良く組み込んでいく必要があるため必然難易度も上がります。この曲だけは流石に慈のスキルに助けてもらいたいところです。また、流石に慈一人に回復を一任するのは厳しいので、[R'sOne Day]瑠璃乃を持っているなら真っ先に組み込んでいきたいところ。ドロー時及び手札交換時に回復できるのはAPをスコア獲得のために使う余裕を生む要因になります。もし持っていなければ前回記事でもオススメした[アメアガリストリート]梢か[朝顔令嬢]梢あたりが採用候補になってくるでしょうか。

そして例によって一例として筆者のデッキはこんな感じです。

ホリホリの編成をベースにメインのさやかを解放ボーナスのためのものに変更したり、ボルテージ上昇のための[薫風の調べ]綴理を入れた言わばホリホリとトラドロのハイブリッド編成ですね。この通りに組めなくても、ある程度ハイブリッドさせると言った点を意識してみるのはリンクラ上手くなるための第一歩になるかと思います。

最後に

意識したいことなど

●前回記事でも触れましたが、スキルレベルはできれば6くらいまで上げれるとよりいいスコアが出せると思います。それ以上上げれるとなおいいのですが、だんだん要求素材集めに嫌気がさすので程々に…
ちなみに、スキルの小数点以下の値は切り上げになるという噂なので、例えば「このステージ中獲得するLOVEを2.1%上昇する」みたいな段階まで育ったらもうゴールにしちゃっていいと思います。あくまで噂で聞いた程度、なんですけどね。

●今回の対抗戦で使用している筆者の編成を載せましたが、これは正解じゃないです。あくまで筆者の手持ちで出来る最適な編成がこれだったというだけなので、これを完コピするのはあまりオススメできないです… あくまで組み方の一つの参考くらいに捉えてください。

●当然今回の記事読んでも何言ってるかわからない部分や、自分で組んだ編成に自信がないから見てほしいみたいな人がいると思いますので、私でよければ質問でも編成相談でも受けます。X(旧Twitter)のリプライでもDMでもいいですし、この記事にコメントしてくれてもいいです。

●気づいてる人はとっくに気づいてると思いますが、現状個人・サークル対抗戦の盛り上がりやすさと疲れやすさのギミックは毎回同じです。そのため1度デッキを組めちゃうとそれを基にちょっといじれば次の対抗戦に対応出来ちゃったりします。今後みらくらぱーく!が本格参戦した場合にどうなるかわからないところもあるため、あくまで現状ですが。

まとめ

まず真っ先に言いたいのは「これが正解」という編成は多分ないです。ランダムにカードがドローされるシステムもあり、引き運等が絡むため正解らしい正解はほぼないでしょう。すべてのカードを所持し、スキルレベルも解放も全部やりきったぜ!という人がいるなら話は別かもですが。
そのため、個人が思う「これが今回の対抗戦に対応できるデッキ」というデッキを目指して少しずつでいいからシステムを理解して、自力で編成出来るようになると新カードの使い方や課題曲への対応等が自ずと自分で考えられるようになります。筆者も最初のサークル対抗戦は本当に何もわかっていなくて3曲とも同じデッキで挑んでいましたが、それじゃダメだとわからされ、その後の個人・サークルそれぞれの対抗戦で上手い人は何をしているかの情報収集をし、スコアを出している知り合いを質問攻めにしたりしてやっと今こうして人に説明できる段階になったくらいです。少しずつでもいいので毎回の対抗戦で何かしら得るものを得て、次の対抗戦ではちょっとでもスコアを伸ばすくらいの遊び方でもいいと思うので、楽しく遊んでいきましょう!
ここまで長々とありがとうございました。

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