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海風の恩恵

花粉症になって30年余り、抗アレルギーの薬を毎日飲んでいたあの頃が懐かしい。

懐かしいという事は、改善したということ。まさか、ですよ。

発症したら、完治しないと思っていた。

でも、カラダの勉強をしてるからアレコレと工夫はしていたのだけど。

それでも、今までの片鱗が見えて笑えたのが掃除の時。

引き出しから出てくる出てくる。

使っていないカバンからも「アレグラ」があちこちにはいっている。

「辛かったんだよな」と思い出す。

10年以上前からかな、魂が囁く声がして、「海に近い場所に住みたい。」

耳打ちから、だんだんその思いが強くなってきた。

人に話すと、「潮風で洗濯物大変だし、物の持ちが悪くなるよ。」

そんな現実的なことを言われて、ムゥッとした記憶も懐かしい。

いや〜、良いんですよ。

住んでみたら。

心身に。

洗濯物は基本乾燥機をかけるので、不自由がない。

干すこと、取り込むことのストレスがほぼないので、乾燥機は大好き。

セラピストの仕事上、施術でタオルを沢山使うので、繊維が傷むよと、言われたけども

カリッとフワッとするタオルの気持ちよさと、清潔感はとても肌心地が良く癒されるのですよ。

古いバージョンアップする事が無いらしい、外付けの乾燥機は、9年の間に3回買い換えたけど。

それだけ、接客した証。ありがとう乾燥機。

話しは戻り、人を癒す仕事なので、身を持って試して好転した方法を見つける作業が日常でフェチでもあるかな。

結果の1つ
花粉症はストレスと比例します。

忙しい日々は呼吸をより浅くする。

そして、消化機能も落ちる。

食べ物を胃で潰して、それを血に変え、水に変え、不要な物を体外にださたいのですが、そこがままならなくて上逆する。

忙しいと、従来下に降ろして、循環さんさせる気が上に上がる。

その気と、代謝物の液体が上に上がるので、鼻水や涙、痰を含んだ咳をさてしまう。

薬膳の考えを元に、「忙しくない日常に変える重要性」があるのだけど。

これが、ワーカーホリック化すると、止めれないのですよね。

半定住地、ちょっと強制的にカラダを休める場所探しをしていて、2年かけてやっと見つけた時に、コロナ禍。

契約は1月、2020年4月はあの、緊急事態宣言。

パニックだったけど、後で考えると私には良くて。

海に近い場所で「仕事をしなくて良い現実」が飛び込んできたんですよ。

これから、自営業を続けることができるのかという恐怖と

「休んで良いんだよ」という

天使と悪魔の囁きが両方あって、でも選んだのは天使。

スーパーは行っても良いから、買い物袋をもって、浜辺で黄昏たなあ。

「今が幸せのタイミング」かも。

そう、思えて仕方なかった。

半定住が既存の店を閉めて、完全定住になった。

2ヶ月ほどして、鼻炎や蕁麻疹が治り、自分のカラダが癒ていることに気づいて、泣いた。

「ああ、カラダをいじめていたんだ」って。

そして、海風がカラダにとって、どんなに良き効果をくれるのか分かった。

調べてみると
海風は、呼吸器系や鼻炎等の症状の改善に役立つとして医療の場で活用されている、と書いている。

「その通りだよ。」

なんで、あんなに海、海、海と頭いっぱいだったのは、癒す為だったんだ。

1泊や2泊の旅行では難しく、1ヶ月ほどのロングバケーションをとると分かると思う。

ヨーロッパでは当たり前に聞く話しは、日本でも浸透してほしい。

数年前から人気の、アドレスホッパーは治療にも繋がるきがする。

「ゆっくりして良いんだよ」と自分と対話することや意図することも大事かな。

お陰で、予防接種を1度もしていないけど、コロナにかかったことは無い。

海の恩恵を素直に受けた結果ではなかろうか。

海が見える場所に住んで「心の余裕」ができた気がする。

これが、効果高い。

都会は分刻みで動くから。

このオーガニックな環境は、やはり勝手にのんびりさせてくれるんだよね。

道路の道の電灯も少ないから、19時くらいでもかなり周りは真っ暗で、勝手にペースが落ちて大人しくしたくなる(笑)。

自分に合った環境を見つけることと、維持することがけっこう大事で。

一見不幸と思えることも、少し時間をかけると、ギフトだったりするこで、結果を焦らない方が良いと。

悟ったりもできた、海のある生活。


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