｜words｜親愛なる みずがめ座さん へ （7/18-8/1）
あなたには、みんなには内緒の秘密の隠れ家のような時間があるように思うのです。
ひとには見せないし、喋らなくてよい。あなたがあなたの声を聴く時間が必要なこと、あなたはちゃんと知っている。
声を聴くというよりも、音に耳を澄ませるといった方が近いのかもしれません。秘密の部屋で、やわらかな場所をひらいて、その音にじっと耳を澄ませる。
その時間があるから、いつものあなたがある。ブレずに、まん中へ降り、透き通って、見通して、ひらいて、つながってゆく、あなたがある。
音を聴くときには、どこまでも孤高でよいのです。
そのときにどこまでも孤高だから、つながるべきひとたちとかろやかにつながってゆくこと、できるのだろうと思います。
そのめぐりの全体が、あなたという音楽のようなのです。
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room3 おてがみセッション 短編・長編
一通のお手紙からはじまる 魔法の時間 おたのしみください。お届け開始以来、たくさんのたくさんの星空に触れさせていただき、ほんとうにありがとうございます。
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