二次創作・パロディ・身内ネタ

さっくり短文、深夜にマジ適当に書く。仕事終わり、あとは寝るだけの状態で頑張って文字書くなんてできないけど何か書きたい気分なので書く。ふと思いついたのは二次創作とかパロディ、身内ネタについて。
これらは本来は全く違うものだと思うけど、僕は同じように見做してるのでまとめてる。そこの違いについては目を瞑ってほしい。

僕はこういうのが好きなんだぁ…って自覚したのは結構最近だけど、中学生くらいの頃に盟友「マサムネ」から様々なパロディやオマージュされがちなコンテンツを紹介され、そしてそれらに見事ハマっていったのが最初。その時にマサムネから教えられたのは東方projectやジョジョや当時のニコニコ動画の流行りなんかだった。同じ地域の友達だけど、マサムネの家はPCやアニメの規制が無いとか、年上の兄弟がいた(確か)とかで中学生なりたてからすれば少し上というか、年相応に興味を持つ世界に先に入っていたと思う。そんな奴らとばかりつるんでいたし、僕もネット・アニメコンテンツの話をマサムネから聞くのがとても面白かった。元々ネットやそっちの方向に興味はあったのに諸々の問題でそれらに触れることができなかった分、気がつけばそういう友人経由でどんどんネットコンテンツ・ゲームの沼にハマった。親に心配されたこともあるけどこの時にそういう下地が出来ていたから高校、大学と波長の合う友人を見つけることが出来たんだと思う。

そういう経過で僕は二次創作とかパロディが分かる事に面白さを感じるようになった。もちろん、ネット関係だけではなく、映画やドラマや何にもパロディのようなものは沢山あるけど僕はそっちにはあまり詳しくない。そういう映画やドラマよりもネットコンテンツで顕著な、パロディや二次創作とは切っても切れない「身内ノリ」の激しさはたまに人を困らせたりする。オタクの悪い癖とも言われることがある身内ノリは難しい問題だと思う…いや、止めればいいだけだとは思うけど、その身内ノリが好きだと言うタイトルにしてこれを書いてる以上、自分の考えをあまり人を不快にさせない程度に書く。不快に感じてしまう人がいたら謝る。(そんな人はこれ読んでないと思うけど)まず、パロディや二次創作、身内ノリといった分かっている集団を前提としたものは「知らない人に分かってもらうことを強制」しなかったらほぼほぼ許されるんじゃないか。例えば映画で、ある有名作品のオマージュが出てきたとしても、それが「分かっている人」にだけ一段上の笑いや悲しみなどの影響が与えられれば良くて、それが「分からない人」には全く分からず、なんの影響も与えられないようならそれはオマージュではなく悪質な身内ノリだと思う。分かってなくても面白いし、分かっていればさらに面白いというのが究極のオマージュだと思う。あくまで一例だけど。
もしくは完全に閉鎖してしまうのも手だと思う。間違っても分からない人をそこに紛れ込ませないように徹底的に管理した空間や関係なら問題はないと思う。そこに流れ着く人は自らそれを望んで来た人としてしまえば互いに楽だろう。一例になってるかは分からんがコミケとかはそういう空間なのかなと思う。
これを中途半端にしてしまった時に問題は起こる。内輪のノリの他人への強制は良くない。もちろん強制しているつもりはなくても100人中60人が知っている話を100人の場でするべきではないように、その門は油断しているとつい緩んで開いていってしまう。知らない人が肩身が狭い思いをする事は0にする事は難しくても無いに越した事はないんじゃないかと思う。勝手に覗いてきて知らんわ!と言う人は除いて。
まあ、大抵の人は自分の知らない話は知りたがるし、分からないことがあったら早かろうが遅かろうが分かるように動くと思うから、神経質になり過ぎる事もないと自分でも落ち着いているんだけど、昔ちょっと指摘された事があったので自分のためにもこうやって記している。ここ数年は世の中も穴蔵でひっそり楽しんでいるコミュニティを地上に出してあれこれ指摘するようにもなってきてるし、別にいーじゃんとも思う自分も確かにいるけど。

なんだか真剣な内容になってしまった気がする。本当に適当に書いているのが話のブレ具合から伝わってくる。端的にまとめると、パロディや二次創作などは知ってれば知ってる程、作品を楽しめたり対人において刺さる武器になったりするので知っておいて損はないよねと言うこと。それを強制することはどうかと思うけど、その身内ノリ自体を完全排除する必要も無いんじゃないの?ということ。個人的には最近Twitterで回ってくる色々なコンテンツのファン作品を見ることが楽しみの一つになっている。それぞれの人にそれぞれの身内ノリがあるように、仲間は無理に増やそうとせずにひっそりと楽しむ所存。その分仲間を見つけた時の喜びも大きい。
これを読んでくれている物好きがもし居れば、僕には自分の好きな身内ネタの紹介でもして欲しい。実際それで影響を受けてきた人間だし、何よりイキイキ話す人は良い。

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