ホフマン窯@野木

画像1 ホフマン窯全景。これは栃木県の野木町にある窯で日本で唯一完璧な形を保っています。ホフマン窯は煉瓦を焼く窯です。かつてはもう一基と登り窯がありましたが、関東大震災で倒壊し、こちらだけが残りました。先日、耐震補強工事を終え、百円払えば内部を町役場職員の説明付きで見学出来るようになりました。
画像2 階段の傾斜は重いものを持って上がれるように設計されています。
画像3 釜の内部です。
画像4 昭和46年に停止しましたが、停止した際の遺構がそのまま残っていました。
画像5 奥の壁は耐震補強工事で意図的に作られたものだそうです。
画像6 判りやすい耐震補強工事の跡です。鉄筋を組んでいます。
画像7 複数の証言から復元した点火口です。火をつけた後、壊されたそうです。
画像8 階段です。登れます。
画像9 煙突です。煙突の周囲を囲むのは何と木材なんです。
画像10 ここから粉炭を入れます。粉炭が燃料なのです。
画像11 これで稼働する釜を移動させます。
画像12 塩が表面に浮いています。
画像13 窯の入口を塞ぐ扉です。
画像14 何故ここにホフマン窯があるかというと、近くの渡良瀬川で煉瓦の原料となる良質の粘土と川砂が採れたからで、かつ渡良瀬川は利根川に接続しているので東京に運搬出来たからです。運搬方法は後に鉄道に代わりますが。
画像15 チケットと土地のゆるキャラののぎのんです。お察しの通り、のぎのんはホフマン窯の屋根が帽子の向日葵なキャラなんです。

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