円山応挙展ー「写生」を超えてー+篠山紀信展「快楽の館」

画像1 根津美術館にて開催された円山応挙展に行きました。円山応挙の展覧会は定期的に開催されていますが、前回は江戸博で私がまだ学生だった頃でした。私は禅画を学ぶ学生でしたが、その後若冲に転向、ほぼ同時期に活躍した応挙に注目していたのも自明の理だったのかも知れませんね。当時、神田の古書店で応挙の書籍を資金不足で買えなかったのが悔やまれます。
画像2 同じ日に原美術館に来館、篠山紀信展を観てきました。壇蜜様が眼福でした。
画像3 美術館は作品の死体置き場、死臭充満する館に日々裸の美女が集う。美女たちの乱舞、徘徊、錯乱、歓喜、狂乱、耽溺……あらゆる快楽がこの館でくりひろげられる。幻蝶が舞う夢と陶酔の館。この祝祭は初秋にはじまり、歳明け、厳冬の朝に散る。たった4ヶ月余の狂宴。お見逃し無く。2016年 篠山紀信

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