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【石読み日記】子供に持たせちゃいけないブレスレット

息子のために、娘のために、ブレスレットを作って欲しい。
そういう依頼で石読みをしていると、よく聴こえてくる声がある。

『子供を操ろうとしてない?』

(  ̄- ̄)ああ、そうかも。これって、そうかも…

子どもに対して
もっと~~したらいいのに
もっと○○な方が良いのに
親はなにかにつけて、そう思う。

私も子供がいますから経験あります。気持ちも分かります。それが親のエゴだとわかっていても、ついつい思ってしまうもの。

だから、子供用ブレスレットの依頼で
「もっと~~に」「もう○○になれるように」
という項目が入ってるのを見ると

( ´-`)これが親ってもんだよね…

と思います。それと同時にもうひとつ、感じることもある。

( ´-`)これ、子供自身の望みじゃないよね?
~~したい、○○になりたい?
いやいや、本人はそんなこと思ってないんじゃない?

おかしいなと思って、依頼者である親に問うてみれば…

悲しくも当たってるぅ~(´д`|||)
全ては親の望み。そもそも子供にはブレスレットを作ることすら話してない、なんて事もある(ーё一)

まぁ、それでも作ることは出来るんですけど、食い違いは甚だしい…

「もっと積極的になって欲しい」
( ´-ω-)うーむ、この子は目立ちたくないみたいだけど。何のために積極的になる必要があるんだろう?

子供が積極的に何かやってるのは喜ばしいこと。楽しそうにやってる、頑張ってる、充実した日々を過ごしてる…
親も嬉しいし安心する。「分かりやすく幸せそう」だから。
でも、それは親のエゴかもしれない。

「親には分からない子供の幸せ」もあるからね…(  ̄- ̄)

私は親のエゴは有って当たり前だと思うんです。子供の幸せを望むのはエゴではないけれど、漠然と我が子の幸せを願う、なんてのは難しすぎる。
やっぱり具体的な、もっと~~とか、~~になれば~という願いや望みが出てきてしまう。そして瞬時にエゴへと変換されてしまう。

これは自分の実体験から学んだこと。石読みの仕事をしながら、実生活で親として生きてきて得た学びです。

だから、子供のためにパワーストーンやオーダーブレスレットのリクエストをする時に気をつけて欲しい事があります。

無意識のうちに
自分が分かりやすい幸せや
自分の価値観と合う方向へ
子供を誘導したり操ることにならないか?


子供の想いを知らぬまま、親が望む方向へ導くブレスレットなんて、子供に持たせちゃいけませんよ( ̄ー ̄)

そんなブレスレットはいずれ、親子の確執を生み出す危ういモノになるのだから…



新しい目標は、他店で購入されたブレスレットのメンテナンスもできる店になること。商売的には難しいことですが、それがちょっとでも「山を守る」ことになれば…