8月27日の日記
久々に朝の通勤電車に乗った
高校の最寄駅を通ったとき
目を閉じていた
私はなぜここで降りないんだろうって
もう10年近く経っているから
もう誰もここにいない
ここで降りなくちゃいけなかった時も
降りなかった日があったなぁとか
思い出していた
終点まで行って折り返して
ショッピングモールのフードコートで
呆然とお弁当を食べていたら、来てくれた子がいた。
あの子といったらわたしでありたかったけど
そういうわけでもなかったなあ
換気のために開けられた窓のせいで
車両の隅でジェットコースターみたいな風を浴びながら
何にも変わってないのになあと思って、耐えた。
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下書きの掘り起こし。
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