ReAssembly1/28備忘録
先日、ReAssembly千穐楽に参加してきて早1週間が経ちますが一向に熱が冷めやらないので覚えているうちに文章にしたためることにしました。ライブレポと今回のライブで一つ前に進めた話です。ライブレポはかなり内容をさらっていると思いますが、ただ記憶にあることを全部書き出したという感じなので間違いもあるかもしれません。参加された方の思い出の補完と参加できなかった方にも雰囲気が伝われば幸いです。
私が源さんのファンになったのは逃げ恥の放送していた中学2年生の頃で、平匡さんを演じている人が主題歌もやっていてしかもダンスをキレキレで踊っているなんだこの人はとなったのがきっかけだった。
中学生の頃からファンだが実は私、ReAssemblyが初の源さんのライブである。中学生の頃は受験に真剣すぎてライブに行くという考えがなく、高校生はなぜかいつもテスト期間に被っていて、いざ受験が終わって行けるぞ!となったときにはコロナ禍であった。そして今回やっと参加できた。
前置きはここまでにして当日のことに移る。
私は27日まで大学の試験があり、加えて住んでいる場所が横アリまであまりアクセスのいい場所でもないので、早起きは諦めて昼ご飯を食べてから会場に向かった。駅もお店もどこも源さんのグッズを身につけた人だらけでこんなに仲間がいると思いながら横アリへ到着。
タオルだけ購入し、旗や花束の写真を撮って着席し、席はアリーナ後方のおしり席、思ったより近いななんて思いながら開演待ちを。会場ではNxworries (Anderson PaakとKnxwledgeのユニット名)のYes Lawd!というアルバムが流れており、時々UCCやMusic Video Tour 2のCMを挟みつつ、あっという間に開演時間に。
会場が暗くなり、Assembly vol.00の映像が流れる。バンドメンバーの皆さんが会場入りし、拍手が上がった。そして私から見て右側が煌々と照らし出され、一際大きな拍手が上がる。源さんは両手を振りながら登場した。源さんが見えた瞬間、ああ本当に源さんだ、源さんって存在するんだという思いでいっぱいになった。何度も曲を聴き、出演作を見て、ラジオを聞いて、エッセイを読んできたけれども一度たりとも自分の目で見たことがなかったので、ただただ感動でしかなかった。源さんは万雷の拍手の中ステージに上がり、深々とお辞儀をした。
化物
歌い始めた瞬間ものすごい勢いで涙がこみ上げてきた。初めて生で見られるのに、すべてを目に焼き付けたいのに、手を叩きたいのに、とにかく涙が止まらず、声を上げて泣いてしまった。立っているのもやっとで足が震えてしまうのを必死に押さえながら涙をぬぐった。「そしてまた何も起こらずおうちへ帰る」のキメが動きと併せてバシッと決まっててかっこよかったことだけは覚えている。
桜の森
ピンクっぽい紫色の照明に包まれる中、後方から見るギターを弾く源さんの姿の色気たるや。わたしはまだ泣いていたけどその姿はちゃんと覚えている。
ここでMC。来てくれたことの感謝を述べていた気がする。
ミスユー
音源よりもさらにソウルフルなアレンジでサックスの音色がしみる。源さんの歌声が思いのこもった絞り出すかのような強さを持っていたのと、「海空山川」といったものが並列されてる歌詞のところが一つ一つ丁寧に歌い上げていたのが印象的。
Present
個人的に最近この曲を繰り返し聞いていたので、聞けて嬉しかった。サビの「君へ雲と流れ何処か知らぬ場所へ攫ってほしいって」の歌詞、自分と隔絶したところにいってしまいたいという気持ちはわたしにもあるけれど、その気持ちにある源さんを想うと苦しくなる。ReAssemblyは総じて照明が素晴らしかったが、特にこの曲がすごかった。2番までは足元にスモーク焚きつつ暗めの青みたいな色の照明だったが、「雲が避けて陽の光が」のところで本当に陽が差し込んで光に包まれるような照明に変わる。天界に連れてこられたのかなと思うくらい光に満ちた温かい空間だった。どこかへ行ってしまいたいけど動けないところから一気に晴れていく様がまさに目の前で起きているという感じ。
ここでコロナ禍の間に曲作りの仕方が大きく変わったこと、出したいけど出ないなって思ってた音が出るようになった、第三の音楽人生だという話をして不思議へ。シンセがギュンとくる。照明がまっすぐ上に伸びてステージを取り囲んでいたような記憶があるが今思うと「希望溢れたこの檻の中で」の檻を表していたりするのかな。
このあとMC。
源「、、そういえば、声出し解禁になったらしいですね」
客(拍手)(歓声)「Foooooooo!!」
源「なんかパリピみたいな人いるんですけど~笑」
客(大爆笑)さらなる「Foooo‼」
スタンドらへんから「おかえり~」
源「ただいま~」
客(思い思いの歓声)
源「ちょっと待って泣きそうなんですけど」(両手を膝においてうつむく)
亮「やばいね」
うつむいた源さんが顔をあげたときの涙に濡れた少しくしゃっとした笑顔忘れられない。
源さんが泣くのはほぼ見たことがないので、本当にどれだけの思いでここに立っているんだろうと思いながら自分も泣いていた。周りも泣いている方がたくさんいた。
あとどっかで
男性ファン「友達じゃん!」
源「友達じゃねぇ!!!!!」
「ここには明確なラインがあります~」
(両手で間に線を引くジェスチャー)
「わからないという方は星野源のオールナイトニッポン火曜深夜1時にやってますから聞いてください」
と
客(大爆笑)(歓声)
源「うるせぇ!!!」「うわー久しぶりにお客さんにうるせぇ!なんて言ったわ」
的な流れがあった。
うちで踊ろう
声だし解禁の流れがあった後「みんなで一緒に歌いましょう」と言って始まった。コロナ禍にできたこの曲をみんなで熱唱したこと、私は一生忘れないだろうなと思う。「変わらぬ鼓動弾ませろよ」のところで源さんが涙で歌えなくなってしまったとき、亮ちゃんがすぐフォローに入っていたのも覚えている。うちで踊ろうは本来の楽しさと大きく二つ違う流れが生まれて、今もこの曲を誤解というか意図が伝わってないなと悲しくなることもあるけれどそれもすべて内包したうえで、このみんなで歌ったうちで踊ろうでひとつ完結した気持ちになった。
Continues
声だし解禁のくだりから会場のボルテージはマックスで爆発的なエネルギーがあった。この数年間で「命は続く」の歌詞の重みが増したのと、lalalalaのところで熱唱したのが印象的。思い思いに音楽に乗っていいるんだけれども一体感のある、源さんの言葉を借りるならアメーバ状になったというのがふさわしい様だった。
SUN
きらきらのイエローがかった照明の中で歌い踊る源さんがまぶしかった。ムーンウォーク見れたのも非常にときめいた。
「昔の曲だけど今聞くと違う響きがあるんじゃないかと思って」と二曲
ある車掌
みんなゆったり体を揺らして列車に揺られてるみたいで気持ちがよかった。
日常
最後の盛り上がってく感じと歌の力強さを覚えている。おうちカラオケのエピソードを思い出さずにはいられない。
「長く続けているとご褒美みたいな瞬間がある」と話し始め、好きだったSpy×Familyの話、今もいろんな国から毎日のようにコメントがある、違う言語で歌詞のここが好きですとか慣れ親しんだ日本語でもこういうところが好きですとかコメントがあると伝わってるなと思う、と源さん。
喜劇
シャボン玉がふわ~っと舞い上がって広がっていって会場がきらきら光って幻想的。ファルセットの美しさよ。
源「次で最後の曲なんです...…!」
客「え~~」
源「熟年夫婦のようなやり取り、『なぁ』『うん』みたいなやつ」
客(なりやまない歓声)
源「うるせぇ!!」
客(爆笑)
「ではこの曲であいさつを交わしましょう」という言葉があってHello Song。配信ライブでもいつも最後に披露していて次聞くときこそ直接聞けるといいなと思っていた曲がやっと生で聞けることに胸がいっぱいになりつつ夢中で手をたたいた。「Hello Hello」のところではみんな源さんに向かって手を振るのもこうして一同に会せた喜びを分かち合えて最高だった。
一旦退場するとき途中で止まって「今日誕生日なんです」ってわーってお祝いもした。
どっかのMC中に速めの手拍子が響いて、源さんが「アンコール?まだだよ、まだいっぱいあるから安心して」と言っていたけどあの手拍子はたぶんHappy Birthdayを歌いたかったんだろうなと思っている。どのタイミングで歌い出したらいいのかわからなかったから残念。
~幕間コメント~ 円盤化されるだろうし省く。面白かった以外ない。
聖「声すごかったですね、聞きました?」
寺「え?」
聖「え?って聞いてなかったんですかさっき」
寺「あーいやいや聞いてました聞いてました(焦)」
源さん自転車に乗って登場
聖「あのーちょっといいですか、あなた泣いてましたよね?」
源「(ちょっとうつむく)泣いちゃいました……」
聖「ですよね?」
源「いやあれは泣くでしょ!」
聖「やめてくださいそういう会じゃないんですから」
寺「聖太さんもモニターの前で泣いてらっしゃいましたけど」
聖「そうですよ僕も泣きましたよ」
大阪公演で寺ちゃんのズボンが破けた話。寺ちゃんは赤いパンツがお気に入りらしい。
Q Yellow Pass限定ライブとほかのライブの違い
今までは最後に向かってだんだん盛り上がってくって感じだったけど、今回のライブは一番最初から盛り上がる
Q 幼少期の誕生日のごちそう
覚えてないけどちっちゃいときマックで誕生日パーティみたいなのあったよねという話
呼ばれたことあるけど自分で開いたことはないからうらやましかった
Q 作曲したいけど何から始めればいいかわからない
日本は海外に比べて音楽を始めるハードルが高い。リコーダーみんなの前で吹くとかじゃなくて、全員にiPad配って学校内の音をサンプリングしてリズム作るとかから始めたらいいと思う。そういうふうに変えていけたらと思います。って言って自分で驚いてた。聖太さんも「随分壮大な話に」ってつっこんでた。
Q 今一番のわがままをするとしたら
それこそマックに3人で行きたい
聖「じゃあ今食べたいものは?」→ショートケーキ
聖「さっき食べてきたものは?」→目玉焼きと炒め物
武嶋さんジャンボさん登場
源さん棒読みで「ニセさんが来ないから探しに行ってくるー」と自転車で退場
Q 源さんの曲で楽しい曲難しい曲
(回答覚えてない)
武嶋さんが美央さんのストリングスの編曲がくるってる話をしていた
Q 岐阜でライブを、岐阜の魅力は(武嶋さんが岐阜出身)
名古屋が近いから岐阜は飛ばされがち、魅力は木曽三川があって自然が豊か
Q 青春時代に音楽以外にはまっていたもの
2人ともアイドル(お名前が思い出せない)
ジャンボさんは女の子に夢中だったんですねーって聖太さんがまとめてて笑った。
Q 今だから言えるライブの失敗談
おげんさんのとき武嶋さんがコロナにかかってしまって、当日わかったけど時間のない中バンドメンバーが分担してくれた。「武嶋さーん」って終わりに言ってくれて熱の中見てたけど泣いた
ニセさん自転車で登場
ニセさんの人気映像
山岸監督編という文字を見て、
「この現場で監督なんて呼ばれたこと一回もない」という聖太さん。
聖太さんは今夏?に放送されるドラマを撮っている
ニ「今まで俺が喜ぶ映像しか作ってこなかった聖太さんが」
聖「あなた今誰として喋ってるんですか」
ニ「今13500人の人が演技してるのに」
Qニセさんが売れるためには(回答は会員)
CM出演
→ゴッドタンでしか見ないザリーブのCMのお店の店員として佇んでいたい。壇上盛り上がってたけど、ここ明らかにお客さんに伝わってる率低かったのはゴッドタンを見てないか、見てても配信だから宣伝がカットされてるからだと思う。わたしもほぼ配信で見てるので思い出すのに時間かかった。
写真タイム
ニセさんのピン写→寺ちゃんの背後から覗くニセさん
「全員が鳴らすパシャが聞きたい」「ハイチーズってみんなで言って」
幕間コメント
(ニセさんはステージを降りた後、ステージの下のカーテンみたいになってるところから潜り込んでた)(このあとせりあがる準備)
君は薔薇より美しい
源さんは目線より下にいたが、ニセさんはせりあがるステージの上にいたので気づけば見上げる形に。思ったより高くて柵がないのが心配になった。歌う様も照明もスターすぎる。2番で投げキッス5回ほどいろんな方向へ。チュッじゃなくてチュパッという音だったのが今でも頭の中で聞こえる。
夏のクラクション
リクエスト4票らしい。色気たっぷりに歌い上げるニセさんが見れた。なんで自分はこの曲口ずさめるくらい歌えるんだっけと思ったら、奥様とのおうちカラオケで歌ったと選曲していたのと2018年の藤井さんとのカラオケパーティで歌われてたからでした。
REAL
「ニセはね~1曲だけオリジナルがあるんだよね」
「食べ物の名前とか飲み物の名前とか一緒に言ってね」
みんな当たり前のように羊羹とかガトーショコラとか声揃えて言ってたけどやっぱり星野源変態としか思えない。
インスタにも源さんが載せてた通りこの曲の終わりは、マイクをおろす→客「がんばれー!!」→マイクが来ないしぐさ→「ァルゥゥゥゥゥゥゥ」でした。最後まで歌えたあとのドラムの入りがかっこよかったしとんでもなく盛り上がった。
異世界混合大舞踏会
「ニセさんってオバケみたいですよねって言われるんだよね」という前振りがあった後「それでは聞いてください『異世界混合大舞踏会 feat. ニセ』」
びっくりするほどパリピ照明、大量のミラーボールが回ってカラフル。ニセさんと源さんのパートの照明の雰囲気が全然違う。「うーらーめーしーやー」の大合唱も楽しい。
ニセさんの一段高いステージにバンドメンバーの皆さんもあがって四方向に手をつないでお辞儀。バンドメンバーの皆さん退場。高いステージの階段が外されて、ニセさんはどうするのかと思ったらステージごと降下してきた。
ニセさん退場してエンディング映像が流れる。
源さん「ちょっと気絶してた」と再登場。来てくれた人にも来れなかった人にも感謝、前日に声出し完全解禁のお知らせが出てすぐ協議してくださった県や団体にも感謝を述べ、拍手と歓声の中幕を閉じた。
(追記)
どのタイミングか忘れてしまったが
ニセさんがステージの淵に座って足をぷらぷらさせながらジャンボさんに迫って、「ち、近いな」ってジャンボさんが困る
という流れがあった。
以上がライブレポになります。
改めてですが源さんのファン層の広さには驚きました。わたしのお隣は親より年上らしき白髪のおじさまだったし、自分よりも年下の高校生っぽい子たちもいました。今まで参加したライブや舞台は年齢層がかなり偏っていることが多かったのでこんなに幅広い年齢層の人がいる現場は初めてでした。
あとファンの皆さんのあたたかさも存分に実感しました。アリーナ後方は金テ銀テが届かないのですが、タオル裏返す話は聞いていたので半分不安半分期待で出口のところにいたら、本当に頂けました!しかもくるくる巻いてまとめてくださったおかげでしわ一つなく持ち帰れました。ありがとう年齢が近そうなお姉さん。周りにもタオル裏返して金テ銀テの交流をされてる方たちがいてなんてあたたかい界隈なんだとほくほくでした。
思い返すと、わたしは源さんに救われてばかりいます。
日々にいっぱいいっぱいで毎晩布団に入ると涙が出てくる時がありましたが、何度真っ暗闇で「私」を聞いて過ごした夜があったでしょう。
コロナが流行りだして修学旅行が直前で中止、三年間打ち込んできた部活の引退試合もなくなり、突然日常を奪われでも受験勉強には向かわなきゃいけなくてどうしようもなくなっていたとき「うちで踊ろう」にどれだけ救われたか。
自分のふがいなさや失敗に沈むとき
源さんの音楽や映像やエッセイやラジオに夢中になることがどれだけ日々を生きていく糧となったか。
源さんの発信するものに触れることでしか救われてこなかったいろんなときの自分が、今回のライブで思い出され、自分の中で肯定し、一歩前に進めた気がしました。本当にわたしにとって奇跡みたいな時間でした。この瞬間を自分のこれからの支えとなるものができたと思います。
私の人生は源さんに出会っていなくとも続いていたでしょう。ですが、それと同時に源さんに出会っていなかったらこんな楽しさも感動も得られなかったし、救われることのない自分があったと感じます。源さんのファンになってよかった。そして時間はかかってしまったけど源さんに笑顔で会えて本当に良かった。これからもわたしは源さんを応援し続けるだろうし、救われ続けるだろうと思います。
ここまで読んでくださった方がいたらありがとうございます。
やっぱり最後はこの言葉で。いつかどこかで会えたら笑顔で会いましょう。