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【はかせ日記】22/3/3 代々木「共産党本部」赤旗編集部にアポ無し訪問。渋谷「映画美学校」で『教育と愛国』試写会。松本ヒロさん。武田砂鉄さん、木村元彦さんなどと再会。ツイキャスに最凶ヒールイシンジャーが参戦。

博士の悪童日記 2022年3月3日(木)

6時頃、起床。

戦争反対。

3月3日 端午の節句。
娘とはあまり顔を合わせていない。


毎日、学校の行事で忙しそうだ。
たまに部屋を遠巻きから見るが、
BRUTUSの空間特集に出てきそうなくらい、
美しく片付いている。

そして、ボクの部屋、長男末っ子が住む地下室は、
乱雑なお部屋になってしまう。

正確に言えば、
長男はDIYやインテリア好きなので、
ボクと末っ子が同じなのかも。

日記を書くのだが、
昨日は書き残すことが多いのと
写真が多いので時間がかかる。

なんだかんだ3時間は必要。

途中、リビングでママから
「昨日の三又さんのスペース面白かったわ」
と言われて舞い上がる。

滅多にないことだ。

そこに三又又三が起きてきたので、思わず
「昨日のスペースが
ママに褒められて気分のいい夜明けだ」
と書いたから、
そのままLINE電話に切り替えて、
長電話になってしまう。
お互いの「老いるショック」自慢。

三又は、
「マーロン・ブランドと
 レオナルド・ディカプリオ」
が出てこなくなるらしい。

そんなこともあって、
飲まず食わずで走り書きして、
日記をnoteにあげて、
風呂に入っていたら、
待ち合わせ時間に。

アド街ック天国。

11時50分。
相沢直くんと高円寺駅で集合。
本日の導線を任せる。
ボクのブレーンのなかでも、
BOOKSTAND.TVの原カントくんと共に、
オール京大・東大の東大のほうで知られる、
「年表の鬼・相沢」だが、
41歳にして、搭載オーバーなのかも。

ボクの老いるショックの後に、
四方山話をしていたら、
「ブッチャーブラザーズ」のことを
「リッキーブラザーズ」と発音。
なかなか、このいい間違えはない(笑)

急遽、「代々木」下車。

ボクは何度もロケで行っているが、
東京育ちの相沢くんは、
共産党本部の位置を知らないらしい。

珍道中を繰り広げ、迷い道くねくね。

代々木名物のお地蔵様に道を訪ねつつ、

日本共産党本部、及び
「赤旗編集局」をノーアポで訪問に成功。

「赤旗編集局社会部部長」の三浦誠さんに接触。
会談だがタイムアップ。
「赤旗」掲載号は送ってもらうことに。

タクシーを拾って渋谷へ。
タクシー運転手さんの話も楽しい。

円山町の『映画美学校』での試写会。

文藝春秋担当編集の目崎さんが待ち受ける。

監督の斉加尚代さん。
そして製作の澤田隆三さん。
宣伝担当の「オフィス風まかせ」
松井寛子さんを紹介していただく。

もちろん全員初対面。

MBSの斎加尚代記者は、
橋下市長に吊るし上げられた、
女性記者として全国的に
映像で記憶されている。

そして、その後は、
テレビドキュメンタリー作家のキャリアを歩むことになる。

https://togetter.com/li/903665

「澤田隆三」さんはお会いしたら、
必ず触れようと思った、
「澤田隆二」さんイジり。

もう何度とイジられている様子。
大阪のテレビプロデューサーと言えば、
昨年亡くなられた、
澤田隆二さんなのだ。
(ボクは最晩年の終活のお手伝いが出来た)

松井さんとはどうやら、既に
Facebookでボクと繋がっているらしい。
ボクも松井さんと同じく、
東海テレビの『人生フルーツ』は生涯ベスト級の
ドキュメンタリー作品だ。

ノンフィクション作家で、
『オシムの言葉』で有名な、
木村元彦さんとも久々の再会。

10年以上前だが、
AERAの『現代の肖像』に
ボクが取り上げられた時、
しばらく、氏に「密着」された。

当然、ボクも取材返しをするので、
その「ルポライターの流儀」に
すっかり意気投合してしまった。

席につくと、通路を隔てた隣に、
大島新監督、前田亜希プロデューサーに会釈。

映画は「新しい教科書を作る会」
の一連の騒動を描いている。
松井一郎も籠池泰典さんも登場。
それぞれに、それぞれのアクの強いキャラを
演じている(としか思えないのだ)

会場からは何度も
エラそうな人のエラそうな対応に
冷笑、爆笑が漏れる。
実在する人物だけに笑って済ませられない。

東大の先生が、ほんこんさんと
全く同じことをおっしゃられた。

「ちゃんとした日本人」
「反日ではない日本人」

を作るのが、「教育」の目的らしい。

1時間40分が、
大島新監督の『香川一区』と同じく、
喜怒哀楽に包まれるエンタメ要素が満載ながら、
緩慢なる死に向かっていくような、
悪くなる一方な現実に打ちのめされる
ドキュメンタリーだった。

上演終了後の拍手が起こる。

監督とプロデューサーの挨拶。

監督はあくまで謙虚であり、
このテレビ映像作品のリメークが、
映画上映までたどり着けたことに、
晴れがましい様子。


澤田プロデューサーは、
還暦を過ぎて、
シニア職のテレビマンの
最後のプライドがスパークする。

「百田尚樹!」は呼び捨てだった。

客席で「松元ヒロ」さんに遭遇。

「ザ・ニュースペーパー」のときには、
何度もお会いしたことはあるのだが、
あの「テレビで会えない芸人」
の松元ヒロさんとしては初対面。

まるで、さっきの代々木の街角で、
お地蔵様に会った様な気分だ。

ボクの迷路で道筋を教えてくれている。

お互い「テレビで会えない芸人」の
抱きしめ合うような2ショット。

ボクが知らなかったが、
明後日の北野誠さんの『ズバリサタデー』
でも共演も決まっていた。

ロビーで武田砂鉄さんと遭遇。

先日のTBSラジオ出演の話。

気がつけば周囲に編集者ばかりで、
話が止まらない。

集英社のボクの担当編集、
藁谷さんに、
「明日が『青春と読書』の書評、締め切りですから」
と釘を刺される。

その書評本がこの映画の監督のMBSの斉加尚代記者の本。
そして、あまりにも誠実に書かれているので、
読み飛ばせないので読み終えれない。

この本の浅はかさとは段違いだ。

ボクと砂鉄さん、木村元彦さんと写真。

砂鉄さんとはラジオのトーク論の立ち話。
「人は何故噛むのか?」
まさか、あの武田砂鉄さんと
放送の技術論を交わすとは……。

雑談で西の制作会社ボーイズの社長・相沢、
元NHK記者『新聞記者』の相沢、
東の無名の放送作家・相沢の話になったが……。

AIZAWAが多すぎて話が渋滞していたが、
そもそも、ボーイズの社長は相原康司、
AIHARAだった。

最初から話が見えないはずだ。
これも「老いるショック」だ。

PR用のインタビューを収録したのだが、
話したらないほどだった。

映画館は誰かに見つめられている。

裕也さん、そして……。

奥崎謙三さんは出所LIVEを見に行って面識がある。

みんな、此岸から彼岸を見つめている。

映画館の入り口で再び松元ヒロさんと立ち話。
是非、大ネタである「憲法くん」を、
落語家のネタのように、
芸人同志でシェアさせて欲しい
と申し出たら、
「喜んで!」と同意してもらう。

「コラアゲンはいごうまんに覚えさせます!」と。

渋谷駅まで歩く。

コンビニでスタンハンセンを発見。
今日のコーデにぴったりだ。

スタン反戦もヨワキム反戦も、
今は反戦を唱えるときだ。

清水ミチコさんと同じく、
町中のオブジェも気になっている。

電車を乗り継ぎ中野へ。

中央線の電車の、真ん前の席、
本を取り出す制服姿の中学生を発見。
本のタイトルが気になる。
なんと『文明の衝突』だった。

彼が独特なタッチで傍線を引く様子をうっとりと眺める。

この本は、なんパターンも有るのだが、
単行本のカバーを外していた。

ボクは、この新書を読んだ。

中野から歩いて家まで。
ずっと話をしながら、夕日を眺めて。
春の風が気持ちが良い。

一年中、この曲は鳴り止むことがないのだが、
この時期はこれが一番のおすすめだ。

https://www.google.com/search?rlz=1C5CHFA_enJP888JP888&nfpr=1&sxsrf=APq-WBu7UBljB2d54oiREsLNeEk0a6mN2g:1646345582649&q=%E6%98%A5%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A3%E9%A2%A8+%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%BC%E2%88%92&spell=1&sa=X&ved=2ahUKEwiilIad-6r2AhVXAd4KHWfDASkQBSgAegQIAhA3&biw=1455&bih=657&dpr=2

帰宅後、ママの江古田体験を聞く。

オジ散歩で行ってみよう。

早くから晩酌を始める。

Twitterの肩書やアイコンを変える。

維新の政治家は市議レベルまでチェックを始めているが、
Twitterのイキリ担当と言われる、
飯田哲史市議に直訴したのだが、
まだ議論は続いている。

案の定だが、今まで知らなかったが、
このひとも過去にやらかしてくれている。
文字通りの「還流スター」なのだ。

オパ、維新スタイル!!

すっかり酔って出来上がったところで、
164日連続のツイキャスへ。

「立花頑張れ」という捨て垢のイシンジャーが現れ、
ヒールに徹した書き込みをして去っていったが、
このひとは長く記憶に残るだろう。

枝豆社長と電話でお話。

12時頃、就寝。
明日は歯医者と名古屋前乗り。マストに締め切りだ。


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