見出し画像

21/2/14大地震後の臨死体験。オジ散歩。チンコのサイン発見。末っ子と『小杉湯』、末っ子の中学合格、焼き肉祝勝会。

博士の悪童日記 2021年2月14日 日曜日

3時から4時頃のような。
夢、現(うつつ)の中を
逝きつ戻りつ。
「博士、博士ー!」
夢の中で声が聞こえる。

うっすらと遠くから聞こえてくる。
それが断続的につづく。

暗闇のなかで響く
「博士ー!博士ー!」と。
死んだんだなー俺……。

いざ死ぬといろいろと
冷静に受け止めるんだなー。

「パパー!」と呼ぶ声がないのは、
仕事先だったんだなー。

どこで倒れたんだろう?
何の仕事してたんだろう?
記憶がないんだ。
何処だ、何処にいるんだ、俺?
意外に痛みはないんだな……。
死んだら無だけど
意識はあるんだな。

…………。

「博士、起きてますかー?博士!!!」
ここで目が覚めた。

周りを見渡す。暗闇の寝室だ。
どこかで声がしている。
寝室の横から
水中から聞こえるよーな声が……。
「博士、博士!起きてますか?」

スマホだ!
あそこから喘ぎ声が聞こえる。
部屋を移ってスマホを取り上げる。
「もしもし?」
「関口です。良かった。
 博士、寝落ちしてます?」
「……寝落ち……?」
「Clubhouse を
 起動したままなんです」

そこから昨日の模様を
関口さんから聴く。
Clubhouse でボクが黙ってしばらくして、
「お酒買ってきた……」と生還。

そしてしばし話していたが
……沈黙。
「博士、起きてます?」
何度か聞いたけど反応なく。
モデレーターがボクひとりなので
散会することも出来ず、
リスナーを
スピーカーにすることも出来いまま、
そのうち大地震が発生。

リスナー同士も
停電したり揺れを共有したり、
大変。
ボクのスマホは一向に応答もなく、
「…………」

時折、寝息が……。

ボクの安否が心配になり、
関口さんが
大きな声で呼びかけるも……。

「…………」

そして関口さんを残し、
皆、深夜に忍び込むのを辞めた。
そして、4時間後がいまだ。
「地震があったの?」
「相当揺れましたよ!
 うちの方は停電があって」

ボクの地下室は3・11の時も
本も落ちなかったほど堅牢だ。

とにかく事情はわかった。
はっきりしたのは、
「ボクは生きてる!!」

それはひょんなことから起きた
臨死体験だった。

地震の規模をテレビで確かめて、
よく起きなかったもんだ、
と改めて思う。

作業モードに。
爆音Clubhouse で。
ママから「うるさい!」
と苦情LINEが。

窓を開けたままだった。

昨日の日記を書きました。

食卓。末っ子と夕方の約束。

発酵食品MIX。

原稿を一本仕上げる。
これは路線バスシリーズで3本、
バスをキーワードで駆け抜ける。
週刊誌の連載でやるから
面白いんだけどねー。

10時、
フルスイング利根川さん来宅。

本日のコーデは、
京都の猪木職人、瀬戸さんの猪木帽子。
変形MA−1の後ろはモハメッド・アリ。
再び猪木アリ戦を再現。

今日もバナナ持参。
街中のバナナに反応してしまう。

画像1

昨日、リモート共演した
後輩芸人・クッボモーニングが住む
シェアハウスで、
Clubhouse をRealhouse
にするために向かうが、
電話をすれば不在。
下北でLIVE出演とのこと。

同居人はガラパゴス。
「名前からしてガラ携だろ?」
と言うと「スマホです」とのこと。

「だったら今から行くわ」
となったが、
どうやら、
クッボのLIVEに客で行っているとのこと。

とりあえず阿佐ヶ谷へ。

画像2

「阿佐立ち姉妹」
の休憩所で甘酒で一服。

画像3

何時もの姉妹でゆっくりときこしめす。

画像4

「この帽子、ドイツんだ? おらンダ」
って言いながら、
コント55号の「帽子屋」
のような出店で、
ついつい購入してしまう。

画像10

トンペイ宅でRealhouseをしようと
押し掛けるが、
本日はバイトで不在。

流石に本日のRealhouseを諦める。


高円寺の自然食品「モットビー」
で親爺さんと話し込む。

画像5

「博士のブログを見てきた」
と一言言ったら、
健康食品をサービスするとのこと。

いないと思うけどね。

MA−1の
モハメッド・アリの裏地を披露する。

モハメッド・アリは
ボクシングの戦士であると
同時に吟遊詩人だ。

 必ず韻を踏む言葉遣いは、
原始ラッパーとも言われるほどだ。

「この服はバックプリントより
 裏地のサインが凄いんですよ。
 見て下さいよ」と。

画像8
画像6

FLOAT LIKE A BUTTERFLY
STING LIKE A BEE

有名な
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」だ。

I DONT HABE TO BE
WHAT YOU WANT ME TO BE

私はあなたが望むような
私にはならない。


「凄い。この英語の詩は誰が書いたの?」
 と親爺さん。
「そりゃあ決まっているでしょ……」
「……」
「ボクです」 

 ガクッ!

っと、
定番のやりとりをしながら。

NOAHへ。
はり治療院の袴田くんと四方山話。
医院の壁に、
芸人「うんこちんこ」の
「ちんこ」のサイン発見。

そもそも、
このサインがキン肉マンのパロディだ。
頭に「チン」と書いてある。

実は昨日、メールしたばかり。

利根川くんに
「チンコを誘っているんだよ。
この阿佐立ち姉妹のサンポに」

「阿佐立ち姉妹がチンコと
一緒にチンコサンポするの」
と構想を話す。

画像11

高円寺ルック商店街の古着が
どこもSALEで
物欲が抑えきれない。

行きつけの
コトブキの親爺さんと交流。

画像8
画像9

Gジャン、女性ものだけど気にいる。
子供たちにもお土産に買ってしまう。

このトレーナーのデザイン、
西寺郷太くんにあげたくなる。

画像12

ジョニー小野&グッポモーニングの
ユニット「ウインナーズ」に
あげたくなる……。

かっこ悪くておもろい。

画像13

利根川くんに、
高円寺演芸祭りの寄席へ
顔出しを薦められるが、
「ダメだよ。俺手ぶらだから。
また、しくじる。」
と断る。

しくじり先生恐怖症だ。

12時半、帰宅。1万歩。

よく話し、よく歩いた。

原稿作業へ。
座・高円寺へ寄稿する2千字。
遂行しないで一筆書きで全集中。


16時、原田専門家が来宅。
実家の老舗うなぎ屋『下山』
のレトルトを届けてくれる。

画像26

これは相当美味そうだ。

末っ子と約束した銭湯
「小杉湯」へ一緒に行くことに。

「受験が終わったら銭湯へ行きたい!」

と言っていたので。


でもよく聞いたら、
小杉湯は2回目らしい。
その前に幼稚園時代に連れて行った銭湯、
スーパー銭湯の記憶は無いらしい。

画像15

何時の間にか、
原田専門家にも懐いていて、
後ろから見ると、
サイコの誘拐犯にしか見えない。

原田専門家が着ている上着は俺のだし。
逆に俺が着ているのは、
原田専門家コーデ。

高円寺ホビット族で共有でございます。

原田専門家作の「博士キャップ」
原田専門家×ボクが作った
「博士の異常な愛情」Tシャツ。

原田専門家は『メルマ旬報』で世にも珍しい
Tシャツのデザインだけの
連載をやっている。

が、まったく流行らない。

今、はかせのYouTube専門会議で、
オンラインの
Tシャツデザインシステムを構築中。

画像16
画像17
画像18
原田くんデザイン。

小杉湯。
混雑しているが、
コロナ対応を徹底。

私語禁止で
湯船で誰も話をするひとはいない。

名物・ミルク湯他、
4種の湯をじっくりと楽しむ。

画像19

湯上がりに大人は
本日二度目の甘酒タイム。

画像20

ここれ事件が発生。
末っ子のために書かないでおくが、
たぶん一生覚えているエピソードだ。

番台さん、
周囲の方の親切に感謝。

原田専門家が
著者の講演会も見に行った、
「銭湯図解』も購入。

画像26

ボクは小杉湯は
隣の「小杉湯となり」
にも興味津々だ。


帰途、井上学くんとすれ違う。

末っ子に紹介する。
ボクの
「スネークピット・ジャパン(蛇の穴)」
の後輩で、
ママの大学の学部の後輩。

ジムではひょろひょろの
裏びょうたんで入門し、
最初はボクより弱かったのに、
後にパンクラスのバンダム級王者に
君臨した井上くん。

42歳の今も現役を続けながら
大学の非常勤講師も務めている。
文武両道の達人だ。

何時か、末っ子も
ジムに入門して欲しいな。

井上くんは
「小杉湯となり」の会員とのこと。

画像21

湯上がりの高円寺庚申通りは
2月とは思えない陽気で、
末っ子の同級生と何度もすれ違い、
まるで夏祭りの参道のようだった。

原田専門家と別れて、
末っ子の合格祝勝会、
行きつけの店『すだち亭』で
家族で焼き肉を囲む。

この店は、
ナルムのもやし、ケジャンが絶品。

画像22
画像23

今日はロースと上たん塩が、
最高だった。

上タン塩はこれだけ厚切りなので
舌でとろけるような柔らかさ。

画像24
画像25

大満足で帰宅。

娘がボクが昼に書いた原稿を
校正してくれたが、
その赤入れに心底、驚く!!


凄いわ。
娘、最高!!!


20時から関口長官とClubhouse の練習。

コトブキツカサの想い出話が
最高に面白かった。
忘却の彼方の話、
いろいろと思い出した。

田中みなみが我が家に来て
ベッドに寝転がった話やら、
「39本60時間イッキ観マラソン中継 」
の話やら、
とにかく初めて
ダイノジ大谷くんと喫茶店で会って、
そのときのコトブキくんの受け身が良すぎて、
『メルマ旬報』に連載をはじめたのだ。

彼が『メルマ旬報』で長く連載した、

『マン・オン・ザ・ムーン
 ~僕と村田渚の物語~』

が今年、単行本化されるのが楽しみだ。

今日、不在の家を訪ねた
クッボモーニングも入ったが、
何時の間にか寝落ちしていた。
また臨死体験をしないように。

サポートありがとうございます。 執筆活動の糧にして頑張ります!