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2023年11月17日 金曜日 ★復活!デーブ・スペクターとの対談(週刊プレイボーイ紙)、紀尾井町へ「はじめてのお使い」がリアル61歳徘徊ゲームに。

4時半起床だったが、
流石に無理で、2度寝。

6時起床。

激しい雨音。
大雨警報レベルだ。
自転車で外出予定なので
気が重い。

日記を書く。
このnote日記も、
もともとはライブドアブログで始まり、
基本、1997年から(病気の時以外は)
ずっと書き続けているわけだが、
以前の参院選当選の頃には、
平均500フォローくらいになって、
人気を博したが、今は二桁だ。
「ハカセ会」のように具体的な
数値目標を持とう。

モーニング。
食べ過ぎと指摘されるので、
量を減らした。食道炎なのだから。

ワンポイントリリーフの
焼きパンの上のオリーブが活躍している。

12時から15分だけ、
YouTube生配信。
一点ギフトでいただけた。

雨音はショパンの調べで、
フォルテシモに変わったところで、
自転車を断念。

バスで阿佐ヶ谷駅へ。
超満員バスの上、
皆さん、雨の水滴を車内に持ち込み、
暖房と相まって、ビニールハウス状態。

阿佐ヶ谷から、そのまま四谷へ。
乗り換え案内はあったが、
ここは拒否。
四谷駅で降り、紀尾井町ビルへ向かうが、
上智大学周辺で坂道を迷い道くねくね。
上智大学の施設が実に良く見惚れる。
ナビタイムを広げて
道先案内人の指示通りに進む。

紀尾井町ビルに到着。
過去に何度も訪問しているんだけどな。

2Fのスペクターコミニケーションへ。

30分早く着いたので、
スタジオ風になっている、
応接室を見廻す。


ビックマザーE.T.との第三種接近遭遇。

我が家のE.T.ちゃんを連れてくれば良かった。

歴代大統領に囲まれる胸像のデイブ。

サウスダコタのラシュモア山の如し。

壁一面に有名人との2ショットの額装だが、
『スライ〜スタローンという生き方』を見たばかりで、
しかも、ボクがロッキーTシャツなので目を奪われる。

京子スペクターさんとご挨拶。

週刊プレイボーイの
村上記者、五十嵐カメラマンも一室へ。
再会。嬉しい!!

「“あの言葉”を忘れていないか?
デーブ・スペクターと水道橋博士が決める
“裏”新語・流行語大賞」企画。

2020、2021とやってきて、
昨年はボクが病欠、デーブがひとりで。
そして、今回、ボクを忘れずに復帰されてくれた。

本当にありがたいことだ。

スタッフと談笑しているところに、
デーブ・スペクターが入ってきて、
「嗚呼、ハカセ、ご無沙汰してます。
元気だった〜?」
「元気なわけ無いでしょ!」
「社交辞令ダヨ!」
と言って、ふたりで笑う。

そこから1時間はノンストップ。
話が止まらない。
ボクは、確実に日本で一番、
デーブ・スペクターに詳しい日本人だ。
『藝人春秋』に1章を書くために、
英文レベルで調べて、
プロファイリングしている。

「スライ」がいかに素晴らしかったか、
ひとしきりのお話。

小林麻美の話が出たところで、
「あの娘の歌、良かったヨ」
「小林麻美」
「なんとかショパンとか言うの」
「雨音はショパンの調べ」
「そうそう。あれ!歌詞がイイ」
「ユーミン!!の翻訳、元はガゼボのイタロ・ディスコ!!」
などと細かく突っ込んでいると、

デーブが
「博士と話ているとホント安心するヨ。
全部、ひろってくれるから。
今、ボクの話って、現場で通用しないのヨ。
みんな、何かわからなくてポカンとしてる。
だから、後でwikipediaを見て!!って。
毎回、言うのヨ。
もう現場にボクの話、わかるひといないの」

と、町山智浩さんと同じことを言う。

大賞選びにも脱線、脱線。
デーブの話は基礎知識さえあれば、
基本的に全部面白い。
テレビで闇雲にスベっているように見えるが、
脱線しているだけなのだ。

しかもリミッターを外したところで、
これほどブラックジョークの喋り手は、
なかなか見たことがない。

『福田村事件』の話も。

演技陣全員を大絶賛。
日本の役者の演技のレベルが低すぎるのを
いつも問題にするので、
デーブから見ても、合格点なのが嬉しい。

デーブは、森達也監督の
『放送禁止歌』の共著もあるのだ。

これだけスイングするトークなら、
お客さんに見せてあげたい。

「デーブさん、一緒にYouTubeか、
ライブやりませんか?」と誘ってみる。
「テレビだったらイイよ。
ボク、ADがいないところダメなの」
とやんわり断られる。

確かに、デーブはYouTubeにも
トークショーのライブのゲストも
今までほとんどやっていないのだ。

デーブの次の仕事のためタイムアウト。
記念写真。

名残惜しくて、しばしお話が続く。

紀尾井町ビルを出て、歩いていると、
行列のラーメン屋に何故か、吸い込まれる。

ランチを食べるなら、
だいたい事前に目星をつけているので、
飛び込みで入るのは珍しい。

二代目つち田。創業店。

つけめんの売りの店だが、
寒かったのでラーメンに。

温かいんだから〜。美味い!!!

にしても、何故、予定していなかった、
この店に吸い込まれたのか、
不思議に思っていたら、
昨日のXを見て、ガッテン!!

このポストの残像が、頭の中にあったのだ。
脳って不思議だ。

四ツ谷駅まで歩いて、
中央線の下りにとりあえず乗り込む。

「迷わずいけよ、行けばわかるさ!」
と心で言い聞かせながら。

案の定、悪い予感通り、
中央特快(特別快速)に乗っていた。

中野駅から一気に三鷹まで飛ばされた。

三鷹駅の構内が近代的で、
なんでも揃っているのに驚きながらも、
再び、阿佐ヶ谷に戻り、
駅ナカの紀伊国屋で、
美味そうなキムチと納豆を購入。

駅前のジムへ。
財布を落としているので、会員証がないが、
臨時のカードを発行してもらう。

30分水泳。ジャグジー&サウナ。
水中ウォークマンで、
東野幸治の『ホンモノラジオ』を聞きながら。

最近は、聞けてなく、
やっと最新回付近にまで追いつくが、
ボクのライブを告知しているところ、
文字上では知っていたが、
音で聞いて、改めて感激。

我が家の家庭事情まで汲んでくれているのだな……。
漢・東野幸治!!

陽ので接骨院 阿佐谷本院へ。
「人間ドックの結果どうでしたか?」
「悪かったです。今度、カルテを持ってきますね」
と話しながらも1時間、ほぐしてもらう。

そのまま、中杉通りのバス停からバスに乗る。

内心、ボクは中村橋まで一本道だと思っている。

したら、途中で曲がりやがった。
このバス!!
「曲がるんかい!!」
思わず声が出た。
石神井公園まで連れて行かれるところだった。

もう次にバスに乗ったら、
何処へ連れて行かれるか、わからないので、
もうバスには乗れない。

這這の体で、とぼとぼと歩いて帰宅。

紀尾井町までひとりで行くのに、
完全に徘徊爺じゃないか。
と落ち込みつつも、
ココまで日常が波乱の迷宮、
大冒険になるなら
それはそれで良いことだ。

帰宅後、
『サンデー毎日』の書き直しをしながら、
昨年の選挙を振り返る。

どうしてもディテールを確認したくて、
Netを漁ると記事がたくさんある。

『オシムの言葉』の木村元彦さんの
インタビューは今読んでも生々しいな。

https://x.com/s_hakase/status/1725496619892867385?s=20


https://x.com/s_hakase/status/1725497420686242228?s=20

リビングで、少々、ママと口論したのを
反省しながら、子供のお迎えに。

末っ子は駅の方。娘はバス停まで。
娘のLINEのやりとりを勘違いして、
10分以上、待ちぼうけになる。
夜の冷え込みが半端なく、
笠地蔵のように凍りつく。
ようやく会えてから、
LINEのやり取りを振り返って、
娘と大笑いになる。
ここまで受ければ逆に嬉しくなる。

不幸も笑い飛ばせれば、それで良しなのだ。

アマプラで『波止場』(1954)を何十年ぶりかに見る。

昨日の町山対談で、
ボクがスタローンを「路上の知恵」と言ったり、
『波止場』のマーロン・ブランドのことを、
「カッコ良かった」
と言っていたのを町山さんが「違う!違う!」
と咎めていたので。

確かにマーロン・ブランドは
カッコ悪い演技をしていて、
全体のトーンは、
ロッキーの前半にそっくりなのだ。

町山智浩さんから。

スタローンは『波止場』を下敷きに
『ロッキー』を書いたんです。
だから「街場の知恵じゃないですよ」
と言いたかったんです。
そしてマーティン・スコセッシも
『波止場』を観て、
神父を目指すのをやめて映画監督を目指したんです。

と。なるほど。
映画評論的には大事なことだ。

22時から、YouTubeの生配信。
今日を記念して、
『藝人春秋2』のデーブ・スペクター篇を朗読。

この一遍を書くための労力、
そしてデーブ・スペクターの最後のオチの台詞を含めて
傑作だと思うので、読んで欲しいなー。

2時間を超えたが、結局、点数は入らなかった。

25時頃、就寝。
明日は二度目のUber Eatsなのだ。


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