ワークエンゲイジメントの基礎知識と海外の動向 (孫引き)
概要
ワーク・エンゲイジメントとは以下のそろった状態である。
仕事やに誇りややりがいを感じている (熱意)
仕事に熱心に取り組んでいる (没頭)
仕事から活力を得ていきいきとしている (活力)
類似する概念として、バーンアウトと対極に位置づけられる。
ワーカホリズムとの相違は仕事へのやりがいや楽しみである。
ワーク・エンゲージメントと仕事
ワークエンゲージメントの高さは仕事と以下の点で関連する
①睡眠の質の高さと心身の健康
②職務満足感と組織への愛着及び離転職意志の低さ、傷病休暇の少なさ
③自己学習の動機づけ及び創造性の高さ、適切なリーダーシップ
ワーク・エンゲージメントを高める要因
ワーク・エンゲージメントを向上させる要因は、①個人の資源、②仕事の資源、で構成される (図)具体的には、以下が代表例とされる
「作業レベル」仕事の意義、役割の明確さ、成長の機会
「部署レベル」上司のリーダーシップ、ほめてもらえる職場、失敗を認める職場などの
「事業場レベル」経営者との信頼関係、個人の尊重、公正な人事評価
介入効果は弱-中程度だが研究でのバラツキが大きい
介入ステートメントのエビデンスもまだ低いが以下の形式の効果が高い
①集団と個人の混合型介入
②ボトムアップ形式の介入
③アドヒアランス、コンプライアンス、介入満足度を高めること
出典
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