見出し画像

モーニング娘。が優勝した晴れの日があるからそのうち雨も降るJAPAN JAM

モーニング娘。がロック・イン・ジャパン・フェスティバル2022に出演するまで2週間を切ったところで、ようやくこの記事を書いてみる←

2022年、コロナ禍の中、モーニング娘。がデビュー24年目にして、また初めての経験をした。それがJAPAN JAMだ。

モーニング娘。は、全盛期と呼ばれる時期を過ぎた頃から
他所との接触を避け、とにかくコンサートコンサート…コンサートをしてきた。

いろんなアイドルがいろんな形でコラボやら対バンをしている時代、ハロープロジェクトも他のグループはそういうイベントへの参加はするも、モーニング娘。だけは一向にその類いのイベントへの参加は無く、売りたいんだか潰したいんだかわからないマネジメントをするというクソっぷりを常に露呈してるこの事務所。

しかし、近年はDA PUMPとのコラボ、ドルヲタ的には禁断のジャニーズとのコラボ()、そしてハロヲタ的には究極の禁断であるAKBとのコラボもやってのけた。どうしたんだクソ事務所。

2018年にはロッキンへの初参加もし、翌2019年にはロッキン最大のステージであるGRASS STAGEでのパフォーマンスも実現し、開演前の渋谷社長の感動的な挨拶も含め、「体力お化け」という1㍉もかわいくないキャッチコピーが出来上がるくらいにメンバーのみんなが全身全霊をかけたパフォーマンスをし、注目も浴びていた。

そんなモーニング娘。が2022年、初めてJAPAN JAMへ参加した。

はじめは、JAPAN JAM?ロッキンの劣化版やろ?と思っていたが、コロナ禍により声出しは禁止ではあるが、スタンディングスタイル、自由に動ける、そしてジャンプまでOKであるとのことで、秒で参加を決め、行ってきた。

イベント前日の天気はピーカンだったのに、当日の天気は今にも雨が降りそうな曇り空。5時半に家を出て8時半頃に到着し、ステージ前に位置取りをして、開始15分くらい前になるとついに雨が降ってきた。

だがしかし!

ここで無性にやる気が出てくるのがドルヲタハロヲタ。僕も安定でやる気に満ち溢れていたが、開始直前に降り止んでしまった←

そして開始時間。
ロッキンのときのように挨拶があって盛大なイベントになるかと思いきや、ひなフェススタイルのようにスクリーンに名前が映し出されてサラッと始まったそんなJAPAN JAM(笑)

セットリスト
01. ザ☆ピ〜ス!
02. 大・人生 Never Been Better!
03. ジェラシー ジェラシー
04. 泡沫サタデーナイト!
05. TIKI BUN
06. Teenage Solution
07. 恋愛レボリューション21(updated)
08. I surrender 愛されど愛
09. 恋愛Destiny~本音を論じたい~
10. What is LOVE?
11. I WISH

まず衣装がかわいい😄
亜佑美ちゃんがパンツタイルなのが、一度見つけたら嫌でも見逃せなくなるような衣装で好き😊

今回で卒業前ラストの出演になるちぃちゃんの髪型なんて、ツインテールに見えるくらいポップなハーフアップで人類で1番かわいいし、北川莉央ちゃんは安定の肩に何かが付いているメンバーで高まる。てかみんなかわいい🤗

印象的には、ロッキンよりも会場の広さが狭い印象なのと、曇りという天気…そして何よりも声が出せないというシチュエーションでの「フェス」というイベントは成立するのかと心配していないと言えは嘘になるくらい心配はしていたが、最初のザ☆ピースが始まると、その心配も杞憂に終わることになる。

オリジナルver.で披露するザ☆ピースはやっぱりひたすらに楽しい。しかもシッティングスタイルでは無く、スタンディング+動けるという空間…幸せである😄

ファミリー愛(つんくが作る言語化が難しいモーニング娘。のみ表現することを許されるサウンド)溢れる新曲「大・人生Never Been Better」、ザ・つんくであるジェラシー・ジェラシーと続き、次にやってくるのは泡沫サタデーナイト!

リリースした当時は、ついにモーニング娘。もつんく楽曲以外をリリースすることになるのか…と残念に思っていたこの楽曲だけど、残念に思うことなんか無い、楽しいのにどこか儚さが漂うサウンド。本当につんくじゃないのかと錯覚してしまうような楽曲…

振りコピもできる推しジャンもできる、こんなシチュエーションで感じる泡沫サタデーナイト!はこの日もこの上ないくらい最高に楽しかった。津野舞咲さん、素敵で偉大な楽曲を本当にありがとうございました。

そして、いきなりステージで肩を組み始め、一般人(Notヲタク)に「なんかよくわからないけど楽しそう」と思われそう(?)なTIKIBUNに、そんなよくわからないけど楽しい楽曲の次にやってきたのがTeenage Solution。

(今の)モーニング娘。をモーニング娘。として見せつけるには絶妙な楽曲、そして安定のギャップを狙った絶妙に卑怯なセトリ順(笑)ギャップを狙えば良いと思っているアップフロントは好き寄りの嫌いだ←

恋レボはupdatedでいながら、振付けはオリジナルであったことと、I surrender 愛されど愛→恋愛Destinyの連番をセレクトしてくれたことにはものすごく感謝。

そして何より、ラストに持ってきたのはフェスでドヤるのにふさわしいWhat is LOVE?ではなくI WISH…クソ事務所と言いながら今も着いてきている理由はおそらくこういうところな気がした。

ちょうどドラマ(真夜中にハロー!)が終わったあたりのタイミングだからと言えばそれまでではあるが、それを踏まえても、このクソ事務所はをヲタクに対する気持ちの根は優しいんだと、そう感じたこの瞬間。

晴れの日があるから そのうち雨も降る…そう歌う頃には、今にも雨が降るんではないかと思わせるくらいのギリギリな天候ではあったけれど、『曇り』という天候がこんなにも似合う楽曲は、きっとI WISH以外には見つからない気がする。

事務所のヲタクに対する気持ちと、初めてJapanJAMに出演したメンバーのオーディエンスに対する振る舞い、そして曇りの中で歌うシチュエーションとI WISH…全てが奇跡的な重なり方をして極上な空間として提供してくれたことは、幸せ以外の何物でもない至高な時間でした。


北川莉央ちゃんが、(現在)モーニング娘。のメンバーでありながら2019年当時のロッキンに参加していないことで、モーニング娘。が体力お化けと呼ばれていることへの気持ちのギャップがコンプレックスになっていたと、後のコンサートで話していたけれど、そこの意味でも今回のJAPAN JAMに参加した意味は莉央ちゃん本人にとっても、一緒にグループとして活動しているメンバー全員にとっても素敵な経験になったのではないかと感じる。

この記事を更新した日から数えてあと10日。15期は初めてのロッキンへの出演となる。

ロッキンで感じたコンプレックスは、本当の意味ではロッキンでしか返せないと思うから、最高な時間にしてほしい。

あとは・・・・・
もっとかわいいニックネームを付けてくれええええええロッキンんんんんんんんんんんんんn

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?