非暴力・非服従のすすめ

VRC民に向けたnoteの体で書かれた個人の感想

はじめに

関西弁を話す筆者にとって、関西弁は暴力と感じる
友人は冗談交じりに「西ハラ」(関西ハラスメント)と呼んでいる。

VRCでも繰り返される
ネットいじめ、誹謗中傷、お気持ち表明を見るに
言葉の暴力がもたらす結果は深刻である。

そこで私が読者に提案するのは「非暴力・非服従」である

現実的なリスクについて

言語による暴力を使用するリスクについて一部を列挙してみる。

・ドン引かれる
皆さんは政治・宗教・野球の話題は好きだろうか?
私は高野連は嫌いで、宗教に敬意を持つし、何なら
政的風刺絵も描いていた。

もし今の1文で何か引くもの、マイナスの感情を感じたら
言語暴力から他人が感じるのは敬意や共感ではなく、それということだ。

・訴訟リスク
泣く子も黙るD社と取引する法人を率いる緑髪のおじさんが
いつ弁護士を雇って殴り返してくるかなど、誰にもわからない。

それ以外の事案でも「犯罪行為をしている」などと
公に流布することは、裁判に耐えうる証拠がないと
言った側が厳しい立場に追い込まれることは想像に難くない。

防御するために殴り返すことは、法は原則として認めている。

・誰かが死ぬ
まさかそんなと思ってるなら、随分とおめでたい話だ
芸能人に限らず学校や職場で死を選ぶ人が毎日のようにいる。
よく思い出してほしい、我が国は自殺者が万単位で毎年出る国だ。
これを見て良心が痛むなら、過度なことは止めておいた方が良い。
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このように「攻撃するリスク」は現代ネット社会では
非常に高い。匿名掲示板の時代はとうの昔に過ぎ去った。
ならば相手にそのリスクを負わせる方が利口といえよう。

非暴力・非服従のすすめ

だからと言って黙ってればいいという訳ではない
金持ちや有名人、身勝手なお気持ちにへこへこする必要などない。

ここにはもう1つの意味がある。
いきなり聖人のように振る舞うことはできないが
あなたが怒りに従う必要もない。

VRCで例を提示してみる

・ブロックされても返さない
やられたらやり返す、倍返しだ!とカウンターブロックしても
実際には何もやり返すことはできていない
あなたの周りが気まずいだけだ。

あなたが非暴力の態度を保ちつつ
「相手の(身勝手な)都合でブロックしている」という事実で
論理的に優位性を持っている方が、結果として倍返しになる。

・お気持ちにお気持ちしない
もちろん、黙ってろという話ではない。
しかし、お気持ちに込められた
相手の怒りに服従しないということを意識してはどうか。

仏様は「恨みは恨みによって晴れない」と仰られた
また「伏惑の人」とも呼ばれ、怒りを調伏したと伝えられてる。

釈尊のようになって説法しろとは思わないが
そういう態度で反論すれば、天に唾を吐く人は少ない。

・たまには殴り返す
やり返さなければ舐めた態度をとる輩は必ず出る
「そら殴られてもしゃーない、君が悪い」というタイミングが来たら
遠慮なく殴れば良いと思う。防御するために殴り返すことは
広く認められた原則だ。

おわりに

とはいえ実践は困難だ。頭に来れば冷静な判断はできないし
会話の中で事故を起こすことは筆者にとって日常茶飯事だ。

しかしこれらのセンテンスを意識するだけで
怒りの輪廻から解脱できたような気がする。

非暴力・非服従のプレイングで、幸せにはなれないかもしれないが
少なくとも不幸からは遠ざかるのではないか?
そんな気がする。

あなたのリスク回避とプレイの助けになれば幸いだ。

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