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配信の裏側-ライブ配信オープンマイクVol.2の配信

11月14日(土)に配信したライブ配信オープンマイクVol.2、ホームグラウンドである下北沢のA Piacereから配信しました。

この日はアシスタントの娘とのふたり配信。
最近はだいたいふたりです。

先日、出張で音楽ライブの配信をしたので、機材がすべてうちに戻してあったので、ぜんぶ担いで移動しました。
カメラリュックに一眼レフ2セット、ケーブル類を入れたリュックがもうひとつ、三脚2つ、外部ディスプレイとATEM mini Proを入れたトートバッグがひとつ。
これをふたりで運びました。写真撮っておけばよかった。

当日の配信の記録というか、振り返りです。
反省もありますが、かなりスムーズに配信できました。
映像こちら。

2カメPAなし配信

この日は映像は2カメ、音声はPAさんなしで配信しました。
カメラはD500とD850、レンズは標準ズームをそれぞれつけて、絞りはF8です。
F2.8のレンズもあるのですが、開けすぎると、演者さんが動いたときのピントズレが気になるので、絞っています。

Q2n-4Kでの音声

音声はQ2n-4Kのみ。
ATEM mini ProにHDMIで入れて、映像も使用するか迷ったのですが、今回は音のみ使用しました。

前回、チャペルでのクラシック配信(ピアノ、チェロ、バイオリン)で、この機材で配信してほしいとの依頼があり、Q2n-4Kで集音したところ、チャペル内の反響も含めてとてもよかったのですが、演者さんのお話が、立ち位置が遠かったことから十分集音できず、その点が課題でした。

が、今回は室内でギター弾き語りということで、音量を検討した結果、演者さんから1メートルほどの位置にQ2n-4Kを設置。
トークの声も十分ひろうことができました。

前回のクラシック配信では、3重奏の音量がかなりあったことと、演者さんの通り道になることから、配信卓の位置からQ2n-4Kをあまり離して置けなかったため、結果的にお話の声がひろいきれなかったのですが、今回はそういったことがなかったので、近くに配置できてよかったです。

ピントの問題

カメラについては、D500(下手の寄りのカメラ)はばっちりだったのですが、上手においたD850のピントが背景に合ってしまうという、カメラマンとしてはどうなんだということをやってしまっています。
配信中に、配信管理とスイッチングをしながら私がカメラ操作していて、ピントズレには気がついていたのですが…。
カメラの設定はいつもどおりだったのですが、ピントが合う範囲など、気づかないあいだにダイヤルが回って変わっているケースもあるので、再度確認したいと思います。

今後のライブ配信オープンマイクの方向性

今回、PAさん抜きでやってみて分かったのは、Q2n-4Kでも、配信に耐える音は十分録れる、ということです。
予算的にも、PAさんをお願いするとその分かかってしまうのと、スケジュールを押さえなくてはいけないので、気軽に開催、とはいかなくなっていましたが、Q2n-4Kでできるのであれば、私とカメラアシスタントの2名体制でできます。

また、このセッティングだと、とても早く配信設営が終わります。
今回、タイムトライアルと称して計ってみましたが、設営、撤収、ともに、各30分で終わりました。
会場になれてきたというのもありますが、30分でセッティングして、配信リハーサルも含めて1時間なので、早いです。

また、楽器や楽曲を統一することで、早く回せるということも分かりました。

楽器のしばりなどを設けずに第1回をやったときは、PAさんに入ってもらったこともあって、セッティングチェンジがかなりたいへんでした。

たいへんになるのが分かっていたので、各組に1時間の枠を作って配信しましたが、ほんとうにたいへんでした。
PAさんには感謝しかありません。

今回はギター弾き語り二組、ということと、マイクがQ2n-4Kなので、現場の音そのままになりますが、それぞれのかたの音量のみ確認、調整ですぐに配信できるので、とても早く回せました。

なので、次回以降は、ピアノの日、ギターの日など、楽器や演奏内容を決めて開催しようと思います。
また、聴くほうとしても、プログラム内容がはっきりしていたほうが楽しめるかなと思うので、〇〇カバーの日、というように、テーマも決めていきます。


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