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配信の裏側-山本遊子の訊かせてよ-D850+24-70mmで200mmのような超アップを撮る裏技

前々回から配信と撮影に参加させていただいている「山本遊子の訊かせてよ」。
今回は銀座のすてきなデザイン事務所での対談でした。
ゲストの上田豪さん、ブランディングのお話など、興味深かったです。
当日の対談のようすはこちらをどうぞ。

こちらの映像は、編集後、PRONEWSさんのサイトにもアップされます。

4カメ配信

今回も、前回のノミガワスタジオさんのときと同様に、表ロビー純平さんの機材に私のNikon D850を加えるという構成で、4カメで配信しました。

配信中の様子を、スマホで撮影しておきました。
上田豪さんに映像の使用についてうかがったところ、「フリー素材なんでどうぞ!」と言われたので、貼ります!

各カメラの映像

カメラ4台を、次のように配置しています。

正面から二人を一緒に撮るカメラ

下手からゲストを写すカメラ

上手からホストを写すカメラ

ゲストのアップを撮るカメラ

このほかにも、テーブルの上に、遊子さんの記録用カメラ、マイクの予備としてQ2n-4K(撮影はせず設置のみ)等、いくつかのカメラがあります。

ゲストのアップを思いっきり寄りで撮った裏技

このゲストのアップを撮っているのが私のD850ですが、この日のレンズは24-70mmでした。

机の反対側、ぎりぎりにおいて、いちばん望遠側にしてもこれくらいです。

最初はこの画だったのですが、ホスト側に置いたこの画と画角が被っています。

もっと寄りで撮るなら、もう一段望遠のレンズを持って来たのですが、あいにくこの日はこのレンズしか持ってきておらず。

ですが、機材を変えないまま、

ここまで寄れることが分かりました。
テレコンバーターは使っていません(持ってません~)

拡大表示を活用

D850には、液晶ディスプレイの拡大表示が付いています。
これは撮影済みの写真を確認するのによく使いますが、ライブビュー表示(裏の液晶ディスプレイに被写体を写して撮影するモード)には、ピント位置の細かい調整に使うことができます。
動画撮影や、今回のようなHDMIスルーで出しているときに+のボタンを押すと、映像が拡大表示になり、そこで細かいピント位置をタップで決められるのでとても便利です。

ふだんあまり使っていないのですが、今回、この+ボタンを使ってピント位置を決めていたところ、他のボタン操作をしなければ、表示が固定できることが分かりました。
ディスプレイに表示されている状態がそのままHDMIで出ていくので、スイッチャーに送られる映像も拡大されています。

さらに寄りの映像も可能

D850だけでなく、D500も同様の機能があるはずなので、同じことができるか試してみたいと思います。
+ボタンは確か二段階押せるので、今回は使っていないですが、さらに寄りの画にすることもできます。
これと望遠レンズを組み合わせれば、離れたところからめちゃめちゃ寄った画も撮れるので、なにかの配信で試してみたいと思います。

寄っても開放が使える

今回使ったレンズはF2.8です。
望遠は、いつも持ち出しているのはF3.5からなので、寄るとF5.6くらいからになってしまいますが、このレンズだと、これだけ寄ってもF2.8が使えます。
70-200mmのF2.8も持っていますが、24-70mmのほうがなにかと便利なので、+ボタンで寄りが撮れるのはありがたいです。

スチールであればクロップで

動画ではできないのですが、静止画の撮影であれば、Nikonの一眼レフはクロップという機能でより寄った画を撮ることができます。
カメラ内でトリミングしたような状態の写真を撮ることができる機能ですが、もう少しだけ足りない、というようなときに重宝しています。

動画ではクロップできないので、どうしようかな…と配信中にロビーさんと相談しつつ、できるだけ三脚を寄せたのですが、+ボタンでまさかのアップが撮れました。
正式な使い方ではないと思うのですが、個人的に活用していきたいです。

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