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DevOpsエンジニアに必要なスキル


DevOpsエンジニアに必要なスキル

ここでは、DevOpsエンジニアとして就職・転職するために必要なスキル要件を紹介します。プログラミングからサーバー管理、ネットワークからインフラコードなど、DevOpsエンジニアに求められるスキルはかなり多く、様々な分野に精通していないといけません。


ツールやテクノロジーの知識と理解

必要な知識は多種多様で、ツールから最新のテクノロジーなど多方面の知識と理解力を求められます。しかも、一度覚えた知識でもある程度すると古くなってしまうため、常に新しい知識を増やしていく必要があります。


サーバー負荷・スケーラビリティ確保の経験

スケーラビリティとは、システムの負荷や増大に対して柔軟に拡張することを言います。ネット環境でのプログラムでは、サーバーが必要不可欠です。そのサーバーに負荷がかかった場合は、サーバーのパフォーマンスチューニングと、ロードバランサーを使った解決方法があります。基本的にロードバランサーを使って、増加した負荷を分散する能力が問われます。

インフラ・ネットワークの理解

構成管理ツールなどを使用するには、インフラ・ネットワークの理解があると便利です。サーバーは24時間365日稼動していて、停止して休むことはありません。そのため、強固で安定したネットワーク設計が重要です。また、クラウド上でネットワーク機器を使用する場合もあるので、ネットワークエンジニアとしての経験や知識もあると活かせます。

スクリプト言語でのプログラミング

プログラミングの言語は、大きく分けるとスクリプト言語とコンパイラ言語の2つになりますが、構成管理ツールなどは、主にスクリプト言語を利用します。そのため、スクリプト言語でのプログラミングができると重宝されます。

セキュリティやテストスキル

ネットワークなどの外部からの影響を受けやすい環境では、セキュリティやテストスキルはとても重要です。最悪大事なデータの流出などの問題もあります。そのため、脆弱性や外部からの攻撃を未然に防いだり、不具合が発生した時に対処したりとテストスキルを持って対策ができる人材は重要になります。

クラウドサービスの利用

クラウドサービスとは、ソフトなどのアプリケーションをサーバー上で稼動させることで、ストレージやコンピューティングなどのリソースを必要に応じて利用する形態を言います。構成管理ツールなどもAWSやHeroku、Azureなどのパブリッククラウドを使う場合が多いため、これらの利用経験が必要です。また、クラウドサービスごとにアカウントの管理やセキュリティ確保の仕組みが違うので、それぞれのクラウドサービスの利用経験が必要です。しかもこういったクラウドサービスは、利用した分の費用が発生します。そのため、知識が乏しくて利用経験が無い状態だと、業務として仕事をするには不安になります。

ビジネス・対人スキル

DevOpsエンジニアは、プログラミングの知識はもちろん、組織全体の管理のようなことをするので、様々な人とのコミュニケーションが重要になります。開発側と運用側との円滑な情報のやり取りができると作業効率も上がり、エラーなどの問題にも対処しやすくなります。

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