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フィジー留学体験記⑨
〜前回のあらすじ〜
フィジーの景色に感動した夕方を過ごしたのだった。
9/9(土)【9日目】
夜中の2時に目が覚める。
勘弁してくれ、7時まで二度寝した。
7時半にメイクを始めた。
いつもより入念にしたのでママが肌めっちゃきれいねと言ってくれた。なおすっぴん(ry
朝ごはんはコーンフレーク、ビスケット、ピーナッツバター、バナナ、紅茶。
9時半に家を出る。
パパが町まで車で送ってくれた。
10時にマクドに着いた。
メンバーはアイちゃん、オオ君の他に3人いた。二人のクラスメイトで誘ってくれていたらしい。
コミュ障な筆者はちゃんと話せるか心配だったが、みんないい人だったのですぐに仲良くなれた。
エヌくんは私と同じアイドルが好きらしく、とてもテンションが上がった。
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マクドの裏のボート乗り場に向かう。
ボートは往復で15ドル。
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離島に近づくたびにテンションが上がった。
水しぶきが気持ちよかった。
上陸すると、門がありすぐそばにレストランがあった。
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島を一周しようと海沿いに歩いたが、植物が邪魔でできなかった。
水着は持ってきたけど、恥ずかしかったので着なかった。
アイちゃんも海に入らないみたいで助かった。
カヤックに乗ることになった。
操縦は難しかったけど、コツを掴むとぐんと進む感じが楽しかった。
一緒に乗ったシーちゃんといろいろ話をしながら乗ったが、目標が具体的ですごいと思った。
フィジーが初海外というのも同じだった。KPOPが好きなのも一緒だった。
お昼はピザを食べた。
美味しかったし、観光地にしてはそこまで高くなかった。
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ご飯よりみんなで話すことが楽しかった。
今日初めて会った子もいるのに、こんなに仲良く話せている自分が不思議だった。
フィジーの不思議なパワーだろうか。
ふと窓の外の潮汐を見つめる。
さっきよりも激しい。
海という地球の地面にあるものの動きが宇宙の月と連動しているってすごいな。
なんでその発見をした人はそこに目をつけることができたんだろ。
そういう人が世に傑作と呼ばれる物語を生み出すのだろう。
帰りの船は行きよりも早かった。
かじを取る人と雑談できてちょっと感動した。
本土に着き、アイスがあるっぽいカフェに入った。
店員さんは、最初は怖かったけど優しい人だった。
アイスはバニラにドライオレンジが入っているものだった。とても美味しかった。
服屋に行く途中で市場に寄った。
フリーマーケットのようなところらしい。
お土産用にシャツとアクセサリーを買った。
服屋に向かう途中で食品市場にも寄った。
雑多な雰囲気がとても好きだった。
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帰りのタクシーは節約のため、帰る方向が同じ者同士で乗った。
オオ君がタクシー代の小銭を出してくれてちょっと得した。
家に入り、メッセージを確認する。パパ達は9時頃に帰ってくるそうだ。
パンとチーズ、ナッツ、クラッカー、バナナを食べた。ココナッツクッキーも我慢できず開けてしまった。
自分がとても開放的で積極的になっていることに驚いた。土地のせいなのだろうか。
世界は広く、人は暖かいということを実感した。
性善説を理解した。
あの小さい島で、少人数で暮らすことができたら犯罪もなく幸せなのだろう。
タクシーの中、ぽつりとオオ君に帰りたくないなと言うと、オオ君は日本のご飯や清潔さが恋しいから帰りたい、と言った。
それが当たり前の感覚だろう。そうだと思う。
それでいい、だからもう少しだけ、この場所にいさせてほしいと思った。
○フィジー'sメモ○
Bekana Island
・本島から島まで15フィジードル(往復)
・時間は約10分
・島にはではカヤックやバナナボートなどで遊ぶことができ、別料金を払えば水上アスレチックでも遊べる
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