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女性だけど、ネットでの一人称を「僕」にしてみた

一ノ瀬スイです。

僕は体は女性、心は女性寄りの中性で、人に女性扱いされることが大っ嫌いなようわからん人間です。

でも見た目はおそらく女性でしかないんだと思います。鏡を見ると自分の女顔が嫌になる。


ついこないだ、noteの非公開記事で「僕」という一人称を試しに使ってみたところ、なんかいつもの一人称の「私」よりしっくりくるような感覚がしたんです。

そこで、これまで女性っぽかったプロフィールのアイコンを変えて、もうちょっと中性度を高くしてみました。

前のアイコンがこれ。グレーと黒の色合いが好きだった


自分の容姿は完全に女性だと思う

僕は身長150センチ台前半、ウェーブ体型、かっこいいよりかわいいと言われる系統の顔なので、憧れの中性とはほど遠い容姿だと思っています。

昔の僕は髪を伸ばしていて、服装も長め丈のカーデにカットソー、デニムスキニーみたいな格好をすることが多かったです。


ロン毛時代の僕は、志田未来さんと佐野ひなこさんに似ていると言われたことがあります。おそらくこのお二方を「たくましい」「かっこいい」と評する方は少ないと思います。

とにかく、僕は100人中100人が「女性」と認定する顔なのだろう、と解釈してほしい。

だからこれまで一人称はずっと「私」を使ってたし、これからも会社などリアルの場では「私」を使い続けると思います。


顔が見えないからこそ使える「僕」という一人称

でも、ネットって顔が見えない場じゃないですか。

「僕」でも「俺」でも「私」でもなんでもいいじゃないか、と気づいちゃったんですよね。気付いちゃった、気付いちゃった、わーいわい。

自分の顔を見せなくていいから、体の性に縛られることなく好きなように文章を綴ればいいんだ。


僕は女性寄りの中性と思っているけれど、「私」という一人称にどうもなじめないなと思ってました。

かといってリアルで僕って言うのは単なる中二病だし。(僕っ子という言葉が存在するし、どうしてもそういうイメージを持たれがちではある)

と思ったら、僕と同じようなことを考えてる方がいらっしゃいました。↓


リアルとネットでことばを使い分ける

自分の身体の性と心の性が合わなくても、周りへのカミングアウトができない方も多いかと思います。

僕は「心は女性寄りの中性で、女性扱いされることが大っ嫌い」なタイプで、とりあえず女子トイレに入ることには違和感を覚えてません。


だからこそ自分の心を隠して会社で生きないといけない。

「私」と言ったり、男性に重いものを持ってもらったときには「ありがとう」とお礼を伝えたりしないといけない。


リアルで自分の振る舞う性に違和感があるからこそ、せめてここでは自分の容姿を気にせず自分の好きなことばを綴りたい。

そうすることで心身のバランスがとれて会社でもうまく「私」の仮面をつけられるようになるのでは、と期待する気持ちがある。

なにをどうすれば上手に生きられるのかわからないけど、1つずつ手探りで僕にとっての正解を探したいと思います。

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