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恋愛はお酒やたばこと同じ嗜好品だから、無理に恋愛しなくていい

一ノ瀬スイです。
今回は、私が最近感じていることについてつらつらと語ります。

それは私にとって「恋愛」というものは、酒やたばこのような嗜好品という位置づけだったのかもしれないということです。


恋愛=生きていくために絶対必要なもの?

自分はアロマンティックアセクシャルで他人に恋愛感情や性的欲求がもてない人間なので、高校時代の女友達の「恋愛=必需品」という考え方には共感できませんでした。

「恋愛している状態が幸せで、恋愛していない状態は幸せじゃない」と勝手にジャッジされてしまうあの感覚は、どうにも居心地がよくありませんでした。

昔は「頑張って恋愛しようとしてもできない私って駄目なのかな」と感じていた時期もありました。

でも、最近になってふと「これって昔の飲みニケーションみたいなものじゃない?」という考えが頭をよぎったんです。


生きていくためにお酒は絶対必要なものじゃないのに、上司や同僚、得意先との付き合いを維持するためのアイテムとしてお酒が絶対必要な時代があった…らしい。

自分は平成生まれなのでその点についてはわからない。

学生時代にお酒が飲めない先生がいて、その人が「(今はウーロンで許されるけど)、若いころは大変だった」というようなことを言っていたなー…という記憶があるくらいです。


それはそうと、恋愛も飲みニケーションと同じなんじゃないかなと思ったんです。

別に恋しなくても生きて行けるけれど、女友達との会話では「彼氏作らないの?」「○○くんとかどう?」という話題が出るので、人付き合いを維持するためには適度に恋愛をした方が話がしやすいと感じます。

なんだけど、それだけの話。女友達との付き合いを断った今となっては、世間体のために恋愛をする必要性がなくなりました。


飲みニケーションが過去の遺産になった今だからこそ

昔は「酒飲める」「たばこ吸える」という価値観が当たり前で、それ以外の価値観は「え?なんで?」という時代だったのかもしれません。(当時のことはよくわからないので憶測ですが…)

なんていうか、昭和から平成、令和になるにつれて「酒飲めない」「たばこ吸えない」という価値観が徐々に当たり前のものになってきたじゃないですか。

今は「お酒飲むと気持ち悪くなるからノンアルで楽しく飲みたいな」と、サラッと言える世の中に近づいてきたのかなと思っています。


そんな今だからこそ、恋愛についても「恋愛は嗜好品」という価値観も広められるんじゃないかなあ、と淡い期待を抱いています。

とにかくさ、恋愛は生活必需品じゃなくて嗜好品!って思えるようになれば自分のこころは楽になるんじゃないかなって思うんだよね。

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