社会人10年目、今さら大学生になる

こんにちは、Suiです。
今回は大学へ入学したお話しについて書きたいと思います。

20XX年、私は家族と旅行へ。
バスに乗っていると、なんだか階段がドーンとある建物が。

バス停の名前を見ると、そこは芸大でした。

当時、高校生だった私は「よし！絵を描くのが好きだし、芸大へ進学しよう！父親のところへ居候すれば通えるだろう」と決意。
しかし、頭悪い・デッサンできない・芸大に通わせるほどお金ない・将来食っていけないなどのないない尽くしで家族や祖母に反対され、断念。
しかたなく、とっとと就職できそうなビジネス系の専門学校へ進学しました。

2008年、社会人1年目。偶然、同じ芸大の通信課程を発見。
これなら！と思うものの、スクーリングが3日間。
忙しい部署にいたため半休すら取りづらく、とてもスクーリングには行けそうもなく、断念。
（2年次編入学というのも躊躇った理由のひとつです。）

2018年2月、私は片田舎の部署でえっちらおっちらと肥料や農薬、お米やみそなどを販売していました。
昼休みにInstagramを見ていると、あの芸大の広告が。
なんと、スクーリングなしで卒業できる学科ができていたのです。
大好きな絵を描く学科ではないけれど、デザイン思考や伝統について学びたい。
そして、画家にはなれなくても、せめて美術館で働きたいと思うようになりました。

反対していた祖母もすでに他界、両親には手続きが終わるまで一切言わず、入学式数日前にカミングアウト。

現在は学科の勉強と他の勉強を並行しています。

オチ？
そんなものはありませんよ（笑）