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◇今月の隊員さん◇ 第106回：キョロ隊員さん

ふくみみん

【プロフィール】-----------------------
男性、22歳、職業：会社員、大分県在住
X (旧ツイッター) ●https://twitter.com/@kyorotaiinn1
隊員歴：2022年８月から
主なアイドル遍歴：特になし
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　キョロ隊員さんは、大分県在住の22歳の男性隊員。学生時代は野球一筋で、アイドルとは縁がなかったが、ばってん少女隊との出会により、その生活はアイドルのいる暮らしに変わったそうだ。
　ばってん少女隊の現場に通うようになってからの約２年間を振り返ってもらいながら、推しの魅力や、コロナ禍後、初めて声出しライブに参戦した思い出など、様々に語ってもらった。


■九祭前夜の初現場

　２年前の夏、アルバム「九祭」の予約リリースイベントをららぽーと福岡でやってた日 (2022年 8.27) に偶然居合わせたことから、ばってん少女隊を知りました。
　友達５人くらいでショッピング中だったんですけど、これから観覧無料のミニライブをやると告知されてたんですよ。
　欲しかったものは全部買い終わってたし、観てみよう、と。興味を持ったのは僕だけで、友達は別の場所に行ったから、１人で観ることになったんですけど、別にいいや、くらいの感じで。
　ショッピングモールの屋外にイベントスペースがあり、そのスペースをぐるっと囲むように２階から全体を観下ろせるようになってて、僕は２階から観てました。

　ミニライブは約30分で、30分後には愛ちゃん (希山愛) 推しになってました。MCではほんわかした雰囲気でしゃべるのに、ライブになると、人が変わったようにキレキレなダンスをする、そのギャップに惹かれた感じです。
　ミニライブ後は、CDを予約するとツーショット写真を撮れる特典会があったので、愛ちゃんと写真を撮ろう、と。
　偶然居合わせた “初現場” で、一気に特典会まで参加した感じですね。
　ミニライブが終わったところで友達と合流したんですけど、僕が急にアイドル現場にハマっていく姿を見てビックリしたんじゃないかと思います (笑) 。
　たしか愛ちゃんに「初めて来ました」「ダンスがすごかったです」みたいなことを伝えて、ツーショット写真を撮影。
　その日、出かけるときには全く予定してなかった “推しとのツーショット写真” を持って大分県へ帰りました。

2022年 8.27@ららぽーと福岡


■みんなのことを考えている、あの人が好きです

　大分県生まれの大分県育ち。高校を卒業して、現在は、地元大分県の製造業の会社で働いています。年齢はきいなちゃん (春乃きいな) 、さくらちゃん (瀬田さくら) と同じ「01 (ゼロイチ) 世代」です。
　もともと野球少年で、高校まで部活で野球をやっていました。
　好きなプロ野球選手は、ジャイアンツの小林誠司選手。あの人がずっと好きです。キャッチャーというポジションをやっている姿に憧れました。
　キャッチーは１人だけ別の方向を向いて、９人全員でどうやって守るか、常に考えているポジション。
　相手チームの攻め方まで含めて、試合全体を考えてるところが、すごいと思います。

　そんな野球の “推し” と、愛ちゃんとでつながるところは。。。やっぱり全体を見てるところですかね。愛ちゃんもライブ中、人一倍楽しそうな一方で、会場のお客さん一人ひとりのことをよく見てくれてると思います。
　そう感じたのが、８周年記念ライブ (2023年 7.8@キャナルシティ劇場) 。僕にとって、初めての “声出し解禁ライブ” でした。
　今でもよく覚えてるのが、アンコールの「ありがとーと」で、ばってん少女隊６人が客席へ降りて来てくれた場面です。
　僕は上手端の席にいて、近くへ愛ちゃんが降りてきたので、とっさに「愛ちゃん！」と叫んだんです。
　そしたら。。。愛ちゃんはこっちを振り返って「来てくれてありがとう」と言ってくれました。
　あのとき愛ちゃんはイヤモニをしてたので、多分僕の声は聴こえてないと思います。だから、色んな偶然が重なった出来事だと思うんですけど、こっちを振り向いてくれたときの、あの笑顔。
　みんなの幸せを常に考えている、愛ちゃんだからこそ観ることができた、忘れられない思い出です。


■運命のお芋

　僕と愛ちゃんの共通点は。。。う〜ん、ほぼないと思います。
　初現場のときのエピソードがそうですが、僕は全体を優先させるよりも、単独行動しちゃうタイプなんで (笑) 。
　でも、強いて挙げれば「お芋が好き」なのが共通点です。
　石油ストーブを家で使ってるので、その上にアルミホイルを巻いて焼き芋を作ってました。
　朝ご飯とか、お腹が空いたときにも、おやつとして、よく食べよって。
　子どもの頃からずっとお芋が好きで、おすすめは大分県産の高糖度さつまいも「甘太くん」です。
　出会ったときは感動で運命を感じました。蜜がすごいんですよ。本当にトロトロになるような感じで濃密な甘みがすっごく美味しいので、もし食べたことがなければ、是非とも食べてみてください。
　特典会で話したことがあるんですけど、愛ちゃんも好きなお芋だそうです。

2020年1番最初に食べたものは
焼き芋でした＼(^^)／

たまたまよったコンビニに
甘太くんの焼き芋が売りよって
これは運命やけん買うしかない！と思って
新年早々、焼き芋を食べました♪

でもねその焼き芋、
蜜がたっぷりで
早速洋服にこぼしちゃいました(笑)

新年早々、やってしまいました(笑)

でもでも今年も美味しいお芋に
出会えそうや( ¯﹀¯ )

ばってん少女隊旧オフィシャルブログ：希山愛／2020年1月1日


■「キョロ隊員でいいですか？」

　今までの現場の中で１番印象に残っているのは。。。道の駅むなかたでの「あんたがたどこさ〜甘口しょうゆ仕立て〜」のリリースイベント (2023年 7.16) です。
　その日はミニライブ後にジャンケン大会がありました。景品は、パリで行われたJAPAN EXPO (2023年 7.14-16) にばってん少女隊が出演した際に会場で展示した、愛ちゃんのタペストリー。
　お客さん200〜300人と愛ちゃんで一斉にジャンケンして、負けたらその場に座るんですけど、残り３人になるぐらいまでの記憶が全くないんですよ。
　気付いたら僕を含めて残り３人しか立ってなくて「え？？？」みたいな (笑) 。
　その直後、たしか１回３人とも負けたはずなんです。で、ジャンケンをやり直して、最後まで残れた。そんな感じだったと思います。
　僕が着てたのが愛ちゃんのメンバーカラー：緑の８周年Tシャツだったから、上田さん (上田理子) が「愛ちゃんのタペストリー、緑推しの方に当たりましたね！ おめでとうございま〜す♪」みたいなことを言ってくれた記憶があります。

「タペストリーに宛名とサインを書くので、こちらに来てください」と、スタッフさんに誘導されてバックヤードへ行くと、嬉しかったのが愛ちゃんがもう「キョロ隊員」という名前を書きながら「 (宛名は) “キョロ隊員” でいいですか？」と聞いてくれたことです。
　初現場のららぽーと福岡から約１年。九州現場に通い続けた僕の顔と名前を愛ちゃんは覚えてくれていました。
　スタッフさんも気を利かせてくださって「特典会は参加されますか？」と聞かれ「はい」と答えると「インクを乾かしてから、お渡ししますので、また来てください」と。
　色んな偶然と、思いやりのおかげで宝物をいただけました。
　ちなみに、あの日はイベントが終わった途端に豪雨が降ったんですけど、車の中へすぐ避難させたので、タペストリーは無事でした。


■一緒に観ていこうぇ

　今まで、ばってん少女隊を好きになるまでは、ライブに行ったことはなかったし、フェスにも行ったことがありませんでした。
　それがばってん少女隊を好きになったことで、夏のUNDER THE SCREAM!! (2023年 8.27@城島高原パーク) や、今年の春のジゴロック (2024年 3.16-17@大分スポーツ公園) など、有名なアーティストがたくさん来るフェスを経験できました。
　会場が地元なので、普通に知り合いと会う可能性もあるんですよね。
　現場の僕は、バチバチにばってん少女隊公式Tシャツを着ているので、隠すつもりは全くないです。
　むしろ「一緒にばってん少女隊のライブ、観ていこうぇ」とか誘うと思います。もし断られても別に傷つかないですよ。単独行動、得意なので (笑) 。

　初現場以降、１人で現場へ行ってましたが、タペストリー効果で声をかけてもらえることもあり、現場仲間の隊員さんが増えてます。
　それから、少し前に、同い年の「01世代」の隊員さんとのグループチャットに誘ってもらって、９周年記念ライブ (2024年 6.23@福岡市民会館) では集合写真を撮りました。

　１番好きなばってん少女隊の曲は「虹ノ湊」です。
　昨年の宗像祭最終日 (2023年 11.5) 、多くの方々と一緒に、夜空を彩る打ち上げ花火を観ながら聴いた、あの「虹ノ湊」が素晴らしかったです。ぐーぐうCHの動画で当日の様子が公開されてますけど、あれ以来「虹ノ湊」を聴くと、涙が込み上げてきます。
　何度かばってん少女隊メンバーが口にしていますが「もっと多くの隊員さんと、色んな景色を見たい」。僕も同じ思いなので、さらにたくさんの隊員さんが現場へ来てほしいですね。

　通い始めてもうすぐ２年になりますが、ばってん少女隊の現場について、ゴミのポイ捨てとか、マナーの悪い人を見かけたことはないし、現場で嫌な気持ちになったりとか今まで経験したことがないです。
　新参者を受け入れないとか、そういう雰囲気は全然ないと思います。
　少しでも興味があったら、僕自身がそうでしたが、ショッピングモールでのリリースイベントなら観覧無料のミニライブもあるので、足を止めて観てくれたらと思います。



【隊員さん募集】
　当ブログではお話を聞かせてくれる隊員の方 (18歳、高校卒業以上) を募集しています。
　特別なエピソードは必要ありません。「ありのまま」で大丈夫です。
　接触厨も楽曲派もOK。楽しみ方は人それぞれ。（でも周りの迷惑には気をつけてね）
　DDの方も“隊員の日”があるなら立派な隊員です。
　ご協力いただける方はhttps://twitter.com/SuhaiGenba までDMでご連絡ください。

＜「今月の隊員さん」について＞
　この企画は、タワレコオンラインで連載されていた「アイドルのいる暮らし」へのリスペクトをこめたパクリ企画です。
　福岡県のローカルアイドル・ばってん少女隊のファン (通称：隊員) にはどんな人がいるのか？
　どんなきっかけで隊員になったか、普段はどんな生活をしているのか。
「風変わりな人」として伝えられがちなアイドルファンの姿を、もっと真っ当に伝えたくて、隊員の方にガチでインタビューしています。

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