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【ライブレポ】ばってん少女隊7周年記念ライブ〜「大きな夢をまた見てもイイのかな」と、上田理子は言った〜

 本日は、福岡国際会議場メインホールで行われた、ばってん少女隊7周年記念ライブを観て来ました。

 会場の福岡国際会議場メインホールは、固定座席1,000席の多目的ホール。
 とても広々とした綺麗な会場で、4年前に3周年記念ライブ (2018年 7.16) 、そして昨年6周年記念ライブ (2021年 7.3) を行った会場でもあります。


 なお以下、セトリ等ネタバレ有りでレポしてますので、配信アーカイブこれから観るからまだ知りたくなーい、という方はここでばいばいばーい。
 でも観終わった後、読んでみてもいいかな、と思ったらまた帰ってきてね。

■ライブレポ

概要 (セットリスト)

第1部 14:01~15:40
第2部 18:02~19:57
観客約1,000人、有料配信あり
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セットリスト
(1部と2部で変更あったところは併記)
1 YOIMIYA
2 OiSa (short ver、以下3〜8まで、曲間をOiSaでつなぎ、8の後、OiSa最後のフレーズで締める構成)
3 Killer Killer Smile
4 崇シ増シxxx物語 
5 乙女ノ手札 
6 FORCES
7 MEGRRY GO ROUND
8 己MYself
MC 自己紹介、セットについて、春乃きいな・蒼井りるあ2人でトーク
 (衣装チェンジ)
9 Just mean it!
10 わたし、恋始めたってよ!
11 Dancer in the night
MC 九州7ツアー再集結の約束、1部のみ「世界からのお祝い」パロディ
12 スウィンギタイ/おっしょい!
13 ジャン!ジャン!ジャン!
14 Number Shot
15 6STARS
16 虹ノ湊

もう一献(アンコール)
1 ばりかたプライド/MILLION SUMMERS
MC ライブの感想、告知、記念撮影
   2部では1人ずつ1年を振り返り最後のごあいさつ
2 おっしょい!/Over
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●会場の様子

 第1部は「機材の最終チェック」のため、開場時間が遅れる事態がありましたが、約20分ほど押して入場がスタートし、開演時間直前になると、会場全体の席はほぼ満席。
 昨年はディスタンスをとり、客席をほぼ半分にしての満員でしたが、今年はディスタンスをとらず、ほぼ全席詰めてお客さんが入れるスタイルで、キャパ:約1,000人の会場が、お客さんでいっぱいに埋まっていました (わずかばかり見かけた空席は、何かのご都合で来られなかった方のものと思われます) 。
 正直に言います。こんなに完璧に埋まるとは、思ってた想定の遥かナナメ上でした。わたくし、ライブレポを書くときは、お客さんの数を「概算で測ったより、少しだけ増やした数」を記載するのですが、今日の数はガチです。
 感染症対策のため「マスク着用」「咳エチケット」「声を出しての応援はNG」などの注意事項はあったものの、ディスタンスは無しで、会場の客席をフルに使ったスタイルでした。
 昨年、6周年ライブ (2021年 7.3) では上田さん (上田理子) が「2018年にここでライブしたときは悔しい思いもした」と言っていて、空席が多くあったこと (当時の会場の様子が分かるツイート) の "リベンジ" と思われる感情が表れていましたが、ばってん少女隊は、ついに、この広い福岡国際会議場を埋めてみせました。
 5歳くらいの女の子が緑のリストバンドをして、お母さんと並んで座っていたり、「YOIMIYA」の歌詞を思わせるような浴衣姿の女性グループや、いつ、どこの会場に行ってもお見かけする常連の隊員さんなどなど、本当に様々な方々が全国から集まり、期待が最高潮に高まるなか、開演時間を迎えるのでありました。


●序盤:"和のセトリ" が達した、1つの到達点

 定刻を少しだけ過ぎた頃、場内の照明が落ち、「ズンッ! ズンッ! ズンッ! ズンッ! 」と4つ打ちのビートが鳴り響き、「YOIMIYA」が始まりました。
 同時に、ステージに設営された4階建のセットの1番上から、白を基調とした衣装のばってん少女隊6人が登場です。
 メンバーの手には「和柄の傘」を携えており、後のMCで、今日のライブは全体を通して「和」をコンセプトにしていることが説明されたのですが、美しい和柄の傘を持って歌う、素晴らしい「YOIMIYA」が披露されました。

 続けて2曲目は、ばってん少女隊の代表曲となった「OiSa」。
 この曲でばってん少女隊を知り、今日のライブに初参戦した、という方も少なくないでしょう。ライブの鉄則は「1秒でも早く、お客さんの心を掴む」なので、「OiSa」新規の方の心も、ここでがっしりと掴む。。。
 と、思ったのも束の間、1番が終了したところで、それぞれのメンバーカラーの照明が6人をスポットで照らし、「足んない足んない」というBGMとともに「Killer Killer Smile」がスタートしました。

 まさか、「OiSa」をショートバージョンで終わらせるの!?

 意外な展開に驚いていると、続く3〜8 (下記の曲) の曲間で「OiSa」が少しずつ進行していく「OiSaつなぎ (マッシュアップ) 」のセトリが披露されました。

3 Killer Killer Smile (上田理子ソロダンス)
4 崇シ増シxxx物語 (希山愛ソロダンス)
5 乙女の手札 (春乃きいなソロダンス)
6 FORCES (柳美舞ソロダンス)
7 MEGRRY GO ROUND (蒼井りるあソロダンス)
8 己MYself (瀬田さくらソロダンス)

 さらに、上に書いたように、各曲でメンバーのソロダンスが加えられています。
 昨年の年末ライブ (2021年 12.4@福岡、12.18@東京) では、「曲と曲の間」で、ソロダンスをしたことがありましたが、今回は「曲中」でのソロダンス。

 これ、本当にすごいことだと思います。

 5月、6月と、九州7ツアーやフェスで「通常の振付」でパフォーマンスをしていたのに、今日のライブのために、「すでに覚えてある振付」をアレンジし、覚え直す、そういう作業があったということです。
 ソロダンスだけでなく、和柄の傘や扇子、一輪の花を使った演出まで組み込まれており、おいおい、ばってん少女隊どこまで進化するんだ!?  と驚きの連続でした。

 小太鼓の音など「和」のテイストの曲を並べた「和のセトリ」が始まったのは、私の記憶が確かなら田舎娘FINAL (2021年 3.28) からだと思いますが、今日のライブは、「和のセトリ」が最高に仕上げられた、1つの到達点とも言えるステージだったと思います。

 序盤から、あまりに見事な、熟練の「工芸品」を観せてもらっているような、上品で素晴らしいスタートでした。


●中盤①:"世界からのお祝い" も来る、ばってん少女隊!

 序盤の「和のセトリ」を成功に終わらせた6人。
 直後のMCに入るなり、上田さん瀬田さん (瀬田さくら) から「フゥ〜!!!」「イエ〜イ!!!」と、緊張から解き放たれたような歓声が上がりました。
 やはり、終わって声を上げるほどに「キメキメのブロック」をやり遂げるのは大変だったのでしょう。心の底から自分たちを讃えるような「フゥ〜!!!」に、会場からも思わず笑い声がこぼれていました。

上田「まずは、自己紹介させてください。私たちは、ばってん少女隊ぃいいいいい」
6人「だぁーーー!!!」
(この後、1人ずつキャッチコピーを添えて自己紹介。ちなみに、キャッチコピーは1年ごと見直す、ということでしたが、今年は更新するメンバーはおらず、全員これまでのフレーズが引き続き使用されました)

上田「7周年を迎えました。昨年はディスタンスをとるスタイルでしたが、今年は。。。お隣同士、席を空けてないです!」
希山「ステージに登場するとき、いっぱいのお客さんが見えて、気持ちが "ブワ〜" って高まったんやけど、笑顔とか、そういう曲じゃないからできなかったけど」

 序盤、「笑顔」でパフォーマンスするブロックではなかったため、抑えていた感情を解放し、アイドルらしい「最高の笑顔」を観せて6人のトークが続きます。
 満員のお客さんに感謝の言葉を伝え、今回のセット、小道具、衣装が「和」をテーマにしたものであることが説明されました。

 1部では、この日の朝に公式Twitterにて公開された「世界からのお祝いメッセージ:ばってん少女隊7周年おめでとう!」の動画を、配信用のカメラに向かって6人がパロディする場面も (笑) 。
瀬田「 (片言の日本語で) バッテン少女隊! ナナ周年、オメデトウ!」
 投げキッスをしまくるメンバーと、笑い転げる上田さん

 わちゃわちゃしてると、りるあちゃん (蒼井りるあ) 美舞ちゃん (柳美舞) がぶつかってしまい「ごめんねごめんね」と、我に返ったりしながらも、ほのぼのする時間でした。やっぱり、こういう姿がイイです。

 真剣にパフォーマンスする一方で、しゃべり出すと、途端に "親しみやすい" 雰囲気で多幸感に包まれる。ばってん少女隊が愛される理由の1つです。


●中盤②:後半戦〜踊れるアゲ曲ゾーン突入〜

 "魅せる前半" に対して、後半は、メンバーも煽りを入れながら明るく楽しい曲を連打! 連打!
 前半は照明も抑えめだったのですが、12曲目からの後半ブロック、1部では「スウィンギタイ」が、2部では「おっしょい!」から始まり、会場がパッと明るくなって、パフォーマンス中の「笑顔」をありがたく拝みながら、聴いているとウズウズして楽しく踊りたくなる「最高の音楽」の連続でした。

おっしょい! のりるあ口上「みなさん! まだまだ元気ですよね? 最後まで全速力で駆け抜けるぞー!」

 4階建てのステージ、今日は1番上の階に6人全員が揃って歌う曲が2曲あったのですが、まるで、会場のテンションが上がっていくのと同調するように、「ジャン!ジャン!ジャン!」の後半で、今日初めて6人が1番上の階 (4階) へ集まりました。

本日のステージ

 そして、1番てっぺんから歌うのは上田さん
「今すぐにアイドル界の、ジャンヌ・ダルクになりたい!なう!」
 完璧な宣言を決めた「ジャン!ジャン!ジャン!」に続く曲は「Number Shot!」

春乃「さぁみなさん、まだまだ "疲れた" なんて言わせませんよ! 手を上げて! 一緒にたくさん振って盛り上がってください!」

 所長 (ばってん少女隊初代マネージャー) 時代に、1つの到達点として出演したNUMBER SHOT 2019 (7.21@海の中道海浜公園) のために用意されたこの曲。
 今日もサビでたくさんの「ペンライトの海」がカラフルに会場を彩りました。

 おじさん、本当にウルウルきて、3年前の「田舎娘4thツアー」ファイナル (2019年 3.30@Zepp DiverCty Tokyo) で「NUMBER SHOT出演決定」がサプライズ発表され、涙を流して、当時一緒にツアーを廻っていたバンド:MAYSON's PARTYばってん少女隊、13人が喜びを分かち合った記憶が蘇ってきました。
 旧ばってん少女隊の、最高の思い出の1つとして、忘れられない光景です。あの日の「景色」を、「今のばってん少女隊」が観せてくれた気がしたのです。


●終盤①:秋、NEWアルバム発売決定

 新曲「虹ノ湊」で、再び6人が1番上の階からサビを歌い、会場の盛り上がりが最高潮に達したところで、メンバーが「ありがとう!」と言いながら退場し、誰もいなくなったステージにアウトロの「Yeah!」が響き渡り、本編終了。

 アンコールでは、「虹ノ湊」が九州全県FMパワープレイを獲得したことや、SUMMER SONIC 2022 (8.21@幕張メッセ) への出演決定など、嬉しい告知を次々と発表しました。

 SUMMER SONIC 2022では「J-CULTURE STAGE」という日本の文化を発信するステージに出演予定だそうで、今日魅せてくれた「和のセトリ」の仕上がりからして、きっと素晴らしいステージを魅せてくれることでしょう。

 そして、2部では初出し情報として、秋に4th アルバムをリリースすることが発表されました。
 シングルは「OiSa (2021ver.) 」〜「虹ノ湊」を含むそうで、まさに「今のばってん少女隊」の路線の楽曲がたくさん聴けるアルバムになりそうです。


●終盤②:大きな夢をまた見てもイイのかな

 2部アンコール、最後の挨拶で1人ずつ、この1年を振り返っての感想を述べる時間となりました。
 愛ちゃん (希山愛) きいなちゃん (春乃きいな) が、7年前に自分たちが行った「アイドルになりたい!」という「決断」は間違いではなかったことを語り、瀬田さんは「ディスタンス無しでみんなで会える幸せをもっと多くの隊員さんと共有したい」ことを語りました。
 りるみゆ2人からは、「1年前は、入って数ヶ月で迎えた結成6周年が不安でいっぱい (りるあ語録「不安でぎゅー!」) だったけれど、隊員さんみんなが待っていてくれること、先輩、スタッフさんのおかげで、今年は、この日を楽しむことができた」と語られました。

 そして。。。
 話す前から、メンバーの言葉にもらい泣きしていた上田さんの言葉がすごく良かった。本当に、この人はよく笑うし、よく泣く (笑) 。
 良いスピーチだったので、上田さんの言葉を、ピックアップして書きます (あくまで大意をまとめたものとしてお読みください) 。

上田「 (最初に全ての人に感謝の意を伝えてから) 7年もやってると楽しいことばかりじゃなく。。。出会いと別れがあって。。。
 自分の中で1番大きい変化は、大きな夢を堂々と口にすることができなくなったこと。昔は "ヤフオクドームで単独ライブをする" とか言ってたのに、7周年とか中野サンプラザとか、本当に目の前の目標しか言えなくなっちゃってて。
 だけどりるあちゃん、みゆちゃんが入ってきて、またそういう大きな夢を見てもイイのかな、と思えるようになってきました。
 「OiSa」をきっかけにたくさんの人たちにばってん少女隊を知ってもらえて、隊員さんが増えて。
 私は、スタッフさん含めて今のばってん少女隊、そして隊員さん、隊員さんたち同士の関係性も大好きなので、この状態がずっと続くように、これからも駆け抜けて行きたいと思っています。応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました!」

 そして、本日の最後の曲として「Over」が披露されました。
 そらら (星野蒼良) が卒業した、田舎娘FINALの第1部 (2021年 3.28@TSUTAYA O-EAST) 以来、「今のばってん少女隊」となって初めての披露です。
 各所で「ハモリ」のある、歌唱力を求められる曲で、"異なる音程を重ねること" で生まれる「和音」の美しさと、一人ひとり違う "個性" を結ぶことで生まれる「尊さ」を歌う、素晴らしい最後の曲となりました。

上田「ありがとうございました。どうしても、次のことばかり言ってしまうけど、今日が今までで最高の1日だったし、隊員さんもそう思ってくれると嬉しいです。これからも最高を更新しましょう! 以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
6人「だぁーーー!!! ありがとうございました!!!!!!」


■雑感

●その①「夢のキャンバス」ではなく「Over」だった理由

 。。。ライブ前の予想では、今日の最後は「夢のキャンバス」が披露されて、ライブレポで「この曲の背景等については、この間アップした記事を読んでね〜」って書くつもりだったんですよ。
 んで、「雑感」で新曲「虹ノ湊」について「この曲の解釈はあーだこーだ」書いてレポを締める予定だったんですよ。

 本当に、人生とは「こうなりたい」と思っても「そうならない」ものですねぇ (苦笑) 。
 上田さんが最後に感動的なコメントをして、またばってん少女隊の「最高」を更新してくるから。「Over」は「封印された曲」ではなく、新たな「アンセム」になっていくんですね。


 「Over」は、ありっさー (西垣有彩) がグループを脱退した後、「5人時代」の2020年7月8日にリリースされた曲で、2020年度の最後、そららが卒業する田舎娘FINALで歌われたのを最後に、これまで披露されたことはありませんでした。
 ただ、その1年間に8回披露されていて、5周年記念オンラインライブ (2020年 6.21) の1番最後や、道の駅むなかたでのドライブイン生放送イベント (2020年 7.19) の1番最後に披露されるなど、通常通りのライブができなかった時期を支えてくれた曲です。
 「メンバーの脱退」という初めての経験をした直後の時期に「本当の気持ちを伝えよう」というメッセージが込められた「Over」を歌うことは、特別な思い入れがあったのでしょう。

 そして、今日「Over」が披露されたのは、NEWアルバムのリリースが関係しているはずです。
 「Over」は2020年の6月24日から始まった「5週連続デジタルシングルリリース」の1曲で、5枚全てのジャケットを重ね合わせると「ファンへの感謝」と「NEWアルバムのリリース」を知らせる英文が浮かび上がる仕掛けになっていました。

 全部重ねると。。。
 Thank you for your continued support!
 We can do our best because of you.
 We will release a new album in Fall 2020.
 Our journey carries on!
(和訳)
 いつも応援ありがとうございます!
 あなたたちがいるから私たちは「最高」を尽くせます。
 2020年の秋にNEWアルバムを出します。
 私たちの旅は続く!

 この2020年秋のNEWアルバムが「ふぁん」であり、収録曲の1曲「OiSa」が、その後の様々な「出会い」を生むきっかけになるのですが。。。
 今回のライブで、ずっと披露されてこなかった「Over」の封印を解いたのは、「自分たちの歌が届け」という願い、つまり、「NEWアルバムがたくさんの人に届け」という願いを、今のばってん少女隊で歌いたかったからだと思います。

●その②「職業:アイドル」

 今日、この1年を振り返る場面で、愛ちゃんきいなちゃんが「7年前、アイドルをやると決断したのは間違いじゃなかった」とコメントしたり、上田さんが「7年の間で別れもあった」と言うなど、「アイドルとして生きる自分たち」について、向かい合う文脈がありました。

 過去のばってん少女隊オフィシャルブログの記事をたどると「アイドルを続けること」について、各メンバーが悩んでいたことが分かります。
 例えば、上田さんは2018年の12月29日にアップしたブログで、こう書いています。

これが誰かの重荷に
なっちゃったら嫌で
なかなかライブとかでも
言えなかったけど、
ばっしょー6人ならきっと
どこまででも行けるなって
心から思ったので、

これからもずっとばってん少女隊に
着いてきてください!

ばってん少女隊オフィシャルブログ:上田理子/2018年12月29日

 後にきいなちゃんの「大学受験に伴う一時活動休止」をめぐって巻き起こる騒動の動画 (※) の撮影開始時期:2019年4月よりも、3ヶ月くらい前のブログです。
(※【冒頭10分】に今まで言えなかった想いを込めて”脱・箱入り娘”宣言!<緊急会議>ばっしょーが九州山口をドサ回り!?

 「6人」という言葉が「誰かの重荷」になってしまうかもしれない、とは「誰か」が「アイドル以外の人生を選ぶ」かもしれなかったから、出てくる言葉です。
 「誰か」とは、きいなちゃんのことを想定していたのかもしれないし、他のメンバーかもしれません。当時の最年少メンバー:そららも、アイドルをやめようかと悩んだことがある、と告白しています。
 2019年3月31日のブログです。

小5からしてきたアイドル
ここまで続けてきて
本当に本当に
よかったって思えました。
やめようかと悩んだときもありました

ばってん少女隊オフィシャルブログ:星野蒼良/2019年3月31日


 「ライブができなくなるご時世」になるより、もっと前から、メンバーはずっと自分の人生と向き合い「本当にアイドルをやりたいのか」考え続けてきたのでしょう。

 結成時「自分の決断」でアイドルになり、それぞれの節目で「続ける」という選択をしながら、「自分の人生」をかけて、その時点での「最高」を更新し続けてばってん少女隊をやってきたのだと思います。


 そして、ばってん少女隊のライブを観ていると「自分は何のために生まれ、何のために生きているのか」問いかけられているような瞬間があります。
 その問いに「答えられない自分」では嫌だから、勇気をもらうため、ばってん少女隊のライブを観ているように思います。

 今日のライブ、最高でした。
 また新しく「最高」が更新されました。
 「最悪で憂鬱な月曜日の朝」に立ち向かう勇気をもらうことができたと思います。

 再集結の約束、次の舞台は中野サンプラザ。
 ばってん少女隊の「大きな夢」を叶える一歩として、ぜひお供させていただきたいと思います。



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