【ライブレポ】ばってん少女隊@中野サンプラザ『御祭sawagi〜踊れ心騒げ〜』〜「泣いてないし!」と、瀬田さくらは言った〜
本日は、中野サンプラザにて行われたばってん少女隊ワンマンライブ『御祭sawagi〜踊れ心騒げ〜』を観てきました。
2月に本日のライブ開催を発表して以降、ばってん少女隊は、今年1年間ずっと、イベント、単独ライブ、ラジオなど各種媒体で「11月26日、中野サンプラザでの単独ライブ」の告知を、ほぼ欠かさず続けてきました。
11月6日に、チケットSold outの嬉しいお知らせも届き、カレンダーにアウトライン、指折り数えてた、この日 (©️「御祭sawagi」) 。
彼女たちの「最高のライブ」を観に、大勢の隊員さんたちが、全国から中野サンプラザへ集まるのでありました。
なお以下、セトリ等ネタバレ有りでレポしてますので、配信アーカイブこれから観るからまだ知りたくなーい、という方はここでばいばいばーい。
でも観終わった後、読んでみてもいいかな、と思ったらまた帰ってきてね。
■ライブレポ
概要 (セットリスト)
18:06開始 約2時間15分
観客約2,100人 (チケットSold out!) 、有料配信あり
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セットリスト
1.虹ノ湊
2.スウィンギタイ
3.ジャン!ジャン!ジャン!
MC:自己紹介、最年長エピソード "希山さんプラザ"
4.YOIMIYA (ダンサー登場、九祭衣装にチェンジ)
5.御祭sawagi
6.和・華・蘭
7.沸く星
8.南風音頭 (カノヤカンパチロウさんとコラボ)
9.さがしもの
10.Bright & Breezy
11.OiSa
12.禊 the MUSIC
動画MC:各県担当メンバーによる曲紹介
13.ばりかたプライド (黒基調衣装にチェンジ)
14.でぃすたんす
15.FREEな波に乗って
16.わたし、恋始めたってよ!
もう一献(アンコール)
1.OiSa PARKGOLF REMIX (メンバーが観客席に登場)
2.ありがとーと
MC 記念撮影、最後のご挨拶
3.御祭sawagi
ダンサーズ紹介
【各種告知】
◆ばってん少女隊 2023 SPRING
『想定の遥かナナメ上』ツアー
4/1 (土) 福岡 Zepp Fukuoka
4/22 (土) 台湾 ←オフィシャルファンツアーあり!
4/30 (日) 大阪 BIGCAT
5/6 (土) 札幌 Cube garden
5/13 (土) 東京 Zepp Shinjuku
◆ばってん少女隊8周年記念ライブ
7/8 (土) 福岡・キャナルシティ劇場
◆AKIIICLASSIC×ばってん少女隊 コラボアイテム発売決定!!@SHIBUYA 109
2023年春頃、続報をお楽しみに♪
6人で、最後の最後のお礼
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●会場の様子:夏のお祭り景色
感染症対策はいつも通りでした (マスク着用、入場時の検温、消毒、声出しNG、座席はディスタンスなしで詰めるスタイル) 。
本日の会場は、後ろに行くほど段差が設けられてあり、わたくし、最後列から観ていたのですが、後ろからでも観やすくてステージまで遠く感じませんでした♪
場内BGMは、お祭りの音。太鼓と和笛、そして人々の喧騒音。目を閉じれば、本当に夏のお祭り会場に来ているような雰囲気を醸しだしていました。
いや、目を開けても、会場には公式グッズの法被を着た隊員さんでいっぱいです。もう11月の下旬ですが、会場内は満員の隊員さんたちの熱気がみなぎっており、Tシャツ1枚でも全然イケちゃうくらい、すっかり "夏のお祭り景色" となっていました♪
●序盤①:初手3曲で魅せた、"BATTEN Recordsの軌跡"
開演が若干遅れ、定刻から5分を過ぎたころ、場内BGMの太鼓&和笛にあわせて、隊員さんたちの手拍子が自然発生し、早くも会場の一体感が生まれたところで、BGMが大→小へ。
場内が暗くなり、最新シングル「虹ノ湊」(MVはこちら) の爽やかなイントロが鳴り響きました。
どん帳が上がると、ステージに作られてある6個の透過スクリーン越しにばってん少女隊メンバーの姿が!
曲が進み、それぞれのメンバーカラーの新衣装をまとった6人がスクリーンの前へ。後ろのスクリーンからは "MVをメンバー抜きにアレンジされた映像" が流れ 、そして、その前で本物の6人が歌い踊る、まるで "MVから6人が飛び出てきたような演出" で、最高の「虹ノ湊」が披露されました。
2曲目は「スウィンギタイ」(公式ライブ映像はこちら) 。
この曲は、2019年末をもってビクターとのメジャーレーベル契約が終了となり、2020年に立ち上げた自主レーベルBATTEN Records最初のアルバム「ふぁん」の実質的な1曲目です (冒頭の「ふぁんtasy」はオープニング・トラックのため) 。
歌詞の中で「何度だって立ち上がり挑んでいく」と、"アイドルを続けること" を選択したばってん少女隊が、隊員さんたちと交す "約束" を力強く歌う、節目の曲が披露され。。。
続く3曲目は「ジャン!ジャン!ジャン!」 (公式ライブ映像はこちら) 。
上述の自主レーベルBATTEN Recordsリリースのアルバム「ふぁん」収録曲で、「とにかく盛り上がる曲」というオーダーで作られ、これまで何度もライブを盛り上げてくれたアゲ曲中のアゲ曲。『お祭り騒ぎ』には、もってこいの曲です♪
ただ。。。この曲は楽しいだけではありません。
歌詞で「やりたいこと 本気でやってみよう! Yo!」と、"覚悟" が歌われる、"腹が決まった人が歌うからこそ、説得力のある曲" でもあります。
本日最後のMCで「夢でしかあり得ないような、"アイドル" という職業を、続けられていることへの感謝」が6人から述べられることとなる、ばってん少女隊史上、最大規模でのワンマンライブは、自主レーベルBATTEN Recordsの、最新シングル (2022年) →立ち上げ初期の曲 (2020年) へ、その軌跡を追うかのようなセトリで、最高のスタートを切ったのでありました!
●序盤②:天才最年長、"希山さんプラザ"
上田「皆さん、ありがとうございまーす! あらためまして、私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
6人「だぁー!!!!!!!」
メンバー1人ずつ、キャッチャーコピー付きの自己紹介を行い (上田さんは、本日22歳の誕生日を迎え「22歳でーす! よろしくお願いしまーす!」と、ドヤ顔ピースがありながら) 。。。
上田「さぁさぁ、ばってん少女隊ワンマンライブ、中野サンプラザ『御祭sawagi〜踊れ心騒げ〜』へ、ようこそー!!」
観客「 (パチパチパチパチ!) 」
春乃「2月に発表してから、まだまだ先のことだと思ってたら、もうこの日が来たの? って思うよね (笑) 」
上田「は〜い (笑) 、中野サンプラザは、私たち初めての会場なんですけど、ウチの最年長の希山愛さんが、メイク中に『中野サンプラザって、なんで中野サンプラザなんだろうね?』って言うんで、『サンプラザ』の由来が気になってるのかと思ったら。。。『中野』の方が気になってました (笑) 」
観客「 (笑) 」
上田「愛ちゃん、なんだと思ってたの?」
希山「中野さんが作った。。。だから、『中野さんプラザ』」
観客「 (笑) 」
瀬田「愛ちゃんが作ったら、『希山さんプラザ』になるってことか (笑) 」
上田「は〜い (笑) 、『中野』は地区の名前でした。。。というわけで、中野に来ましたよ、皆さん!」
観客「 (パチパチパチパチ!) 」
上田「会場の皆さんも、配信でご覧の皆さんも、今日のライブの感想を「#踊れ心騒げ」でたくさんツイートしていただけたらと思います。そのためには、じっくり観てくださいね」
この後、さらに愛ちゃんのエピソードトークで、「チケットはSold outになったけど、みんながチケットを忘れてしまい、ガラガラだったらどうしよう。。。と思っていた」というエピソードも披露されました。
ライブパフォーマンスはキレキレですが、ばってん少女隊のあたたかい空気感は、愛ちゃんが作ってくれます。
愛されるわけです!やっぱり愛ちゃんは天才です!
●中盤①:九州愛がつまった「九祭」ブロック〜お祭りのノリ〜
上田「ここからも、私たちが作る "お祭り" の世界観を楽しんでいただけたらな、と思います」
という言葉から9曲連続、様々な演出で「九祭」の曲が披露されました。
まず「YOIMIYA」(MVはこちら) でイントロ暗転の間に、ステージにキツネのお面をかぶった "黒子" 6人が現れ、ばってん少女隊の衣装をさっと「九祭」衣装にチェンジ!
そのまま "黒子" の6人も提灯 (ちょうちん) を持って踊り「YOIMIYA」を披露。続いて。。。
本日のライブタイトル曲「御祭sawagi」(MVはこちら)!
「YOIMIYA」では曲の雰囲気にあわせて、あえて照明を暗がりにしていたので気づきませんでしたが、歌い出しでパッとステージが明るくなり、メンバーの笑顔が目に飛び込んでくると同時に、 "黒子" だと思っていたキツネのお面6人の皆さんも、ちゃんと "浴衣風のお祭り衣装を着たダンサーさん" であることが分かり、ステージに総勢12人の演者がそろう、豪華絢爛な「御祭sawagi」が披露されました!
この後も、ライブ初披露の「沸く星」(音源はこちら) や、鹿児島県鹿屋市からのゲスト:カノヤカンパチロウさんとのコラボで盛り上がった「南風音頭」(音源はこちら) もありながら。。。
このブロック個人的ハイライトは、6人が輪になってカノヤカンパチロウさんを囲み「ギョギョ!?」みたいなリアクションから始まった「さがしもの」(音源はこちら) でした!
「さがしもの」は、初披露されたSPARK 2022 in YAMANAKAKO (7.17@山梨・山中湖 交流プラザきらら) のときから、初見さんも置いてけぼりにしない、多幸感の塊のような、ノリノリの素晴らしい曲です (初披露時の動画はこちら) 。
きっと、今日がばってん少女隊初現場という方も多かったと思いますが、「しまった、場違いなとこに来ちゃった」みたいなことを1ミリも思わせない、会場全体、新規も古参も全員クラップで「一体感」を感じられる、最高のステージとなりました。
特に、今日のステージは、6個のスクリーンを兼ねた巨大なお立ち台 (1番高いところは「4メートル〜♪」by りるあちゃん) があり、「さがしもの」で、ばってん少女隊6人が、そのお立ち台に登ってパフォーマンス♪
6人からは、今日の会場はどんな風に見えていたでしょうか。
きっと、大きな会場を埋め尽くすペンライトの海で、6人が「見たかった景色」が広がっていたに違いありません。
●中盤②:"ノリ" から "鑑賞" へ
ノリノリの「さがしもの」から「Bright & Breezy」(音源はこちら) で会場全体で体を揺らし、さらにアゲていくかと思いきや。。。
11曲目の「OiSa」(MVはこちら) で一気にギアチェンジ。明るくポップだったステージの雰囲気がシリアスになり、お経のように「OiSa…」と唱える、唯一無二の世界観が広がりました。
バックのスクリーンは、MVを基調としながらも、映像にはメンバーは決して映らない。
ステージに立っている「今のばってん少女隊」が披露する「OiSa (2021 ver.) 」です。
世界観の変化に、ステージにグッと視線を惹きつけられ、良い意味で、"ノリ" から "鑑賞" へと楽しみ方のスタイルを変化させ、ライブの "ヤマ" を作る、ぶちアゲるだけではない、「今のばってん少女隊」だからこそできるパフォーマンスがそこにありました。
●終盤①:再び、"BATTEN Recordsの軌跡"
「九祭」ブロックの終わりに、スクリーンに事前撮影していた「各県担当メンバーによる曲紹介」があり。。。
星空のような、黒を基調とした衣装にチェンジしたばってん少女隊が登場し、「今のばってん少女隊」となった2021年春、最初のシングル曲「ばりかたプライド」(音源はこちら) でリスタート。
ここから本編最後まで、全てBATTEN Recordsからリリースされた、ばってん少女隊にとって、コロナ禍でもあきらめずに活動を続けてきた、"戦友" とも呼ぶべきシングル曲たちによる "最高の音楽" の連続が披露されました。
どの曲も素晴らしかったですが、印象的だったのが、最後に披露された「わたし、恋始めたってよ!」(MVはこちら) 。
"ノリ" から "鑑賞" へ。コロナ禍で、かつてのように声を出せない状況下で、それでもばってん少女隊のステージを最高のものにしようとする、BATTEN Recordsが手がけた作品群の中でも、際立って美しい1曲が、本日の本編のラストを飾りました。
最後には6人が透過スクリーンの中へ戻り、お祭を祝う「花火」となって打ち上がる美しい光景で「御祭sawagi」本編は終了となったのでありました。
●終盤②:アンコールで「かつての景色」が帰ってきた〜 "鑑賞" から "ノリ" へ〜
本編終了後も鳴り止まないアンコールを求める手拍子が続き、数分経ってから会場に「OiSa PARKGOLF REMIX」(音源はこちら) が始まりました。
え? ここでこの曲???
そんなことを思った瞬間、会場に、上田さんの影ナレでこんなセリフが響きました。
上田「皆さーん、アンコールありがとーございまーす! 皆さんの近くに、会いに行っちゃいますよーーー!!!」
そして会場に、信じられない光景が広がりました。
ばってん少女隊メンバーが、会場の客席に降りてきました!
観客席の色んな場所に、隊員さんと同じ公式法被を着たばってん少女隊一人ひとりが、笑顔で手を振りながら、隊員さんとゼロ距離で走り回っているではありませんか!
。。。ステージではあんなにパワフルに観えたメンバーが、客席に混ざると、こんなに小っちゃいんだなぁ。。。とか、そんなことをぽか〜んと思ったのも束の間。
ぅおおおおお、マジでかぁああああ!!!!
メンバーが、ライブ中に、観客席に降りてきてくれる。
「かつての日常」の世界では、「演出の1つ」だった光景が、ありえない「奇跡」に遭遇したように感じられました。
会場の隊員さん、みんなが同じ気持ちだったと思います。
ちなみに、私の記憶が確かならば、ばってん少女隊がステージから降りてきてくれるのは、2018年12月28日の「12.28 川崎大会〜Beginning Destruction Moratorium〜」のとき以来です (そのときのレポはこちら) 。
私の近くには、ちゃん瀬田が爆レスで手を振りながら走っていき、さらには愛ちゃんも菩薩の笑顔で駆けていきました。
そして、走り去っていった直後、全くの赤の他人だった周囲の隊員さん同士が
「今、目の前にさくらちゃん来ましたね!」
「マジ可愛い! 信じられない!」
「今日来て良かった! マジで良かった!」
「ばってん少女隊最高!」
と、興奮しながら交流が生まれる、素敵な瞬間も目にしながら。。。
アンコールで披露されたのは、ファンへの感謝の気持ちを歌う「ありがとーと」 (公式ライブ映像はこちら) でした。
"鑑賞" から "ノリ" へ。3年間、止まっていた時間が帰ってきたように、会場全体が、心の中で呼応して「一体」となった、最高の「ありがとーと」が披露されました。
春乃「みんな大スキだよ〜!」
メンバーから「最後のご挨拶」では、今日のライブを満員の観客で埋め、見事成功させたことへの達成感からか、「次へのステップアップ」を口にする一方で、大人組4人からは「これまでの道のりで多くの困難があったこと」、そして、その想いが語られました。
希山「大スキな隊員さんと、大スキなメンバーと、大スキなスタッフさんと、もう。。。お別れはしたくないなって思います」
メンバーから様々な想いが語られる中、愛ちゃんが上の言葉を口にした瞬間、色んな感情でいっぱいになった大人組の涙腺が崩壊し、愛ちゃんも続きの言葉が話せなくなってしまいましたが。。。
りるあちゃんが愛ちゃんに寄り添って、手をつないだのが観えたところで、去年の春に加入した新メンバーが、もう最年長を支えるようになっていた、あの場面で、おっさんも目頭が熱くなりました。
そして。。。ちゃん瀬田が泣いた。
ばってん少女隊のライブで、お客さんの前で、ちゃん瀬田が涙を流すのは、たぶん初めてのはずです。
私よりずっと昔からばってん少女隊を応援し続けている古参隊員さんの話でも、ちゃん瀬田は客前で涙を流さない。彼女は自分の哲学を持っていて、アイドルにとって最高のメイクは「笑顔」だと信じているからだ、と聞いたことがあります。
これまで、他のメンバーが涙を流してきた色んな場面でも、ちゃん瀬田は一人だけ、泣かなかった。
確かに、オンラインイベントで、ありっさー (西垣有彩) がグループを脱退したとき (2020年 4.29) は、ちゃん瀬田は誰よりも号泣したし、今年の3月のソロイベント「せたせいたん!」(3.26@福岡UNITEDLAB) で、両親への感謝の手紙を読んだとき (公式動画はこちら) に、涙を流したこともありました。
でも、ばってん少女隊のライブで、ちゃん瀬田は涙を見せたことがなかった。今まで泣かなかった理由について、ちゃん瀬田はこう語りました。
「ヤフオク!ドーム (現:PayPayドーム) に立つまでは、泣かないと決めていた」
ばってん少女隊が結成され、まだグループの多くが中学生だった頃にたてられた目標:いつかヤフオク!ドームで単独ライブをやる。
この目標について、上田さんは「 (アイドルとして活動する中で現実が見えてきて)、いつからかそんな大きな夢を語ることができなくなっていた」とコメントしたことがありました (そのときのレポはこちら) 。
でも、ちゃん瀬田は、ずっと、その涙を、ヤフオク!ドームまでとっておこうとしていた。だから、泣かなかった。
上田「さくら、泣いたねぇ?」
瀬田「。。。泣いてないし!」
隊員さんへの感謝を口にする中で、想いがあふれて涙が流れてしまった姿を、2千人以上の隊員さんが観ていたのですが。。。
まぁ、あれだ。おっさんは観なかったことにします。本人が「泣いてない」って言ってるから。上田さん、わざわざ確認するんじゃないよ (苦笑) 。
あの涙は、ヤフオク!ドームまでとっておくものなんだよ。マジで。
なんというか。。。ばってん少女隊は、真っ当に活動を重ねてきたのだと思います。「最後の挨拶」はうまくまとまらない場面も多かったけれど、それはずっと真っ当な姿勢を貫いてきたきたから、想いがあふれ、最後は「満身創痍のご挨拶」となったのだと思います。
が。。。まだばってん少女隊は止まらない。
最後の最後に、メンバーにも伝えられていなかったサプライズの各種発表がありました。まだまだ大きくなっていくばってん少女隊を、これからも応援することができそうです。
予定より大幅に「最後のご挨拶」が長くなり、最年少メンバー柳美舞ちゃんのシンデレラタイム20:00を過ぎていましたが (法的には21:00までOKなので、今日もセーフではある) 、6人が手を取り合って、満員の会場に、最後の最後のお礼を述べて、本日のライブは全て終了となりました。
後日追記:
最後の挨拶について、STARDUST WEBに全文公開されました。
なお、記事中は年齢順に記載されていますが、実際に挨拶した順番はいつものとおり、希山→春乃→蒼井→柳→瀬田→上田です。
■雑感
ばってん少女隊史上、単独ライブでは最大規模の会場:中野サンプラザでのライブが発表されたのは、今年の2月3日、瀬田さくら20歳の生誕祭「せたせいたん!」を目前に控えて、ちゃん瀬田が連日SHOWROOMやスタコミュ配信をやっていた時期でした。
年始に目標を設定し、1年間、そこを目掛けて隊員さんたちとともに駆け抜け、11月6日には、中野ワンマンは見事チケットsold out!
これ、あたり前の状況じゃないというか。。。
「大きな会場でライブやる」って告知して、フタをひらけばガラガラの会場。
そーゆーこと、普通にありますからね。
てゆーか、あったし。
そのときのライブレポが、これとかこれですよ (2019年のZeppツアーの大阪、名古屋) 。
そんで、その年末、ビクターとのメジャーレーベル契約終了になったんですよ。
結成当時、中学生が大半だったばってん少女隊も、大学に進むメンバーがいたり、アイドル一本でやっていくメンバーもいて、それぞれの「人生の分かれ道」と重なったこともあり、グループは解散の危機に直面しました。
誤解のないように言っておくと、2019年、ガラガラのZeppでも、ばってん少女隊のライブは「最高」でした。
「あのときの6人」も、ガラガラの会場でも決して「笑顔」を崩さなかったし、ばってん少女隊のライブは、ずっっっっっっと「最高」でした。
あのツアーは「最高」だったのに、お客さんが少な過ぎて、悲し過ぎたので、正直、おっさんはトラウマになってます。
「大きな会場でやります」って告知、リスクしかないから。
特に今みたいなご時世、マジでリスクしかないから。
満員の会場、あたり前の状況じゃないから。
。。。すみません。愚痴っぽくなってしまいました。
こんな弱気なおっさんとは違い、ばってん少女隊は、前を向いて挑戦を続けています。
今までで最も高いハードルを、1年かけて、見事にかっ飛んでくれました。
封印していたちゃん瀬田の涙がこぼれてしまうほど。。。いや、本人は「泣いてない」って言ってたから、こぼれてないけど (苦笑) 、本当に「満身創痍」で、自分自身の人生をかけて、"アイドル" として挑戦を続けています。
マジでカッコ良過ぎます。
ばってん少女隊史上、単独での最大規模の会場で、また「最高」が更新されました。
勇気をもらえました。素晴らしいライブ、どうもありがとうございました。
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