僕は海外留学の奨学金にたくさん落ちている
現在、ニュージーランドにて博士課程が始まったところのぐるです。
今回は、うまく行ってる話だけをしたいという見栄を押し殺して、うまくいかなかった話をしたいと思います。
↓ぐるについて(どうしてそんなに向こう見ずになっちゃったの?なんでやろなぁ)
海外留学にはとてもお金がかかる
これは、英語圏の大学院に普通に入学する場合です。
語学学校や交換留学もお金がかかると思いますが、大学院の入学は桁違いだったりします。これは、多くの英語圏の大学が海外留学生に特別な授業料を設けているからです。(3倍〜10倍)
そのため、めちゃくちゃ貯金をしたり、FXで当てたり、莫大な保険金が入ってくるとかじゃないのなら、自分で工面するのはかなりしんどいです。
となると、ローン(貸与型の奨学金)や親に借りる、親に教育ローンを借りてもらうなどの借金が選択肢になってきます。
奨学金は考えるけど、お金をもらうってとても大変なことだ
もう一つの選択肢が、奨学金の獲得です。
そんなんできるならそれがいいに決まってる。
アメリカの大学院では給料が払われるのが普通、という人もいるかもですが、大学に行くことは基本的には自分の勉強に行くのでお金を払うものです。給料は、研究費から出ていたり、TA/RAで出ていたりします。ということは、かなり高い能力とマッチングによって選ばれなくてはなりません。給料をもらうということは働くということだからです。
僕が落ちた奨学金は以下です。
① 大学が募集してる博士課程学生の奨学金
・修士の大学の博士課程の学生への奨学金(3回、3回とも書類通過して面接してウェイトリスト💢)
・今通ってる大学の博士課程の学生への奨学金
これらの奨学金は現地学生を含むすべての学生との競争になるため競争率が高いことに加え、奨学金を得られる学生の数も少ないのでしょうがないと言えばしょうがない。
これは言い訳なんですが、イギリスの修士課程は成績が%で出るんですが、イギリスの%の付け方おかしいんですよね。
イギリスの成績では、70%以上取れたらDistinctionっていう、優秀成績賞みたいなのがもらえて卒業式で表彰されることろもあるくらいなのです。でも、他の国では、70%だとクソ成績なのでこれでは奨学金は出せないですね〜と門前払いされがち(イギリス、そういうところあるよね)
結論、
普通に力不足ですね。
②民間財団の奨学金
・平和中島財団(書類落ち)
準備書類が少なすぎる!どこで差別化してるんだ。
そもそも有名大学に進学する人でないとつらい感じもします。でも、有名大学に進学予定だけど、奨学金が取れなかったら辞めるって、ギャンブルすぎん??普通に力不足ですね。
世の中ね、(顔か)お金かなのよ
奨学金を持っている学生は、大学院への入学のハードルがものすごく低くなります。ですが、奨学金を取れなかった時の保険がない場合で、奨学金がなくても入学させてくれる(給料を払ってくれる)教授に巡り会うのはかなり大変。
プロジェクト型の博士号の求人も、もう特定の誰かを想定して出しているパターンも多いのでは…と思ったり。
僕はたまたま巡り会いましたが、何人もの教授にメールを無視され、面談までしたのにブッチされ、やや苦労しました。(あんまりいうとこれから頑張ろうという人のやる気を削ぎそうなので控えます。)
学歴は金で買えるんだな、と思ったりします。でも、入ることができれば、そこからの研究は自分次第だから、と、無理やり前向きに。頑張っていこうと思っている今日です。