祭りの準備

こちらにある通り、「その夜と友達」という作品が第62回岸田國士戯曲賞の最終候補作となりました。周りの人々が喜んでくれているのが、僕としては嬉しいです。以前「うまれてないからまだしねない」という作品もノミネートされたのですが、あの時よりは正直僕全然嬉しいです。あの時はまだ賞というお祭りに僕自身が耐えられなかった(乗れなかった)。今回はあの時に比べれば割と気楽で「なるようになるさ」ぐらいな気分でいられています。僕が出会ってきた、たくさんの人々の痕跡が書かせた戯曲だから、(選考委員に)ボロカスに言われたら嫌だな、、くらいなことは考えますが、まあせっかくのことだし、盛り上がってくれたらいいなとは思っています。盛り上げたいなともどこかで思っています。でも慣れないお祭り男を演じるより、さっさと次の作品のことを考えたほうがいい気もしています。というより正直今は次の作品のことで頭がいっぱいな自分がいます。次の作品をよいものにするためには、いろいろなものに惑わされずやっていくしかありません。次の作品がよくなかったら、ああ惑ったのだなと思ってください。頑張ります。

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