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【来年夏の参院選を見据えてみた】どうする自民、試される国民民主、そして日本保守党

気が早いかもしれないが、来年夏の参院選を見据えて論評してみる。
7月あたりに選挙があることは確定なので各党そのつもりで動いているはずだ。
戦いはもう始まっているのだ。

まず自民、公明党と組んでも過半数を割れた。
自民党にとっての政権運営は難しくなったが、日本全体にとっては良くも悪くもある。
ガタガタと落ち着かないが、今の自民党総裁は増税寄りであり、年末に増税について協議をするという話も出ていた。

躍進した国民民主党、メディアでも話題となっている。
連立は否定しているが必ずしも自民党と対立するわけではない。
賛成するものは賛成し、反対するものは反対する。

維新と国民民主党は増税反対で公約に減税を掲げていた。
増税には反対するので、増税は潰せる。
減税までいけるか。
消費税減税は難しいだろうが、ガソリン税減税など、少しでも減税できるか。

維新は議席数を減らしたが、国民民主党は躍進してフィーバー状態。
メディア出演も増えているようだ。
ただし、メディアは持ち上げたあとに叩き落とすことがある。
ここで何もできなければ次の選挙では苦しくなるだろう。
増税をさせないのは最低条件として、減税まで持っていけるか。
一時の躍進で終わるか、さらに伸びていくか、来年の参院選の結果に注目している。

そして政治団体設立から1年ほどで国政政党となった日本保守党。
先の衆院選では3議席を獲得した。
次の参院選で議席を取れるか。

先の衆院選は定数465議席で3議席。
来年の参院選は改選定数125議席。
単純に割ると1議席取れるかというところ。

2022年の参院選ではNHK党、社民党、参政党が全国比例で1議席ずつ獲得している。
得票は社民党96万、NHK党83万、参政党130万。
全国比例では100万票獲得すれば1議席取れそうだ。

選挙区では定数6の東京が取りやすそうだが、私の感覚では厳しそう。
定数5の神奈川も厳しい。
減税日本の地盤がある愛知も苦しそうだ。

2022年の参院選の結果は以下で見れる。
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/

来年の参院選、野党が協力して候補を一本化すれば自民党は大敗するという予想もあるが、野党協力は簡単にいかないだろう。
維新も国民民主も「自民でも立民でもない」というので支持を得ている部分が大きい。
安易に立民と組めば支持を落としかねない。
野党協力するには立民が変わるしかないと私は思う。
まず経済政策を見直し、憲法改正に前向きな姿勢を示すことだ。
だがしないだろう。

どの政党も過半数を持っていない状態を「ハング・パーラメント(宙づり議会)」なんて言ったりする。
(今回覚えた)
不安定なところもあるが、悪いことばかりでもなさそうだ。
「悪夢の民主党政権」を再現しないまま、自民公明の独走に歯止めをかけられる。
維新と国民民主党の動向が重要になる。
この2党がまともで良かった。

ただ、不安定であることに変わりはなく、安定した長期政権になりにくい。
国外も国内もカオスになりつつある気がするが、どうなることやら。

我らが日本保守党、参院は議席0。
(昨年できた党なので当たり前だが)
大幅に議席が増えることはないと思うが、少しでも知名度を上げたいところ。
来年の参院選では1議席取れれば良いかなといったところ。
1議席も取れない可能性もある。
今は地道に知名度を上げ、あわよくば支持も獲得することかな。
戦略は執行部が決めることだが、末端なりに考えてみた。

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