見覚え聞き覚えのある単語を増やす

昨夜はフィリピンの家族法に関するセミナーに出席してきました。これは日弁連が全国の弁護士さんに向けたものなのですが、私の昔の教授が大阪でウェブでリンクして参加できるようにお話をつけられたものに、一緒に参加させてもらいました。

参加されている方はもちろん弁護士さんばかり。全国30カ所以上が繋がって聞く講演はフィリピンから呼ばれた裁判官のフィリピン側の離婚に関する動向についてのものでした。弁護士の先生同士なので法律用語が容赦なく聞こえてきて、日本語だけでお腹いっぱい笑笑

通訳を生業としていると、自分の全く未知の分野について話さないといけないことが多々あります。自慢にもなりませんが、その昔、大学の一般教養で唯一落としたのは法学でした。(テストに落ちたのではなくて、あまりにも面白くなくて授業に行かなくて敢えて捨てたのですが)なのに司法通訳!笑笑

日本語で聞いても理解し難い内容を、違う言語に変換しないといけない…ため、とにかくまずは知識と単語。

でも全部がいつも頭の中でスタンばってるわけではありません。当たり前のことですが、よく使う単語はすぐに出てきます。たまにしか使わない単語は詰まります。

携帯やパソコンが発達して漢字が書けなくなった気がしませんか?読めるのに書けない。そんなことが増えましたよね。

それと同じことが起きるわけです。普段あまり使わない単語はえーっと、となるわけです。でも、そんな単語はちらっと見るだけで、そうそう!とちょっとしたヒントですぐに思い出せます。

なので、通訳で新しい案件に入る前には関連用語、単語をおさらいします。覚えているつもりでもど忘れということもあるので、知っている単語も新しい単語もとにかく頭の中に叩き込ませ、見覚えのある単語、聞き覚えのある単語を増やしておきます。そのことにより、一瞬出てこなかったり、使い間違えた単語は次回より注意しておくべき単語として自分の中でマークされます。そのことでより一層記憶に残ります。

新しい単語を覚えるには1ヶ月に6回その単語を見るのが有効らしいです。そう、何度も繰り返すということです。いろんな記憶法がありますが、とにかく繰り返しとアウトプット。これに勝るものはありません。単語に一喜一憂する必要ありません。必要がなかったから使わなくて覚えていないだけ。

旅行に行った先で、それはどこで買えますか?と聞きたかったのに聞けなかった。英語話せたらなぁ。ではなくて、どこで買えますかだから Where で始めたらよかったのか〜、よし次に使えるように Where can I buy it? と覚えておこう。よし、今度外国人の人が美味しそうな飲み物片手に歩いていたら聞いてみよう!と、考えてみましょう。

自分でいかに覚えるチャンスを作り出すか。使うチャンスを探し出してくるか。

そうして自分にとって馴染みのある見覚え、聞き覚えのある単語を増やしていくことで、語学は身についていきます。


毎日英語に触れる時間を作りたい方はこちら

https://coubic.com/lifeplusyourdream/products/534785


<a href="https://line.me/R/ti/p/%40fxl0884b"><img height="36" border="0" alt="友だち追加" src="https://scdn.line-apps.com/n/line_add_friends/btn/ja.png"></a>







          




世界平和は可能と信じてます💖