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ロウソクを刺したケーキはないけれど について

主に2月手前〜3月後半にかけての記録。
己の思想諸々がごっちゃなので、そういうのを読んでも不快にならない人向け。

本文

漫画で投稿したつもりだったけどイラストになってた。
奥付けと裏表紙以外の本文が載っています。

タイトル(奥付け)について

今までで1番難産だった。早期に表紙デザインを申し込んだので、早めにタイトルを提示せざるを得なかったというもの正直ある。
未だにこれでよかったのかはわからない。

調べたところロウソク刺したケーキはおろか、誕生日を祝う文化も大正時代は主流じゃなかったらしいですね。前者は忘れたけど後者は大体戦後っぽい。インターネットに書いていた情報なので正確かどうかは定かですがほぇ〜ってなった。
一応大正時代に文化そのものがないことと、目に見える幸福なものを渡せなかった事実が掛かっています。
そもそも本当にロウソクが刺さったケーキを玉森はともかく、川瀬が喜ぶかって話でもあるよねというか。自分が喜ぶものを相手が果たして喜ぶかというか。何を言いたいのかわからなくなってきた。

あいみょんの「愛を伝えたいだとか」のCメロが好きなのでその辺聴いていた時にぼんやり浮かんだのが最初だけど、この人たち引く程あいみょんが似合わないよな〜と当初ゲラゲラ笑ってた。
上記のつながりから「ばらの花」もキーワードにしようか決定稿出るまでかなり悩んだけど消えた。薔薇自体は江戸時代くらいから売られていたみたいです。

前に買った同人誌で正規のタイトルと奥付けに記載されているタイトルが若干異なる本があってカワイ〜〜!と思ったので、それに近いことがやりたかった。
それなら文章が深く関わるコンテンツなので、上の句と下の句みたいにするか〜といった感じです。
人生で初めて短歌作った。いやあれは果たして短歌なのだろうか。

短歌、いかにどれだけ言葉を洗練させて伝えられるか勝負なところがあるので、セリフとか考えるのに似ている気がする。
洗練された言葉を使うためには改めて色々読まないとな……と思った。
途中31字は長いので、下の句だけでタイトルにしてもよかったんだけど、それだけじゃ意味が弱いな〜と思って結局普通の短歌になった。

上の句が玉森で下の句が川瀬みたいな感じだと思います。知らんけど。

内容諸々

リガルドモアで馬鹿くそ萌え萌えしたオタクの感想文。
誕生日の話描きた〜〜い!の気持ちだけで描いた。あとはもう……こいつらならこうなるだろという浅はかなロールプレイと無謀な願望で回してる。
家の灯りも美味しいご飯も「おめでとう」の言葉もわりかし当たり前のようにあった玉森とそうじゃなかったんだよって川瀬の話だと私は思ってますが、受け取るのは各々の自由だと思います。

本編で家の灯りに絶望を見出た過去が開示されるシーンがま~~~~ぁ好きなのですが玉森によって圧倒的テコ入れされたこのルートだったら灯りに希望を見出しても許されるよね!いっか!という気持ちはかなり入ってる。

家に帰りながら川瀬が灯りの話をするのは「ここで灯りの話をしておかないとこの先の台詞に繋がらねぇな……」という私の気持ちと「まぁどうせ答えなんて無いんだから可哀想だし流石に少しくらいヒント出しとこ」って川瀬の優しさ?からきていると思います。
前者の理由故に己のエゴと力不足が出てるな〜と自覚あるんだけど許してほしい。

あと水上描くたびなんか……ごめんって歯軋りしてた。蚊帳の外というよりは、この話を此奴にして何が解決するのか、って話がしたかったんだと思う。
あとどのコンテンツでも選んだことによる「責任」の話が好きなので、その話するなら水上を……出さないとだよなぁ~~となった。

それはそれとして晒粉はあのルートの玉森と水上にはずっとお友達でいてほしいです。何故ならこの世で1番萌え萌えする関係性は"お友達"なので…………。

表紙諸々

mm designの幌さん(TwitterID 【@_horomm】)に頼みました。
好きな作家の同人誌の表紙デザインをやっていて、頼むなら今しか……今しかねぇ!ということで当時表紙どころかタイトルすら何一つ考えてなかったのに速攻で頼んだ。その節は大変ご迷惑をおかけしました。というよりあらゆるラインでご迷惑をおかけしました……。

とても細かく、正直なところここまでのヒアリングは初めてだな……ってくらい細かく丁寧にデザインのヒアリングをかけてくださるデザイナー様だったので、表紙の具体案やコンセプトはかなり決まってるんだけど形にするのが難しいな〜と思っている人にハチャメチャおすすめだと感じました。
私は今回ハチャメチャコンセプトどころかタイトルすらガッタガタだったけど……。

作業BGM諸々

ぼんやりと描きながら流していた曲は、大体Twitterの作業進捗ツリーに載せてある。
今回は特にイメソンといったものはないです。
あればよかったんだけどな。

前半(ネーム〜人物ペン入れ前半)はずっと日食なつこと結束バンドとpillows聴いてた。
原作全然照らし合ってないんだけど、描いてるものの空気感としては、それほど差がないかもなと思って聴いてた。

中盤(人物ペン入れ後半)は結構色々聴いてた。というか途中からYouTubeとかいう文明の利器を手に入れてた。
ピーナッツくんって……Vtuberじゃないの?!ってとこから始まった。
未だにピーナッツくんがVTuberなのかわかってない。

己事(話に全く関係ない)

こんな内容だけど描いている本人は描いてる時何回か実家が嫌になって家を出た。

途中熱海に旅行というなの原稿合宿に行ったんだけど、行くにあたって金色夜叉を借りたのに一切読まずに返却した上に、金色夜叉の像は見に行くタイミングを逃して見に行かなかった。本当に何をやってたんだろう。いや、原稿をしていたんだけどさ……。
起雲閣には行った。途中から作画資料と呼んでた。

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