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なぜ人手が足りていないスタートアップがこの時期にリスクをとってグループ会社を設立するのか

こんにちは。すぎゆうです。

実は6月1日に初めてのグループ会社であるSenri(千理)を設立します。

代表取締役として就任してもらうのは、創業から共にいくつもの死線を越えてきた当社の副社長です。

彼は宇宙の力がどうたらとかよくわからないことをたまに話しますがギリギリ会話は成り立ちます。

早速、本題に入っていきます。

BLAMの現状

毎度のことなのでもはやほぼコピペです。

弊社BLAMは6期目で現在40名ほどの会社です。

手前味噌ながら、創業以来黒字で成長を続けております。(関わってくださるすべての皆様に心から感謝)

タクシーCMなどで流れているマーケターを主としたweb人材やIT人材の複業プラットフォームである「カイコク」という事業、「イーリス」という新たな形での転職サービス、デジタルマーケティング支援事業を行っている会社です。

大変恐縮ながら2020年のベストベンチャー100に選出されております。


BLAMの中の話

グループ会社を設立するくらいだから資金的にも人員的にも潤沢なんだろうな、と思われるかもしれませんが全然そんなことはありません。

メンバーは随時募集していますし、足りなくて足りなくて毎月のように新しく入社してくれるメンバーがいます。

元々いるメンバーも毎日リソース的に余裕というわけではありません。

弊社では毎日稼働開始時に何時に終わるのか、今日のテンションはどうなのか、リソース状況はどうなのかを報告するのですが、見ていただければ分かるように新卒のメンバーもすでに営業時間をフルで働いてくれています。

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因みにリソースの数字は以下を示しています。

1 : 仕事待ってます
2 : 比較的余裕あります
3 : ちょうどいいです
4 : 効率上げないとちょっとヤバいです
5 : オーバーワークです
6 : ヤバいんで相談したいです

資金面はというと、スタートアップの中ではエクイティでの資金調達をしていないにしてはキャッシュはかなり潤沢な方だとは思います。

ただし、今回の自粛期間に業績は悪化しているにも関わらず多くのことに投資を行ったり、社内環境をより良くするために予算を使ったこともあり、投資先を分散するほどの余裕はありません。

※現在でいうとカイコクという事業への投資が大きく今後更に1桁上がる金額での投資となっていくことも要因としてあります

なので、別に人員も資金も余裕はありません。常に不足している状況です。


ではなぜグループ会社を設立するのか


まず1つ目に、経営観点で見た時に今後当社が飛躍的な成長をしビジョンを実現するために必要だと思っている課題がありました。

強烈なリーダーの数です。

それが経営者だということではないですが、強烈な野心と責任感でビジョンや目的のために先頭を走り、半ば強引にでも周りを巻き込んでしまう(良い意味で)リーダーの数を増やすことが今ある課題を解決することにつながるし、僕が当社の中でやるべき仕事のひとつだと思ったわけです。

それがBLAMという1社の中である必要もなく、同じビジョンに違う角度からチャレンジすることをグループとしてやっていくことでリーダーが増えていくのではないかと思っています。

少し逸れますが社内でも年末からインナーブランディングの一環として、BLAMのブランドコンセプトで「新陳代謝」という言葉が決まりました。

伴ってプロジェクトも発足し、継続的に行われている状態です。
そういうことを含め、新陳代謝を図るタイミングだと思わされたのもあります。

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2つ目に、当社には事業を立ち上げたい、起業がしたい、やりたいことがあるというメンバーが比較的多く在籍してくれています。

元々、フリーランスだったメンバーや自分で会社を経営していながら複業メンバーとしてジョインしてくれているメンバーもいます。

そんなメンバー達に当社の中で当社に対して作ってくれた資産を使ってそれらを満たせるようにしたいという創業前からの創業メンバー内での想いもありました。

もちろん会社としての戦略的な考えもありますが、それよりも大きいのはこの2つです。

結構想いで動いてしまうタイプなので…。


Senriではどんな事業をするのか?


今回のグループ会社設立に関して、BLAMから資本は入れますし(とりあえず900万円)、当社ではグループ会社の代表取締役の役員報酬を創業1期の間は資本金とは別でBLAMから支援する形をとるというルールが制定されました。

その資金を使ってどんなことを仕掛けていくのか、に関してはまた代表自身から発信されていったりプレスリリースが発表されたりすると思うので割愛しますが、変わらずに当社のビジョンである「幸せな人生を送る人をハタラクを通じて創出し続ける」ことに繋がる事業を準備しています。

最後に


創業のタイミングとは本当に一瞬です。続くも終わるもその時いるメンバーその時にあるもの、生み出した価値そのもの次第です。

経験した上でお伝えしたいのは、最高にエキサイティングで最高に成長する瞬間だということ。

ってことでSenriのボードメンバーとなる方との出会いをお待ちしております。(BLAMへのご応募でSenri希望でも大丈夫です)

BLAMでも常時採用活動は思いっきりしておりまして月に200名を超える方から応募を頂いています。

スタートアップの拡大成長期を共に走ってくれるメンバーを待っています。

※Wantedly、自社のリクルートサイト(実は自社サイトからの応募数がえげつない)からご応募いただけます。


では、今回はこの辺りで。現場からは以上です。

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