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言葉の意味をきちんと知ることとわかりやすく伝えることは別物と思いませんか?

言葉の意味をきちんと知ることはとても大事なことです。
東洋医学では、「表裏の関係」にあるものがとても多いです。

体の各臓腑の生理的な機能は、お互いに影響しあって、元気なときにも病気なときのも、お互いが影響し合うと考えられています。

生まれた時点で親から受けたものを「先天の本」という、腎に貯蔵されます。これに対して、脾胃は、「後天の本」といって、先天の本を補います。

いやぁ、なんのことかわからないですよね。

東洋医学では、「きってもきれない関係」にあるものがとても多いです。

「五臓六腑に染み渡る」って聞いたことありませんか?
東洋医学において、五臓六腑は内臓全体を表現している言葉です。

5つの臓と6つの腑があると言われています。

この5つの臓と6つの腑は、お互いに影響しあっていて、元気なときも病気なときも影響しあっているんですね。

生まれたときに、親からもらった「元気の源」をためておくところを「先天の本」といい、腎という臓にためてあります。
これは、増えていかないので、ちょっとずつ使っていくといつかはなくなっちゃいますよね。
だから、ちょっとずつ貯めれる元気の源が必要です。
これは、食べたり飲んだりして補っていきます。その食べたり飲んだりして吸収したエネルギーで、「元気の源」を作ってくれるのが、「脾胃」です。これを後天の本と言います。

つまり腎=先天の本
脾胃=後天の本
ですね

正確には微妙に違うと思います。
でも、「正確なことを知っている」知識はとても大事だけれど、それをしっかり「わかりやすく伝える力」も大事だと思いませんか?

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市場では、値段をいくらと言わず、
符丁と言われる「業界用語(暗号)」で値段を表現します。

例えば、1本と言われたとしましょう。
1 という意味です。

10円でも100円でも1000円でも、一本。
1万円でも、1本です。

市場の中にいる人は、感覚的にこの値段がわかりますよね。
でも、初めての商品で、あまり高くなさそうに見えた場合、1本と言われたら、「1000円」を「100円」だと勘違いする場合もありますよね。

そうすると、900円損しちゃいます。笑

だから、市場に長い人は、「100円?1000円?」って必ず確認しています。

言葉の意味をきちんと知ること。そしてしっかり伝えること。そして、分からなかったら、きちんと質問すること。

実は、当たり前にやっているようで、結構できてなかったって思う場面おおくないですか?

今日は、そんなことを思った火曜日の朝でした。






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