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トム・ハンクスの映画を"カルト"と呼ぶフランス式慧眼と迷惑外人

 本日(:2024/5/28)、 X(:旧 Twitter)で なかなか面白い Post(: 旧 Tweet) に出会うことができた。
 フランスの、"Le Figaro" というメディアが発信したもので、ハリウッド映画
  「プライベート・ライアン」
   ("Saving Private Ryan")

   "Le film culte" (カルト映画
と言い切ってしまっているのだ。

https://x.com/Le_Figaro/status/1795417240721875262

https://x.com/Le_Figaro/status/1795417240721875262

面白い!

 たしかに、
  「プライベート・ライアン」
   ("Saving Private Ryan")
は、
  「米国教」というカルト宗教宗教説話
だ。
 いや、というか、これに限らず、トム・ハンクス(Thomas Jeffrey "Tom" Hanks)が主演の映画の多くがそうだ。

 こういう時、日本人は、この映画の設定やストーリー展開に全然興味が湧かないのに、なにか、否定的なことを言ってはいけないと思い、「戦闘シーンのリアリティーが凄い」とかって褒めることで収めようとするが、フランス人は、ズバリと、「カルト」と言い切ってしまう。

 ここで、単純に「フランス人を見習おう」などと書くと、「出羽守」というレッテルを貼られてしまうから 言い方に注意しなければならないのだが、まぁ、ここは、日本人は、フランス人のやり方に注目してみる価値があるのではないだろうか。

 例えば、「忠臣蔵」を見た欧米人が、「どうしてそうなるのか さっぱり判らん。ナニが面白いのか さっぱり判らん。これは『日本教』のカルト映画だ」と評しても、それを聞いた日本人は、「そうだろうねぇ。判らんだろうねぇ」としか思わず、別にそれを失礼だとは思わないだろう。それと同じで、非米国人の我々は、「プライベート・ライアン」を見て、「カルト映画だ」と言い切って全然問題ないのだ。ちょっとも面白くないのに、「戦闘シーンが凄くリアル」とか無理やり褒める処を探して云わなくってもいいのだ。

 つい先日、京都の八坂神社で、欧米系外国人たちが、極めて乱暴で失礼で不敬極まりなく、極めて傲慢・横暴な騒動を起こしたが、その背景には、日本人が 外国人 特に 欧米人に対し 普段から譲歩し過ぎているという悪しき慣例があり、それがこのような事件を招く温床になっているではないだろうか?その点、フランス人ならどうか、ちょっと考えてみてもいいんじゃないかと私は思う。

Joshua Lee Sherlock, ONE KYOTO TOURS


刑法第188条


 いやぁー、こういうことがあるから、フランスメディアのフォローは必要なんだなぁ。

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