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デカヘソ打つな

回らない、回らないという我々パチンカスの叫びを聞き、SANKYOからeユニコーンが、藤商事からP貞子が大きなスタートチャッカーを搭載してリリースされました。
さあこれからは俺らのターン、今まで虚仮にしやがってこの野郎、こんなにヘソが開いてりゃ回って回って回って回…りませんでした。諭吉は飛んで飛んで飛んで…ってもうええでしょう。許して。

ヘソが開くなら他を開ければいいじゃない、ということで、道や鎧、ジャンプなどヘソ以外の釘が酷い調整になりました。前述した2機種に先んじてデカヘソを搭載した牙狼ミュージアムの時と同じ現象が起きてしまいました…って、何となく予想してた人も多いはず。

聞くところによると、ユニコーンで20回転/1kというゴミ以下の調整(等価ボーダー30回転)のとんでもホールがある模様です。ちなみに1時間当たりの期待値(等価)は衝撃、というよりもはや笑撃の-5000円。1時間打つごとに2、3日メシ抜きの生活を強いられる計算になります。絶対打つなよ。

結局、やる気の無いホールからすればヘソが大きくなろうが知ったことかバカヤローというのが本音。上述のような極端なマイナス調整は例外(というか論外)としても、他の台同様、ボーダー-1〜3回転くらいがデフォルトの調整じゃないでしょうか。よく回るなんて思って打ってるその台だって、長期的に見れば負ける台かもしれませんよ。

ここが一番の問題。ユーザーが回ると勘違いしてしまう点を鑑みれば、今までの回らない台よりよっぽどタチが悪いと思うのです。ボーダーラインの高低と期待値は比例しないので、ちょっと回らないかなくらいの違和感でも実際には大怪我もの。正直、ボーダー-5くらいならギリ打てちゃうと思います。そんなの打ってたら本当に死にますって。
本人の気づかぬうちに蝕んでいく様はまさにガン細胞。気づいた頃に財布はボロボロ、帰りの電車賃すらありません。

なんですかこれ。ユーザーを救うために作られたのかと思ったら、明らかに店の方がおいしい思いをする仕組みになってるじゃないですか。おかしいです。こんなの絶対おかしいよ。


というわけで、養分の僕が頑張って導き出した結論は、デカヘソ打つな。これです。

皆さんがボーダーマイナスの台を打ち続けているうちに、ホールはどんどん増長します。パチンコで抜いた利益がパチスロに還元…なんて甘デジより甘い考えはよしましょう。楽に利益が取れると怠けるだけです。大体、本当にやる気のあるホールはそんな狡いことしなくてもちゃんとバランス良く回収と還元をします。露骨にぶっこ抜くようなところはパチもスロも期待できません。

…と、いくら私がお気持ち表明したとて、これらの台に対する需要が高いことは事実。ユーザーはそれだけ回るパチンコを求めているということです。このことをホールはもっと重く受け止めるべきではないでしょうか。つまり、パチンコもお客さんに楽しんでもらおうと頑張って欲しいと思うのです。
もちろんパチスロに比べて利益の調整が難しいことは知っています。ただ、それは打ち手に不利な釘調整をしていい理由には決してならないはず。ボーダー-4以下みたいな酷い調整はやめて、1シマに数台ボーダー+2〜3程度の台をイベント日に置くだけでも、だいぶ印象は良くなると思います。

以上、デカヘソ、そして最近のパチンコに対する自分なりの考えをまとめました。ちなみに私のデカヘソ台の戦績は無敗。あの重い初当たり確率ですごくないですか?ちなみに内容はというとユニコを4千円だけ打って2連終了で即流し。それ以来打ってません。あ、回転率は1k25回転でした。

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