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電気代が高騰し続けることによって各方面に影響が出ている。お仕事もやりにくくなる。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

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先日、杉田木工所に某公共施設から
経年劣化しているローテーブル(センターテーブル)の
修繕依頼がありました。

修繕にどれくらいお金がかかるか、見積りをして欲しいと
頼まれまして、電話だけではよくわかりませんので
現状のテーブルを見せてください。とお願いし
現状を見せて頂きました。

某公共施設_ローテーブル_01


某公共施設_ローテーブル_02

某公共施設に納品されたのが、某公共施設が建設されて
開業された初年度ぐらいだそうで、納品から30年は経過している
テーブルでありました。

天板の塗装は、所々下地がむき出しで、天板の角はささくれ立っている
状態で、全部で数台あるのですが、全部が同じ傷み具合でありました。

栓という木材の無垢材を加工しテーブルにされ、着色ウレタン塗装が
施されたテーブルで、修繕するにも、すべての現状塗装を擦り落して
再塗装する。という修繕内容でお見積りをすることで、某公共施設事務局と
合意し、その日は帰所いたしました。

それから、すぐにローテーブル修繕のお見積りをしまして、お見積書を
データで送信いたしました。

送信から10日ほど経ちまして、事務局から結果報告をいただきました。
結果は、修繕工事は「保留」。という結果でした。

「保留」になったいちばんの要素は、
某公共施設の電気代の高騰にありました。

公共施設なので、年間予算を立てて、その予算内で年間運営して
翌年、決算報告という通常の流れとなるのですが、
昨今の世界情勢による原油高騰などが電気代を圧迫して
どうも、年間予算が年度末までに枯渇する可能性があるとかで
某公共施設の予備費のような維持のされ方をしている施設修繕費も
電気代にまわされることになり、ローテーブルの修繕は
棚上げとなりました。との結果報告でありました。

2022年04月頃に、某地方自治体が数か所、
最近になって自治体の電気の運営をお願いしていた新電力会社が
破綻されて事業が停止し、電気の運営をお願いしていた自治体の
その後の電気を大手電力会社が運営を引き受けてくれるのですが
電気代が2倍に跳ね上がり、各自治体の電気にかかる年間予算が
年度末を待たずして枯渇。急遽補正予算を組み、電気代の年度後半に
あてるという事態が起きていたのを思い出しました。

2022年の秋ぐらいから、原油相場が今より下落して
少し落ち着いてくるのではないかと言われ始めました。
原油相場高騰を理由に毎月のように電気料金の値上げを
打ち出してくる大手電力会社には、もう少し企業努力している
姿を消費者に見せて欲しいと家具屋 杉田は思うのでありますが
思ってもみなかったローテーブルの修繕工事の「保留」理由
だったために、びっくりと怒りを軽く覚えた次第であります。

ローテーブルを使用している場所は、現在はコロナで
利用を停止し、閉鎖されている場所です。
コロナ禍が明けた暁には、利用者さんが使われるわけで
早く修繕した方が良いとは、家具屋 杉田は個人的に思う
わけですが、親分が自治体なのでなかなか判断もすぐには
出来ないのでしょう。

なんとも皮肉が結果で、まことに残念です。
まさか、電気代の高騰が杉田木工所のお仕事を阻む事態を
起こすとは考えてもおりませんでした。

相見積もりなので、他社が受注する可能性はあるのですが
公共の場所の備品ですので、早く修繕した方が良いと
思います。

2022年9月になってからも、物価の高騰は続いておりまして

2022年09月から値上がったものたち。
地味に痛い9月から値上げされた商品

頭の痛い日々が続いております。

こんな理由で、お仕事が棚上げになってしまい
なんとも、やるせない気持ちでいっぱいです。

何をもってして「正常化」とするのかはわかりませんが
急激な円安や原油相場の高騰、物価高騰は間違いなく
「異常事態」でありまして、日本経済の運営も
杉田木工所のようなスモールビジネスの運営も「痛み」しか
伴いません。
やりにくいですねぇ。お仕事が…。弱ったもんです。

「保留」という判断先送りなので、
いつぞやは、ローテーブルも修繕工事をするのでしょうから
待ちたいと思います。杉田木工所が受注するかはわかりませんが
社会にお役に立てるお仕事が出来れば
杉田木工所としましては、とりあえず安心なので
某公共施設の事務局には、早く修繕工事を実施して欲しいと
切に願い、本日、杉田木工所noteを終了したいと思います。

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